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マジェストーラ国立魔法学院 編入
水の都セルリアン~オグリス診療所5
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「ありがたい。じゃあ君は小柄だからそっちの背後から回って、こっちに来て。首と背中をそう、その当たりを押さえてもらいたい。」
「はいっ。わかりました。」
「そっちの兄さんは、足元を頼めるか?!蹴られないように爪にも気をつけて。」
「わかりました。」
「よし。もう一度、こいつに薬草水を飲ませるぞ、シャナ。」
「うん、やってみる。」
「よし…ゆっくり、その調子だ。いいぞ。」
シャナと呼ばれた少女が開かれた嘴に緑色の薬草水を少しずつ漏斗のような器具に注ぐ。
全て注ぎ終え、飲ませることに成功する。鎮静化作用のある薬草が効果を現わすと踏んで見守ること数分……。
ダチョウ並の大きさのある鳥は、荒々しい動きもしなくなり、再び暴れる様子もない。
三人がかりで押さえ込む必要がなくなり、獣医らしき男の表情に少し余裕が生まれ、そこでようやく協力者のエルシオンとアーヤに向き直った。
「はいっ。わかりました。」
「そっちの兄さんは、足元を頼めるか?!蹴られないように爪にも気をつけて。」
「わかりました。」
「よし。もう一度、こいつに薬草水を飲ませるぞ、シャナ。」
「うん、やってみる。」
「よし…ゆっくり、その調子だ。いいぞ。」
シャナと呼ばれた少女が開かれた嘴に緑色の薬草水を少しずつ漏斗のような器具に注ぐ。
全て注ぎ終え、飲ませることに成功する。鎮静化作用のある薬草が効果を現わすと踏んで見守ること数分……。
ダチョウ並の大きさのある鳥は、荒々しい動きもしなくなり、再び暴れる様子もない。
三人がかりで押さえ込む必要がなくなり、獣医らしき男の表情に少し余裕が生まれ、そこでようやく協力者のエルシオンとアーヤに向き直った。
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