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マジェストーラ国立魔法学院 編入
水の都セルリアン~運び屋と一角竜1
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風が頬を撫でるように過ぎていく。進む先から漂う風が何とも気持ちいい。
「モフモフの緑?」
「キュリナの一種だろうか。建物が植物に覆われているようだな。」
診療所は、びっしりと葉が何層にも重なって
新緑に包まれ、建物のシルエットが他と違っている。
「キュリナ…なんか、かわいい響きですね。あ、誰か歩いて来ますよ。」
獣舎から現れた人物は、歳は30代後位に見える男性である。
竜の騎獣を引き連れ、積み荷が落ちないか確認している。
(竜だ。角が生えてる竜初めて見た!あ、こっち見た。頭良さそう。わぁ~こんな竜もいるんだ。)
診療所に近づくアーヤとエルシオンに気づき、男の方から声を掛けてきた。
「メル、ちょっとこっちな。あんたら、診療所に用か?」
「モフモフの緑?」
「キュリナの一種だろうか。建物が植物に覆われているようだな。」
診療所は、びっしりと葉が何層にも重なって
新緑に包まれ、建物のシルエットが他と違っている。
「キュリナ…なんか、かわいい響きですね。あ、誰か歩いて来ますよ。」
獣舎から現れた人物は、歳は30代後位に見える男性である。
竜の騎獣を引き連れ、積み荷が落ちないか確認している。
(竜だ。角が生えてる竜初めて見た!あ、こっち見た。頭良さそう。わぁ~こんな竜もいるんだ。)
診療所に近づくアーヤとエルシオンに気づき、男の方から声を掛けてきた。
「メル、ちょっとこっちな。あんたら、診療所に用か?」
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