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エスリアール王城 出会い
はじめてのショッピング~ランチタイム~6
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「はい、はい!アーヤ様、私のチョコパフェのトッピングも味見しませんか?こちらの細長いチョコをどうぞ!」
「リリアさんもくれるんですか?」
「アーヤ様、これなら長いので私でも届きます。はい。あ~ん。」
「あ~パク。」
チョコスティックうま。
「リリアさん、ごちそうさまです。」
見たことあるシマシマのチョコスティックみたいなチョコトッピング。異世界のパフェ、まるで再現したように高いクオリティ。絶対、スイーツ好きな迷客が一人は来てそうだよ。
ありがたいわ。
連続で味見と言う名の餌づけをされてるような気がするのだけれど、気のせいじゃない?
まさか、シュナイゼさんまでしないよね…。ふと、シュナイゼさんの方を見た瞬間、目が合った。あ、こっち見てたの?
シュナイゼさんまだカスタードパイ食べてないんだ。減ってない。
「シュナイゼさん、騒がしくしてしまってすみません。落ち着いて食べれなかったですよね?」
「いえ、そのようなことは。アーヤ様の世界にもこのような甘い物はあるのですか?」
「はい、こういった甘い食べ物はほとんど同じようですね。果物と違って、知っている味と見た目って何だか美味しいだけじゃなく、懐かしいし、お互いに美味しさを楽しめるのって嬉しいですね。」
「では、このカスタードパイもアーヤ様の世界にもあるのですか?」
「形は多少違っても、あります。カスタードの甘さ加減や風味は多少違うとは思いますけど。」
「よろしければ、一口いかがですか?」
まさかのシュナイゼさんも?!
「ありがとうございます。」
フォークを持ってスタンバイ。
あ~んはしないよね?
コホン
咳払い?
「アーヤ様、ど…どうぞ。」
するんかい~?!シオンさんから始まった流れだしいっか。
「あ~~パク。」
サクサク モグモグ
パイがサクサク、カスタード濃厚。
「美味しかったです。ごちそう様でした。チョコケーキ、よかったらどうぞ?…シュナイゼさん?」
「………はっ。恐れ入ります。」
「どうぞ。」
「ありがとうございました。他者と味を分かち合うのは確かに、嬉しい感じが致します。」
「ですよね。」
ふふ、いいなぁ。なんだか、単純に思う。
異世界でも、こんな日々を過ごせるなんて。私は幸せ者だなぁ。
やはり、デザートは別腹で全部食べることができた。残さないように食べることに夢中になってしまった。
以前から何かに必死になると他に気が向かなくなったり無口になったけど、食べ終わった時、特に誰かから話しかけられた様子もなかったし、自分への呼び掛けなどを聞き逃したりしていないはず。大丈夫そうだ。
綾子以外の4名は、綾子がデザートに夢中になって食べ終わるまで各々食べながら温かく見守り、エルシオンと綾子が
「「ごちそうさまでした。」」
とまた、手を合わせて言うのを見てシュナイゼ、アネル、リリアもそれに習って同じようにした。
「「「ごちそうさまでした。」」」
仲良く5人でランチを済ました一行であった。
「アネルさん、次はどこに行くんでしたか?」
「次は、予定では魔法道具店です。」
「あ、色変え薬のある店ですね?」
「はい、その店です。」
「楽しみです。」
「この店から遠くないので、わりとすぐ向かえるかと思います。」
「では、皆様次の店に参りましょう。」
「は~い。」
「はい。ついて行きます。」
「そうしよう。」
「向かおう。」
「リリアさんもくれるんですか?」
「アーヤ様、これなら長いので私でも届きます。はい。あ~ん。」
「あ~パク。」
チョコスティックうま。
「リリアさん、ごちそうさまです。」
見たことあるシマシマのチョコスティックみたいなチョコトッピング。異世界のパフェ、まるで再現したように高いクオリティ。絶対、スイーツ好きな迷客が一人は来てそうだよ。
ありがたいわ。
連続で味見と言う名の餌づけをされてるような気がするのだけれど、気のせいじゃない?
まさか、シュナイゼさんまでしないよね…。ふと、シュナイゼさんの方を見た瞬間、目が合った。あ、こっち見てたの?
シュナイゼさんまだカスタードパイ食べてないんだ。減ってない。
「シュナイゼさん、騒がしくしてしまってすみません。落ち着いて食べれなかったですよね?」
「いえ、そのようなことは。アーヤ様の世界にもこのような甘い物はあるのですか?」
「はい、こういった甘い食べ物はほとんど同じようですね。果物と違って、知っている味と見た目って何だか美味しいだけじゃなく、懐かしいし、お互いに美味しさを楽しめるのって嬉しいですね。」
「では、このカスタードパイもアーヤ様の世界にもあるのですか?」
「形は多少違っても、あります。カスタードの甘さ加減や風味は多少違うとは思いますけど。」
「よろしければ、一口いかがですか?」
まさかのシュナイゼさんも?!
「ありがとうございます。」
フォークを持ってスタンバイ。
あ~んはしないよね?
コホン
咳払い?
「アーヤ様、ど…どうぞ。」
するんかい~?!シオンさんから始まった流れだしいっか。
「あ~~パク。」
サクサク モグモグ
パイがサクサク、カスタード濃厚。
「美味しかったです。ごちそう様でした。チョコケーキ、よかったらどうぞ?…シュナイゼさん?」
「………はっ。恐れ入ります。」
「どうぞ。」
「ありがとうございました。他者と味を分かち合うのは確かに、嬉しい感じが致します。」
「ですよね。」
ふふ、いいなぁ。なんだか、単純に思う。
異世界でも、こんな日々を過ごせるなんて。私は幸せ者だなぁ。
やはり、デザートは別腹で全部食べることができた。残さないように食べることに夢中になってしまった。
以前から何かに必死になると他に気が向かなくなったり無口になったけど、食べ終わった時、特に誰かから話しかけられた様子もなかったし、自分への呼び掛けなどを聞き逃したりしていないはず。大丈夫そうだ。
綾子以外の4名は、綾子がデザートに夢中になって食べ終わるまで各々食べながら温かく見守り、エルシオンと綾子が
「「ごちそうさまでした。」」
とまた、手を合わせて言うのを見てシュナイゼ、アネル、リリアもそれに習って同じようにした。
「「「ごちそうさまでした。」」」
仲良く5人でランチを済ました一行であった。
「アネルさん、次はどこに行くんでしたか?」
「次は、予定では魔法道具店です。」
「あ、色変え薬のある店ですね?」
「はい、その店です。」
「楽しみです。」
「この店から遠くないので、わりとすぐ向かえるかと思います。」
「では、皆様次の店に参りましょう。」
「は~い。」
「はい。ついて行きます。」
「そうしよう。」
「向かおう。」
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