僕はオモチャ

ha-na-ko

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キッチン

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昴ニイはリビングのソファーで寝息をたてだした。

部活して帰ってきてから、あんな状態の僕を見て、その流れで3人でSEX。
それからお風呂でも……。
さすがの昴ニイも体力限界!?だったのかな。


僕はキッチンで食器を洗っている雅ニイのすぐ後ろのキッチン台で牛乳を飲んでいた。
そこに置かれたコンビニの袋からコンドームの箱がちらっと見え、なんとなく気になって手に取る。

見たことないわけではない。
友達の兄貴なんか、部屋のその辺にほったらかしだったし。

初体験もまだだった中3の僕たちにとっては、それを見てもただの風船と変わらない。
自分が使うなんていうことに対して現実味の無い代物だった。

でも、今は違う……。


徐にMサイズのパッケージを開ける。
そして一つちぎり、中を出してみた。

あ…ヌルヌルしてる……。
けっこうゴムくさい……。

触っているだけで、きゅうっと身体の中心が固くなってきた。



「何してるんだ」

ドキッ!!

いつの間にか夢中になっていたようで、突然の雅ニイの声に心臓が跳ねた。

いたずらしていた子供が見つかったみたいなリアクションで、ゆっくりと振り返る。
見つかった恥ずかしさもあって、興奮もしていて、顔が真っ赤なのが自分でもわかる。

「や……あの、どんなのかなぁ……って」

おどおどと返事をすると、雅ニイは僕の口元を親指でそっとなぞった。

「健……口元に…牛乳……」

「あっ……」と僕が口を開くと、その親指の先が僕の口の中にするっと入り込んでくる。

僕の舌や歯列をなぞり、ぴくんっと身体が反応した瞬間、雅ニイがかぶりつく勢いで僕に口づけた。

「んん…んっ……」

ちゅっと音を立て離れると、僕より赤い顔の雅ニイが興奮したエロい視線で僕を見下ろしている。
そして、すっと僕が手に持っていたコンドームを取り上げた。

「一度、試しに着けてみるかい?」

そう言うと、僕の履いていたスウェットの紐を解きだした。

えっ……えっ……えっ……
ここで!?

僕がおろおろしているうちに、雅ニイは僕のパンツもするっと足元まで下した。
ぷるんっと露わになった僕のちんこは、もうくいっと上を向き、それなりに主張している。
それを見て、ちらっと僕の顔を見上げる雅ニイは、僕にエロいいたずらをする時の目に変わっていた。

なんだか期待しているのを見透かされ、悔しいのと恥ずかしいのとで唇を噛む。
すると雅ニイは僕のちんこの先にふぅと息を吹きかけた。

ぴくんっ!!

力が入り、僕のちんこの先が揺れ、先端からは透明な露がぷくっとあふれ出す。
雅ニイはコンドームの真ん中を抓んで、その先端に宛がうと、くるくると僕のちんこに被せていった。

「うん……大丈夫だね」

薄いピンク色のコンドームは僕のちんこを包み、裸の時よりもいやらしく見える。

そんな下半身を露出している場所がキッチンだということがより一層僕をドキドキさせ、雅ニイのメガネの奥の鋭い視線が全身を震わせる。
雅ニイは僕の腰に触れ、そのままするすると脇腹からシャツの中に手を滑り込ませてきた。
胸の突起に到達すると、もう慣れた様子で僕の乳首をこねくり回し出す。

「あんっ!あっ!んんっ!!」

ジンジンして声を上げる。
雅ニイには僕の弱い部分はお見通しだ。

また、雅ニイのペースでいたずらされてると思うと、なんだか悔しくなってきた。

「ま……雅ニイも……」

僕は雅ニイのズボンに手を掛ける。

「あ…いや、俺はまだ風呂にも入ってないから……」

慌てた様子で僕の手を掴んだが、僕はかまわずベルトを外しジーンズのチャックを降ろす。
そしてその隙間から見えるパンツもずり下げた。
ボロンと出た雅ニイのちんこはピクンピクンとし、熱は持っているもののやはり勃つまでには至っていなかった。

「……だから…いい……」

むっ!!
僕だけこんな恥ずかしい恰好させられて、また、僕だけ……。

僕は足元に跪くと、雅ニイのちんこを持ち上げパクンと口に放り込んだ。

「あっ、健!んんっ!!」
ぐぐぐっ!!

僕が口に入れた瞬間、体積を増し、ぬるっとしたものが先からあふれ出した。

あ……マグレじゃなかったんだ。
本当に、僕で、僕が雅ニイの快楽スイッチ……。

自分が雅ニイの特別なんだということが嬉しくて、何度も顔を動かしくちゅくちゅと音を出し吸い上げる。
すると、どんどん硬さを増したちんこは、ピンッと雅ニイの身体から直角になるほどガチガチになった。

「やったぁー!へへっ」


僕は無邪気に笑って雅ニイを見上げた。


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