夢じゃなかった!?

Rin’

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マジェストーラ国立魔法学院 編入

I ♡(アイ ラブ)Tシャツ6

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「どちら様ですか?」

『…どちら様?僕だ、ルヴァニレット。二人とも、随分ずいぶんさまになってるじゃないか。』

「あ、やっぱりルヴィ君。」


アーヤが小鳥と会話を始めてしまい、すっかり言いそびれてしまったエルシオンは肩を落とした。


『フン、僕だと気づいているなら何故聞く?』

「ルヴィ君だと思ったけど初対面の人からの連絡かもしれないし一応、ね。」

『あの時の忠告を覚えていたか。』

「む、忘れてないよ。あの時・・・かなりびっくりしたし。それより、どうしたの?もう学園に戻るとこだけど。」

小鳥の口からルヴァニレットの声が細々と小さくなり、アーヤには聞き取りづらいものとなった。

ピチチ

『ああ、…その…せ…門前で…』

「ごめん、聞こえなくて。門って言った?」

『いや、そう、門!門限までまだあるが、そろそろ夕食時だし、戻る頃だろうと思ってだな、どの辺にいるのかちょっと先見を飛ばしてみただけだ。』

「もしかして夕食一緒に行こうと待っててくれたの?」

「ま、まあそうだ。」

「お土産もあるし、夕食一緒しよう。それがいい。ね、シオンさん。」

「…ああ。」

『じゃあ二人ともまずは部屋に戻れ。先見は遮断しゃだんする。』

遮断の宣言をした途端に首をかしげた小鳥は目の前でフッ…と消え去った。

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