夢じゃなかった!?

Rin’

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マジェストーラ国立魔法学院 編入

学食っていいね13

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「では最後に。教室に入ってからのお二人の紹介、挨拶は投影とうえい魔道具を使用してその場にいない全学院生、講師関係者も見聞きするそうです。」

「全学院?!それってつまり…生中継リアルタイムで挨拶ってこと?」

「そうなるな。」

(ヒィ~!挨拶って、下手なこと言えないっ。)

「大丈夫、そんなに顔を青くして考えなくても、適当にこれからよろしくとでも言えばいいだろう。」

「いや、少しは考えとけ。」

「紹介と挨拶なんてすぐ終わりますから心配煎りませんよ。ルヴァニレット委員長もそうでしたわよね?」

「まあな。おい、今からそんな情けない顔してどうする。いつも通り一言、二言話すだけだと言っているだろう。」

(そりゃあ、王子様方は慣れていらっしゃるでしょうとも。こちとら一般人は大勢の前で話し慣れていないんですよ…うう、憂鬱だわ。)

「…じゃあ無難によろしくお願いしますかなぁ。」


こうして明日の話を終えた4人は食堂を後にして男子と女子寮のそれぞれ入り口があるフロアに移動する。魔法陣があるそこには、ある人物がこちらを見つめて立っていた。
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