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エスリアール王城 出会い
はじめての先触れ魔法3
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やる気スイッチが入れば私はそれなりに頑張れます。こだわりだしたらとことん突っ走る、そう、私はバリバリのB型なのです。
ちなみに干支は猪、亥です。しかしながら、職場や初対面の人と血液型の話をするとなかなかB型と言われない。
猫を被っているつもりはないのだが、皆、口を揃えてA型とおっしゃいます。私の母がA型で父はB型。
私は母のクローン又は前世で双子だったかあと思うくらい、思考も行動も瓜二つなので、A型に見られるのかもしれない。
弟の優に言わせれば、二人のシンクロ率はいつも100%で側にいれば言うタイミング、言葉の一言一句、イントネーション全てが同じ返事で返されるから家族は私が母に似ているから当たり前にA型に見られると思っている。
よし、タイマースタートして5分やってみよう。お腹、右足、右脇、右手、右肩、首、頭、首、左肩、左脇、左足で一周。お腹の毛糸に戻して、ルートのイメージは確定した。
あと何周できるかな。
どうにか、いずれは心臓が血を送る役割みたいにお腹の毛玉も魔力を送る役割になればいいのに。心臓は、ポンプ役。毛糸も収縮してくれればいいのに。今度やってみよう。
ピピピピピピピピピピピピピピ♪
三周したから一分で一周か。結構かかるね。まあ、仕方ない。これから、これから。
「ふぅ…疲れたー。ベンチに座って休もうよ。」
「そうだな。休憩しよう。」
「う~ん。」
両手を空に向かって伸ばし、足もぐっと伸ばす。ふぅ、一段落。
そういえば、出国したらしばらくこの国に戻らない感じになるのなら、前に会ったこの国エスリアールの守護聖獣の麒麟…オルフェウス・ジルフィード様にお世話になりましたしばらく他国に行きますと感謝を込めて歌っておいた方がいいのかな。
また歌ってって言ってたし。でもお城で歌うのはやめた方がいいか。うーん…結界で何とかなる?騒ぎになるのは申し訳ないし、どうしようか。
「お兄ちゃん、前にここで歌った時、結界を張ってもらったけど…。」
「ああ、やったね。また歌いたくなったならやろうか?」
「それなんだけど、出国する前に聖獣の麒麟様にお世話になりました、ありがとうございますって感謝を伝えるのにまた大地讃頌を歌うのはどこでなら大丈夫かな?
城内はダメだよねきっと。存在感ありすぎるもんね。」
「神託の泉は周りを気にしないですむんだが、ここは…私が結界を張っても聖獣の神力が収まりきらないと思うから騒ぎになってしまうかも。」
「騒がれないで済む場所か、方法ないかなー。」ベンチに座り、腕を組んで考えてみるもののいい案が浮かばない。まさにお手上げ。
「あー、思い付けない。お手上げだ。」
そう、言いながら空に向かって両手を上げながら空を見てため息を吐く。
キラキラ…キラキラ
何だろう?光ってる線?青い筋?何か飛んでる?
「お兄ちゃん、あれ何?」
空に向かって指で示す。
「ん?あれは…」
次のページ挿し絵入ります。
ブルードラゴンミニサイズ
ちなみに干支は猪、亥です。しかしながら、職場や初対面の人と血液型の話をするとなかなかB型と言われない。
猫を被っているつもりはないのだが、皆、口を揃えてA型とおっしゃいます。私の母がA型で父はB型。
私は母のクローン又は前世で双子だったかあと思うくらい、思考も行動も瓜二つなので、A型に見られるのかもしれない。
弟の優に言わせれば、二人のシンクロ率はいつも100%で側にいれば言うタイミング、言葉の一言一句、イントネーション全てが同じ返事で返されるから家族は私が母に似ているから当たり前にA型に見られると思っている。
よし、タイマースタートして5分やってみよう。お腹、右足、右脇、右手、右肩、首、頭、首、左肩、左脇、左足で一周。お腹の毛糸に戻して、ルートのイメージは確定した。
あと何周できるかな。
どうにか、いずれは心臓が血を送る役割みたいにお腹の毛玉も魔力を送る役割になればいいのに。心臓は、ポンプ役。毛糸も収縮してくれればいいのに。今度やってみよう。
ピピピピピピピピピピピピピピ♪
三周したから一分で一周か。結構かかるね。まあ、仕方ない。これから、これから。
「ふぅ…疲れたー。ベンチに座って休もうよ。」
「そうだな。休憩しよう。」
「う~ん。」
両手を空に向かって伸ばし、足もぐっと伸ばす。ふぅ、一段落。
そういえば、出国したらしばらくこの国に戻らない感じになるのなら、前に会ったこの国エスリアールの守護聖獣の麒麟…オルフェウス・ジルフィード様にお世話になりましたしばらく他国に行きますと感謝を込めて歌っておいた方がいいのかな。
また歌ってって言ってたし。でもお城で歌うのはやめた方がいいか。うーん…結界で何とかなる?騒ぎになるのは申し訳ないし、どうしようか。
「お兄ちゃん、前にここで歌った時、結界を張ってもらったけど…。」
「ああ、やったね。また歌いたくなったならやろうか?」
「それなんだけど、出国する前に聖獣の麒麟様にお世話になりました、ありがとうございますって感謝を伝えるのにまた大地讃頌を歌うのはどこでなら大丈夫かな?
城内はダメだよねきっと。存在感ありすぎるもんね。」
「神託の泉は周りを気にしないですむんだが、ここは…私が結界を張っても聖獣の神力が収まりきらないと思うから騒ぎになってしまうかも。」
「騒がれないで済む場所か、方法ないかなー。」ベンチに座り、腕を組んで考えてみるもののいい案が浮かばない。まさにお手上げ。
「あー、思い付けない。お手上げだ。」
そう、言いながら空に向かって両手を上げながら空を見てため息を吐く。
キラキラ…キラキラ
何だろう?光ってる線?青い筋?何か飛んでる?
「お兄ちゃん、あれ何?」
空に向かって指で示す。
「ん?あれは…」
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