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3日目
2. やってもらうのはもう勘弁だ。
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自分でアナルをいじってみることにした。
やっぱ中って洗うんだよな……。
これ慣れないとハヤとはできない……。つぅーか、考えるとしたくない……。
かといってやってもらうのはもう勘弁だ。
思い切って、指を入れてみる。
一昨日、昨日と弄られ倒したソコは襞もやわらかく、すんなりと受け入れた。
やばい、もうゾクゾクする。
第一関節まで入れ、ゆっくり回し、シャワーヘッドを取った。
ノズルをあてがい、じわじわとお湯を注ぎいれる。
一気にというのはオレ的に無理でした。
少しづつ注いでは、トイレへ駆け込む。その繰り返し。
多分、ハヤの部屋では、そんなオレのオタオタした姿を想像して待っているんだろう。
部屋から出てくんなよ!! と強く言い聞かせているから出てこないけど、こんなオレ、絶対見せたくねぇー。
放便している姿を見られているにもかかわらず、そんな変な男のプライドが頭をもたげた。
「これで、いいかな……」
急に緊張が上がってきて、自分に言い聞かすように言った。
改めて鏡を見てみる。
そこには錠前の付いた首輪だけした自分の姿。
筋肉質とまではいかないが、そこそこ肉付きはある。色は白い。日に焼けても赤くなる体質で、一時期はそれがコンプレックスだったが、間違いなく男の身体で……。
でも、その身体にはすでに2日間、愛された証が付いていた。
今だからそう思えるのだが……。
ひでぇーな……。
太ももとすねにも青あざのように紐の痕がある。それになんだ、この赤いぽつぽつは……。
それは白い肌に映えるほどきつく着けられたキスマークだった。
新学期早々体育あったら呪ってやるからな!!
だが、これからもっと深く、この身体にあいつを刻むんだ。
自分で自分の身体を抱き込み、ふぅ…と息を吐いて、また着ていたハヤの短パンとTシャツを着直した。
部屋へそろっと入る。
カーテンは閉められ、昼間の明かりが隙間から漏れている。
その光の前にハヤが立っていた。
その姿はもうボクサーパンツ一枚だけ。
筋肉質なその身体は、緊張で波打ち、股間はもっこりと膨らみ、なんとも官能的で、オレはごくりっと喉を鳴らした。
「ナツ……」
このハヤの低音ボイスに導かれるように、オレはハヤに一歩ずつ近づく。
自分の心臓も脈打っていた。
「キレイにしてきたんだ」
オレは黙って頷く。
「自分でできた?」
また頷く。
「はぁーーーー……、ありがとう」
ゆっくりとオレを抱きしめた。
何のお礼なのか?
自分のためにそんな事までしてくれたということなのだろうか。
オレは抱きしめられながら首を振った。
頬を撫でられる。こそばゆくってピクッとなる。そのままその手はゆっくりと首筋に向かい、掛かっている首輪に触れた。
そしてTシャツを着たオレの胸元にまでその手が降りてくる。
「はぁっ……」
赤く火照ったハヤの顔が艶かしくオレを見つめ、苦しそうに息を吐いた。
その姿がカーテンの隙間から差し込む光りにぼんやりと照らされ、
オレの理性が吹っ飛んだ。
オレの胸を撫でていたハヤの手を強く掴むと、勢いよくベッドへ押し倒す。
「!!!」
「ナ・・・・ナツ!?」
ベッドに沈むハヤが驚いたように俺の名前を呼んだが、オレはお構いなしにハヤの身体に跨り、激しくキスを迫った。
舌を差込み、絡め、咬みつくように何度も唇を合わせた。
唾液が混ざり、いやらしい音を出す。
くちゅっ、くちゅっ、ちゅっ、んちゅっ……
「んんっ……はんっ……、はむっ、んっ……」
息も絶え絶えで唇を離したとき、つり橋のように光る唾液がお互いの唇を繋いだ。
やっぱ中って洗うんだよな……。
これ慣れないとハヤとはできない……。つぅーか、考えるとしたくない……。
かといってやってもらうのはもう勘弁だ。
思い切って、指を入れてみる。
一昨日、昨日と弄られ倒したソコは襞もやわらかく、すんなりと受け入れた。
やばい、もうゾクゾクする。
第一関節まで入れ、ゆっくり回し、シャワーヘッドを取った。
ノズルをあてがい、じわじわとお湯を注ぎいれる。
一気にというのはオレ的に無理でした。
少しづつ注いでは、トイレへ駆け込む。その繰り返し。
多分、ハヤの部屋では、そんなオレのオタオタした姿を想像して待っているんだろう。
部屋から出てくんなよ!! と強く言い聞かせているから出てこないけど、こんなオレ、絶対見せたくねぇー。
放便している姿を見られているにもかかわらず、そんな変な男のプライドが頭をもたげた。
「これで、いいかな……」
急に緊張が上がってきて、自分に言い聞かすように言った。
改めて鏡を見てみる。
そこには錠前の付いた首輪だけした自分の姿。
筋肉質とまではいかないが、そこそこ肉付きはある。色は白い。日に焼けても赤くなる体質で、一時期はそれがコンプレックスだったが、間違いなく男の身体で……。
でも、その身体にはすでに2日間、愛された証が付いていた。
今だからそう思えるのだが……。
ひでぇーな……。
太ももとすねにも青あざのように紐の痕がある。それになんだ、この赤いぽつぽつは……。
それは白い肌に映えるほどきつく着けられたキスマークだった。
新学期早々体育あったら呪ってやるからな!!
だが、これからもっと深く、この身体にあいつを刻むんだ。
自分で自分の身体を抱き込み、ふぅ…と息を吐いて、また着ていたハヤの短パンとTシャツを着直した。
部屋へそろっと入る。
カーテンは閉められ、昼間の明かりが隙間から漏れている。
その光の前にハヤが立っていた。
その姿はもうボクサーパンツ一枚だけ。
筋肉質なその身体は、緊張で波打ち、股間はもっこりと膨らみ、なんとも官能的で、オレはごくりっと喉を鳴らした。
「ナツ……」
このハヤの低音ボイスに導かれるように、オレはハヤに一歩ずつ近づく。
自分の心臓も脈打っていた。
「キレイにしてきたんだ」
オレは黙って頷く。
「自分でできた?」
また頷く。
「はぁーーーー……、ありがとう」
ゆっくりとオレを抱きしめた。
何のお礼なのか?
自分のためにそんな事までしてくれたということなのだろうか。
オレは抱きしめられながら首を振った。
頬を撫でられる。こそばゆくってピクッとなる。そのままその手はゆっくりと首筋に向かい、掛かっている首輪に触れた。
そしてTシャツを着たオレの胸元にまでその手が降りてくる。
「はぁっ……」
赤く火照ったハヤの顔が艶かしくオレを見つめ、苦しそうに息を吐いた。
その姿がカーテンの隙間から差し込む光りにぼんやりと照らされ、
オレの理性が吹っ飛んだ。
オレの胸を撫でていたハヤの手を強く掴むと、勢いよくベッドへ押し倒す。
「!!!」
「ナ・・・・ナツ!?」
ベッドに沈むハヤが驚いたように俺の名前を呼んだが、オレはお構いなしにハヤの身体に跨り、激しくキスを迫った。
舌を差込み、絡め、咬みつくように何度も唇を合わせた。
唾液が混ざり、いやらしい音を出す。
くちゅっ、くちゅっ、ちゅっ、んちゅっ……
「んんっ……はんっ……、はむっ、んっ……」
息も絶え絶えで唇を離したとき、つり橋のように光る唾液がお互いの唇を繋いだ。
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