なぜか俺は親友に監禁されている~夏休み最後の3日間~

ha-na-ko

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マンション

4. 早…とちり……!?

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谷垣さんは手島さんの尻穴をぐいっと拡げると、先に入っているバイブをそのままに自分のモノにローションをたらし、押し当てていった。

「んっ……くぅー……」

歯を食いしばる手島さん。谷垣さんは腰をがっちりと掴み、お構いなしに押し進めて行く。

いくら初心者用のサイズのバイブでも、それプラスあんなでかいのが入って行く様は鬼畜そのもので、オレはぞくっとなった。

「どうだ……おいしいか?」
「はい」

勢いよく引き抜くと、ずりゅう!!と激しい音を立てて押し込まれた。
その瞬間

「あぁー……」

手島さんが天を仰ぎ、射精した。



「まったく、我慢ができないんだな……」

谷垣さんは一旦自分のモノとバイブをゆっくり抜いた。

「す……すいません……」

はぁ、はぁ、と荒い息をしながらうなだれる手島さん。


『ナツは我慢ができないんだな。』
ハヤがオレの耳側で呟いた言葉とかぶる。身体の芯から熱くなり押さえが利かなくなっていた。

「お! オレに話って!! な……なんですか!?」

頭ではとにかく本題にいこうと必死だった。


すくっと立ち上がった谷垣さんの前に手島さんはまたひざまづき、今度は谷垣さんのちんこを口に咥え、フェラチオをしはじめる。

「君の覚悟を知りたかったんだ。
アレはわたしの後を継ぐ。そう育ててきた。
だが、一方で、やりたいようにもさせてきたんだ。
なかなか駆引きの上手いやつでね。

わたしがやれと言った事をこなし、その代わり自分の希望も言うようになった。

いつだったか、家出をして、
その時に何かきっかけの様なものを見つけたらしい」


オレと初めて会った時だ。

『敵が現れたら、そいつの弱点とか調べて、そんでそいつ倒すために鍛えるんだぜ!!
それにはさ、すごくしんどかったり、時には自分も犠牲にするんだけど
正義のためには愛のためには、惜しくないって。』

まさか、あれを実践してたんだ……。

くくっと笑いが込み上げてきた。

「何が可笑しいんだね」

「あ、いえ……何でもないです。
でも、それとオレの覚悟と……、その…手島さんに対してやっている行為と…結びつかないんですけど……」


谷垣さんは自分のモノをしゃぶらせている手島さんの頭を撫でる。手島さんは愛おしそうに上目遣いで答えているようだった。

「あぁ……いや。もういいんだ。
君には覚悟も何も、もうする必要がなかったってことがわかったからね」

「ど……どうゆう意味ですか!?」

谷垣さんは手島さんの髪の毛を思いっきり掴んで自分から口を離させた。
手島さんは、自分でアナルに指を入れると、もう一度丹念にほぐし、四つんばいになり今度は谷垣さんが見える位置で尻の割れ目を両手で開けた。
受け入れ態勢万全のソコに谷垣さんは勢いよく肉棒を突っ込み、激しく腰を振り出した。

「あぁっ!あんっ!はんっ!んんっ!あんっ!」

手島さんはまた可愛い声で啼きだす。

「隼人が……んっ! 君に執着でも…はっ!してるんじゃぁ、ないかと……んっ!思ってたん、だけど……。
どうも、わたしの早とちり…だった……ようだ」

腰を激しく手島さんの尻に打ちつけながら、途切れ途切れに会話を続ける。
その間でも、手島さんは刺激に溺れ、手で身体を支えられなくなり前のめりに崩れた。

「早…とちり……!?」

「君は今、…んっ!自分の置かれて…いる、状況すら……んんっ!把握していない。それが、ふっ!全てを物語っているんだよ」

どういう意味か全くわからない。
でも、オレはこの「早とちり」だと言われた事がなんだか許せない気持ちになっていた。

「ハヤは…、オレに執着してましたよ。間違いなく!!」

「ん!?」

「オレのことが好き過ぎてここに三日間監禁していたくらいですからね」

「ほぉー……。
で……君はもうそれで用無しにされたのかい?」

口ごもってしまった。
オレに何も告げずに姿を消したハヤにそう思われたのかもと不安になった。

『好き……好きだ……ナツ……ナツ……。はぁ、はぁ…好…き……』

だが、ハヤの言葉が脳裏にこだまする。




「いや、それは違います。

それに……。ハヤとの事に関して、

オレは全て「覚悟」していますから!」



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