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またまた拾ったのは...
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よし。全員の手当はすんだね。みんな命に別状はなかった。わたしの見立てはあっていたよ。大体セイにやらせたな。もちろん女性は私だけど。
「セバス、ノア、セイ。私はギルドの方に依頼達成報告しにいくから後お願い」
「了解」
「はい」
「御意に」
それぞれの返事を聞いて、私はユグドルをでる。
あ~。一時間ぐらいたってる。時計はでかいし高いからい貴族だけが持っている。平民は鐘か、大きい町にある大時計でしか時間わからないし。腕時計も作ろうかな?もちろん結界魔法とか壊れにくい鉱石とかで壊れにくくして。あ、私の鱗使えばよくない?名案だな。そうだここはテンプレ通りにセバス達にポケットに入れるパカッと開く時計。なんて言ったけ....忘れたけどそれを作ろう。執事たる者、時間をいつでも知れるようにした方が楽だろう。
因にセバスはずっと心の中で時を刻んでいるらしい。どんな体内時計をしているんだと思ったよ。しかもそれで一秒の狂いもなく正確だからさらにすごい。
ーーーーーーーーーー
「お~い。ラプタ」
「シエル。かえったか」
そんなこんなで、私はギルドに依頼達成報告をしに、ギルドマスターのラプタに会いにいった。
「今回は遅かったな」
「ちょっとトラブルがあってね」
「そうか。それで火竜の討伐は?」
「もちろん完了だ。解体して肉はもらったけど素材はあげるよ」
「気前がいいな」
「必要があまりないだけだ。私がドラゴンを狩るときはほぼ肉目当てだ。あれはマジで溶けるおいしさ」
私はドラゴン肉の味を思い浮かべ、顔をほころばせる。けどラプタの次の一言で崩れ落ちる。
「そうかい。そういえばお前に指名依頼が来てるぞ」
「い、依頼….」
「期限は指定されていないが、できれば一週間後には来てほしいと言っている」
「だらだらしたい。小説とかの主人公がスローライフをしたいって言ってたの同感だわ。私の人生はスローじゃないの?」
そういえば関係ないけどタイトルは合ってるわ。でも私令嬢じゃないよ。生まれたとき令嬢だからずっと”元”令嬢でいると言いたいのかな?
「何を言っているのかよくわからないが一週間ぐらいは間あるぞ?」
「今はとにかく3日は寝て過ごして、あとはストレス発散したい」
「でも依頼はお前が前言ってた国の王様からだぞ?」
え?マジで?面倒ごとしか頭に思い浮かばないんだけど。私なんかした?最近休めてない。まだ国を出て6ヶ月ぐらいしかたってなくない?
「内容は…?」
「その前に知ってるか?」
「何を?」
「魔王のこと」
魔王?魔の王と書いて魔王のあの魔王ですか?そんなのいるの?どれだけ設定詰め込んでんの?よくこれで世界が崩壊しないね?え?ていうか本当にいるの?
「その様子じゃ知らないか。魔王と言ってもイグリエの魔族の王ではなくて、魔物の王という奴だ」
「うん、で、なんでそれが私の依頼と関係ある?知らなくても生きてけるじゃん」
「その魔王は今ままで静かにしていたんだがここ最近いきなり動きだしてな?『勇者召還』することになったらしい」
なんか聞いたことあるテンプレ。それで主人公がクラスメイトだったりするんだよ。確か。そのはず。う~ん今日はドラゴンステーキだな。鉄板焼きで。
「現実逃避するな」
「依頼って勇者を鍛えろとかそんなんでしょ?」
「よくわかったな。そうだ」
マジかぁぁ!やだ!受けない!
「拒否する」
「…..なんかあったのか?」
「なんで教えなきゃいけない。ほかの人に頼め。一応理由の一つを上げておこう。私の術は高技術の物ばかり。伝説の魔法もある。これでは力の均衡が崩れるだろう」
「それもそうだな。じゃぁ断りを入れておく」
「ああ、よろしく。じゃぁ私はしばらく家にこもるから」
そう言ってクロロフェルが先ほど使わない宣言をした転移魔法を使った。
ばれなければいいんだよ!目標はどっかの森。秘密基地みたいな場所だよ。まぁ、ギルドとかの方はとりあえず平穏か。本当にこの世界はどうなっているんだろうか?神様死ね。
ーーちょっと!ひどくない!
な!神様!なんでいま出てくるんだ!え?マジで?
ーーマジだよ。私もシリアスの時に話しかけたんだけどそうにもいかなくてね。ちょっと伝えたいことがあって。
さいですか。もういろんなことが合ったからおどろかないよ。それで何用?
ーーうろ覚えだろうけど転生するときに私、貴方に世界が間違ってつながちゃった、って言ってたでしょ?
ああ、あれですか。というか転生するときの記憶を返せ。
神様は転成する際に必ず【転生の間】の記憶を消す。私の場合は完全に消すのじゃないヤツだけど。
ーー後で返すから。話を戻すよ。それで今貴方がいる世界がつながったんならほかのもつなげてみない?ということで何個かつなげました。
へ?
ーーつながった世界が増えました。
マジで言ってんの?本気?私が今見つけたのさ、乙女ゲー、VRMMOの世界、それで勇者様達。これでもカオスなのにまだ増えると?
ーー面白くするなら徹底的にということです。神王様♪
黙れ。私はまだ神王じゃない。はぁ。仕方ない。もう世界をつなげちゃったならどうしようもできないし。今を楽しんどくよ.....はぁ。
ーーじゃぁね~~~。
マジで死ね女神。
そして、天の声(笑)が聞こえなくなった。言うのを忘れていたが、私を転生させた神は女神だ。神にも階級という物があるが、それは後ほどに教えよう。
ーーーーーーーーーー
口悪いですね。クロロフェル。なんか最近どんなストーリーにしようか迷いますね。最初ので出しは決まってるから良いんですけど、書いていくうちにストーリーの分岐点が出てきますからね。
「セバス、ノア、セイ。私はギルドの方に依頼達成報告しにいくから後お願い」
「了解」
「はい」
「御意に」
それぞれの返事を聞いて、私はユグドルをでる。
あ~。一時間ぐらいたってる。時計はでかいし高いからい貴族だけが持っている。平民は鐘か、大きい町にある大時計でしか時間わからないし。腕時計も作ろうかな?もちろん結界魔法とか壊れにくい鉱石とかで壊れにくくして。あ、私の鱗使えばよくない?名案だな。そうだここはテンプレ通りにセバス達にポケットに入れるパカッと開く時計。なんて言ったけ....忘れたけどそれを作ろう。執事たる者、時間をいつでも知れるようにした方が楽だろう。
因にセバスはずっと心の中で時を刻んでいるらしい。どんな体内時計をしているんだと思ったよ。しかもそれで一秒の狂いもなく正確だからさらにすごい。
ーーーーーーーーーー
「お~い。ラプタ」
「シエル。かえったか」
そんなこんなで、私はギルドに依頼達成報告をしに、ギルドマスターのラプタに会いにいった。
「今回は遅かったな」
「ちょっとトラブルがあってね」
「そうか。それで火竜の討伐は?」
「もちろん完了だ。解体して肉はもらったけど素材はあげるよ」
「気前がいいな」
「必要があまりないだけだ。私がドラゴンを狩るときはほぼ肉目当てだ。あれはマジで溶けるおいしさ」
私はドラゴン肉の味を思い浮かべ、顔をほころばせる。けどラプタの次の一言で崩れ落ちる。
「そうかい。そういえばお前に指名依頼が来てるぞ」
「い、依頼….」
「期限は指定されていないが、できれば一週間後には来てほしいと言っている」
「だらだらしたい。小説とかの主人公がスローライフをしたいって言ってたの同感だわ。私の人生はスローじゃないの?」
そういえば関係ないけどタイトルは合ってるわ。でも私令嬢じゃないよ。生まれたとき令嬢だからずっと”元”令嬢でいると言いたいのかな?
「何を言っているのかよくわからないが一週間ぐらいは間あるぞ?」
「今はとにかく3日は寝て過ごして、あとはストレス発散したい」
「でも依頼はお前が前言ってた国の王様からだぞ?」
え?マジで?面倒ごとしか頭に思い浮かばないんだけど。私なんかした?最近休めてない。まだ国を出て6ヶ月ぐらいしかたってなくない?
「内容は…?」
「その前に知ってるか?」
「何を?」
「魔王のこと」
魔王?魔の王と書いて魔王のあの魔王ですか?そんなのいるの?どれだけ設定詰め込んでんの?よくこれで世界が崩壊しないね?え?ていうか本当にいるの?
「その様子じゃ知らないか。魔王と言ってもイグリエの魔族の王ではなくて、魔物の王という奴だ」
「うん、で、なんでそれが私の依頼と関係ある?知らなくても生きてけるじゃん」
「その魔王は今ままで静かにしていたんだがここ最近いきなり動きだしてな?『勇者召還』することになったらしい」
なんか聞いたことあるテンプレ。それで主人公がクラスメイトだったりするんだよ。確か。そのはず。う~ん今日はドラゴンステーキだな。鉄板焼きで。
「現実逃避するな」
「依頼って勇者を鍛えろとかそんなんでしょ?」
「よくわかったな。そうだ」
マジかぁぁ!やだ!受けない!
「拒否する」
「…..なんかあったのか?」
「なんで教えなきゃいけない。ほかの人に頼め。一応理由の一つを上げておこう。私の術は高技術の物ばかり。伝説の魔法もある。これでは力の均衡が崩れるだろう」
「それもそうだな。じゃぁ断りを入れておく」
「ああ、よろしく。じゃぁ私はしばらく家にこもるから」
そう言ってクロロフェルが先ほど使わない宣言をした転移魔法を使った。
ばれなければいいんだよ!目標はどっかの森。秘密基地みたいな場所だよ。まぁ、ギルドとかの方はとりあえず平穏か。本当にこの世界はどうなっているんだろうか?神様死ね。
ーーちょっと!ひどくない!
な!神様!なんでいま出てくるんだ!え?マジで?
ーーマジだよ。私もシリアスの時に話しかけたんだけどそうにもいかなくてね。ちょっと伝えたいことがあって。
さいですか。もういろんなことが合ったからおどろかないよ。それで何用?
ーーうろ覚えだろうけど転生するときに私、貴方に世界が間違ってつながちゃった、って言ってたでしょ?
ああ、あれですか。というか転生するときの記憶を返せ。
神様は転成する際に必ず【転生の間】の記憶を消す。私の場合は完全に消すのじゃないヤツだけど。
ーー後で返すから。話を戻すよ。それで今貴方がいる世界がつながったんならほかのもつなげてみない?ということで何個かつなげました。
へ?
ーーつながった世界が増えました。
マジで言ってんの?本気?私が今見つけたのさ、乙女ゲー、VRMMOの世界、それで勇者様達。これでもカオスなのにまだ増えると?
ーー面白くするなら徹底的にということです。神王様♪
黙れ。私はまだ神王じゃない。はぁ。仕方ない。もう世界をつなげちゃったならどうしようもできないし。今を楽しんどくよ.....はぁ。
ーーじゃぁね~~~。
マジで死ね女神。
そして、天の声(笑)が聞こえなくなった。言うのを忘れていたが、私を転生させた神は女神だ。神にも階級という物があるが、それは後ほどに教えよう。
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口悪いですね。クロロフェル。なんか最近どんなストーリーにしようか迷いますね。最初ので出しは決まってるから良いんですけど、書いていくうちにストーリーの分岐点が出てきますからね。
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