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マジェストーラ国立魔法学院 編入
和食レストラン蓬莱へ12
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「あと一杯しか今日は飲まないもん。大丈夫です~。」
「ったく、じゃあな。」
「あっ、優(優也)!…ありがとっ。じゃあね。」
「学校がんばれな。」
「うん。」
ポ 電話を終えた。
そっか、今日誕生日だったか。全く気づかんかったわ~。優の誕生日過ぎてたし。
「すみません、電話して。」
「いいえ、お身内の方ですか?」
「はい。私の二つ下の弟からで、今日、日本のカレンダー、暦で私の誕生日だったんです。その祝いを伝えたかったみたいで。」
「アーヤさんの誕生日?!今日なのですか?!」
「はい、みたいです。こちらの世界は四季も国であったり、なかったりバラバラだし、すっかり常春に慣れて過ぎたと勘違いしてました。私、冬生まれだから。あはは。」
「そうだったのですか。おめでとうございます。アーヤさん。」
まさか、今日がアーヤさんの誕生日だったなんて。突然のことに月並みな言葉しか遅れなかった…。
「いいえ!ありがとうございます。」
「アーヤさんの世界ではどの様なお祝いをするのですか?」
「私は、普段よりちょっと豪華な食事をしたり、ケーキを食べたりですかね。大人になって特別プレゼントってもらわなくなりましたが。
過ごし方は何であれ、誕生日を家族、友達、恋人、その日を誰かに祝ってもらう人はそれだけで幸せだと思います。
色々余裕のある人はパーティー開いて知り合いを招待したりする人もいますかね~。まあ、庶民の私にはパーティーなんて滅多にないです。あ、子供の頃にちょっとだけ何度か呼んだり呼ばれて行ったくらいですかね。」
「今度、改めて何かプレゼントさせてくださいね。」
「えっ?わざわざいいですよ。」
「いえ、こちらの世界に来て初めての誕生日を後日、改めて私もお祝いしたいのです。」
「アーヤ、私からもおめでとう。私も今は何も用意できていないからまた今度ね。」
「あ、じゃあ~、プレゼントの条件をひとつだけ。今度、お二人とも自分の誕生日を私に教えてくださいね。」
「そんなことでよろしいなら。」
「わかったよ。」
コンコンコン
「失礼致します。追加ご注文の料理と、お飲み物、でございます。お団子は後程。」
お料理とお酒がきたー。喉乾いたからまずは花酒っていうお酒を飲んでみようかな。
「ったく、じゃあな。」
「あっ、優(優也)!…ありがとっ。じゃあね。」
「学校がんばれな。」
「うん。」
ポ 電話を終えた。
そっか、今日誕生日だったか。全く気づかんかったわ~。優の誕生日過ぎてたし。
「すみません、電話して。」
「いいえ、お身内の方ですか?」
「はい。私の二つ下の弟からで、今日、日本のカレンダー、暦で私の誕生日だったんです。その祝いを伝えたかったみたいで。」
「アーヤさんの誕生日?!今日なのですか?!」
「はい、みたいです。こちらの世界は四季も国であったり、なかったりバラバラだし、すっかり常春に慣れて過ぎたと勘違いしてました。私、冬生まれだから。あはは。」
「そうだったのですか。おめでとうございます。アーヤさん。」
まさか、今日がアーヤさんの誕生日だったなんて。突然のことに月並みな言葉しか遅れなかった…。
「いいえ!ありがとうございます。」
「アーヤさんの世界ではどの様なお祝いをするのですか?」
「私は、普段よりちょっと豪華な食事をしたり、ケーキを食べたりですかね。大人になって特別プレゼントってもらわなくなりましたが。
過ごし方は何であれ、誕生日を家族、友達、恋人、その日を誰かに祝ってもらう人はそれだけで幸せだと思います。
色々余裕のある人はパーティー開いて知り合いを招待したりする人もいますかね~。まあ、庶民の私にはパーティーなんて滅多にないです。あ、子供の頃にちょっとだけ何度か呼んだり呼ばれて行ったくらいですかね。」
「今度、改めて何かプレゼントさせてくださいね。」
「えっ?わざわざいいですよ。」
「いえ、こちらの世界に来て初めての誕生日を後日、改めて私もお祝いしたいのです。」
「アーヤ、私からもおめでとう。私も今は何も用意できていないからまた今度ね。」
「あ、じゃあ~、プレゼントの条件をひとつだけ。今度、お二人とも自分の誕生日を私に教えてくださいね。」
「そんなことでよろしいなら。」
「わかったよ。」
コンコンコン
「失礼致します。追加ご注文の料理と、お飲み物、でございます。お団子は後程。」
お料理とお酒がきたー。喉乾いたからまずは花酒っていうお酒を飲んでみようかな。
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