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マジェストーラ国立魔法学院 編入
水の都セルリアン~討伐 嘆きの果てに4
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「光属性の諸君、これより討伐を開始する。騎士団が足止めで時間を稼ぐ間、何でもいい光魔法を叩き込め!魔物化する前に食い止めるぞ!かかれーっ!」
ワァーーッ! ワーーー!!
ヤーー! ヤァーーッ!
ギャアアアーーーーガッッーーギィイーーー
ギャオオオーーーーーーグオオオーーーー!!!
甲冑姿の傭兵騎士団員達が取り囲んだユラユラと朧気な黒い塊へ一斉攻撃を仕掛け、その斬撃が嘆きモノの黒い体を切り裂く。すると絶叫はより激しく、体も膨張させるようにグンッと体積が増していく。
対する光属性者達は各々が攻撃魔法を発動する為、詠唱する中、水稀が前進していく。中距離の所で攻撃を開始した。
“成仏するにゃ。にゃっ!フンッ!にゃ!!にゃ!”
左右の前足で空を引き裂くように繰り出し、光る斬撃を次々と飛ばす。光る斬撃は『嘆くモノ』へ真っ直ぐ向かい黒い体に突き刺さる。
(あ、シオンさんが魔法の詠唱してる。)
「光の精霊よ、その聖なる白き閃光を我が矢に纏い突き刺され!『ライトアロー!』」
水稀と似た中距離攻撃魔法を使ったのはエルシオン。光と風魔法を混合した魔法の弓矢で攻撃を仕掛け、応戦する。
「っ!!」
(すごいシオンさん!魔法の弓矢だ。あ、バリーさんが突っ込んでく。)
「せっかくのプリメちゃんとのデート(任務)を!邪魔しやがって!さっさと…くたばりやがれっ!」
(うん…。ギルドに入ってるって言ってたし、戦い慣れしてるのはわかるけど、なんか攻撃に私情がだだ漏れてる。)
ギルドに属しているバリーとプリメは当然、魔武器を所持している。バリーはピアスタイプの魔武器を剣に変え、一気に傭兵騎士達の近距離攻撃に加わる。
光属性が賦与された斬撃は、傭兵騎士の普通の攻撃と違い、黒い塊を切り裂いた箇所は再生することなく裂かれたままとなった。普段のチャラい言動はさておき、実はそこそこ動けるタイプであったのだ。
プリメもバリー同様、ピンクの魔石が気に入っている指輪タイプの魔武器を発動させ、自分の持つ光属性の攻撃を仕掛けようとする。
「はい皆さ~ん!中央開けて~。どかないと風穴が空いちゃいますよ~!ロックオン!」
「ぶっぱなせ!プリメちゃん!」
「あの魔武器は!?さ、左右に待避!」
「散れ散れーっ!」
(プリメちゃん、なんてかわい色した超物騒なモノを肩に担いでるんですか!?どピンクのバズーカ砲って!?)
ワァーーッ! ワーーー!!
ヤーー! ヤァーーッ!
ギャアアアーーーーガッッーーギィイーーー
ギャオオオーーーーーーグオオオーーーー!!!
甲冑姿の傭兵騎士団員達が取り囲んだユラユラと朧気な黒い塊へ一斉攻撃を仕掛け、その斬撃が嘆きモノの黒い体を切り裂く。すると絶叫はより激しく、体も膨張させるようにグンッと体積が増していく。
対する光属性者達は各々が攻撃魔法を発動する為、詠唱する中、水稀が前進していく。中距離の所で攻撃を開始した。
“成仏するにゃ。にゃっ!フンッ!にゃ!!にゃ!”
左右の前足で空を引き裂くように繰り出し、光る斬撃を次々と飛ばす。光る斬撃は『嘆くモノ』へ真っ直ぐ向かい黒い体に突き刺さる。
(あ、シオンさんが魔法の詠唱してる。)
「光の精霊よ、その聖なる白き閃光を我が矢に纏い突き刺され!『ライトアロー!』」
水稀と似た中距離攻撃魔法を使ったのはエルシオン。光と風魔法を混合した魔法の弓矢で攻撃を仕掛け、応戦する。
「っ!!」
(すごいシオンさん!魔法の弓矢だ。あ、バリーさんが突っ込んでく。)
「せっかくのプリメちゃんとのデート(任務)を!邪魔しやがって!さっさと…くたばりやがれっ!」
(うん…。ギルドに入ってるって言ってたし、戦い慣れしてるのはわかるけど、なんか攻撃に私情がだだ漏れてる。)
ギルドに属しているバリーとプリメは当然、魔武器を所持している。バリーはピアスタイプの魔武器を剣に変え、一気に傭兵騎士達の近距離攻撃に加わる。
光属性が賦与された斬撃は、傭兵騎士の普通の攻撃と違い、黒い塊を切り裂いた箇所は再生することなく裂かれたままとなった。普段のチャラい言動はさておき、実はそこそこ動けるタイプであったのだ。
プリメもバリー同様、ピンクの魔石が気に入っている指輪タイプの魔武器を発動させ、自分の持つ光属性の攻撃を仕掛けようとする。
「はい皆さ~ん!中央開けて~。どかないと風穴が空いちゃいますよ~!ロックオン!」
「ぶっぱなせ!プリメちゃん!」
「あの魔武器は!?さ、左右に待避!」
「散れ散れーっ!」
(プリメちゃん、なんてかわい色した超物騒なモノを肩に担いでるんですか!?どピンクのバズーカ砲って!?)
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