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マジェストーラ国立魔法学院 編入
水の都セルリアン~祝福祭りin水上公園7
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まじまじと斜面にできたでこぼこの地面を眺めるアーヤ。そしてエルシオンは斜面の段差を行き交う周囲の人々を見て、あることに気づいた。
「そもそも、足に水上魔法術を受けているのだから、水に濡れる心配はない訳だし、水を避けて歩く必要はないか。ほら、他の人は普通にここも、あちらの水源地らしき広場も歩いている。」
「あの茶色いテントがある広場が水源地?ってことはあそこは池か何かで、水上ってことですか?!」
(ワオ、ついに水上公園の真骨頂が見れるんですか?この変わった階段の先が水上なんだ。わあっ!楽しみ。
それにこの階段、何段あるかかわからないけど、なかなかの運動量になりそう。更にお腹もグウでお昼が美味しくなるね。空腹は最高のスパイスってね。よし、登るぞ~っ!)
人の手が加わっていない段々畑風な斜面の階段は、快晴の空を水面が反射して鏡のように青い。魔法効果で歩くと黄色く光る足で一歩、また一歩と階段を踏み上がる度に青い水面は、水が跳ね飛ぶこともなく静かに波紋と黄色い光がホワン…と余韻を残しては消えていく。
自分の歩いた足跡の光を見て、LEDライトとセンサー仕込みのアトラクションのようだとアーヤは思った。
「最後の一段っと。はぁ~、登ったぁ~。」
「お疲れ様。」
「動き易い服装で良かった~。スカートだったらこの階段は流石に厳しかったです。裾を持って上らないといけないし。水面にスカートの…その、中が反射して映ったりしないかも心配になりましたし。」
「別にスカートでもそれこそドレスでも連れが男性なら大丈夫みたいだよ?ほら、あっちの男女の二人みたいに。」
「え?お……おおお姫様抱っこ?!」
「横抱きで、魔法で飛ぶか、身体強化で歩くか方法はあるから別に気にはしてないようだよ。」
(へぇ~だからなのか。女性同士のグループがいなくて、男女か男性同士、それか子供連れの家族が多かったのは。なるほどね。)
「なんなら降りるとき私が抱えようか?」
「いやいやいや、私スカートじゃないですし、何でそうなるんですか?」
「じーっと抱えられた女性を見ていたから、して欲しいのかなと思って。」
「違いますよっ。びっくりして目が離せなかっただけです。」
「そう?残念だな。私はアーヤの為なら抱えることくらい、何時でもするのに。」
「そもそも、足に水上魔法術を受けているのだから、水に濡れる心配はない訳だし、水を避けて歩く必要はないか。ほら、他の人は普通にここも、あちらの水源地らしき広場も歩いている。」
「あの茶色いテントがある広場が水源地?ってことはあそこは池か何かで、水上ってことですか?!」
(ワオ、ついに水上公園の真骨頂が見れるんですか?この変わった階段の先が水上なんだ。わあっ!楽しみ。
それにこの階段、何段あるかかわからないけど、なかなかの運動量になりそう。更にお腹もグウでお昼が美味しくなるね。空腹は最高のスパイスってね。よし、登るぞ~っ!)
人の手が加わっていない段々畑風な斜面の階段は、快晴の空を水面が反射して鏡のように青い。魔法効果で歩くと黄色く光る足で一歩、また一歩と階段を踏み上がる度に青い水面は、水が跳ね飛ぶこともなく静かに波紋と黄色い光がホワン…と余韻を残しては消えていく。
自分の歩いた足跡の光を見て、LEDライトとセンサー仕込みのアトラクションのようだとアーヤは思った。
「最後の一段っと。はぁ~、登ったぁ~。」
「お疲れ様。」
「動き易い服装で良かった~。スカートだったらこの階段は流石に厳しかったです。裾を持って上らないといけないし。水面にスカートの…その、中が反射して映ったりしないかも心配になりましたし。」
「別にスカートでもそれこそドレスでも連れが男性なら大丈夫みたいだよ?ほら、あっちの男女の二人みたいに。」
「え?お……おおお姫様抱っこ?!」
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(へぇ~だからなのか。女性同士のグループがいなくて、男女か男性同士、それか子供連れの家族が多かったのは。なるほどね。)
「なんなら降りるとき私が抱えようか?」
「いやいやいや、私スカートじゃないですし、何でそうなるんですか?」
「じーっと抱えられた女性を見ていたから、して欲しいのかなと思って。」
「違いますよっ。びっくりして目が離せなかっただけです。」
「そう?残念だな。私はアーヤの為なら抱えることくらい、何時でもするのに。」
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