夢じゃなかった!?

Rin’

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マジェストーラ国立魔法学院 編入

水の都セルリアン~お土産とプレゼント10

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「いらっしゃいませ!是非ぜひとも試食してみてください!こちら、小粒で食べやすいですよ?はい、どうぞどうぞ~。」

黄色い雫の形をした飴は、まるで宝石のようにピカピカしている。慣れた感じの店員に勧められるままアーヤとエルシオンは一粒つまみ、試食する。

「……。」

(黄色いあめ、トパーズみたいな色で涙の形して綺麗。べっこう飴みたい。思ったよりしつこくない優しい甘さ?うん、おいしい。)

「いかがですか?」

「おいしいですね。今日は友人の勧めもあって、これを買いに来たんです。」

「当店にお越しくださりありがとうございます。自慢の商品です、よろしければ新発売の太陽の雫もいかがですか?こちらは粒が少し大きく、色も味も違うんです。どうぞ、試食なさってください!」

「太陽の、雫ですか…。」

(へぇ、赤茶色だ。)

「じゃあ、お言葉に甘えて。」

口の中に広がるさっきと違う風味。

「ん?!」

(イメージしたのと味が全然違う。リンゴみたいな香りと味だ。)

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