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エスリアール王城 出会い
お世話になりました9
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王座の間から出てみると、シュナイゼさんだけになっていた。ゾロゾロと王様を始め王族の皆様と一緒にレイファンスさんとシュナイゼさんに案内される。
中庭が見える回廊からは沢山の人影が見えた。
こんなに沢山集まってくれたんだ。なんだか
胸がいっぱいになる。あれ?何か空中にキラキラ浮いてる?あれはもしかして…。
中庭に降りる階段を降りて行くとお城でお世話になった沢山の人達の向かいに一匹の使い魔がいた。
ラナ先生の先触れ魔法でできた青龍だ。フワフワと胴体をくねらせながら漂い、浮遊する姿は相変わらず可愛い。
『ギュワー!……お支度は整いましたか?エルシオン君、アーヤさん。
エスリアール城の皆様とお別れは名残惜しいとは思いますが、店の予約時間もありますのでそろそろお迎えの使いを送りました。転移しても大丈夫であれば、ブルードラゴンに触れてください。
…ギュワー!』
「皆さん、本当に…大変、お世話になりました。マジェストーラに行って来ます!」
「アーヤ共々世話になりました。」
「「行ってらっしゃいませ。」」
「お元気で。」
「いつでもお戻り下さい。」
「遊びにいらっしゃい。」
「アーヤたん、シオンいつでも遊びに来るのじゃぞ!」
温かい言葉を沢山もらい、心から感謝し頭を下げた。
「ありがとうございました、行って来ます!シオンさん、触りますね。」
「ああ、行こう。」
別れの悲しみと新たな学院生活の期待を胸に
ひんやりした青龍に触れる。
光に包まれてエスリアール国王を去り、新たな国マジェストーラに向かったアーヤとエルシオン。
エスリアール城で過ごす日々の幕は閉じ、新たな地、マジェストーラ国立魔法学院での幕が上がる。
中庭が見える回廊からは沢山の人影が見えた。
こんなに沢山集まってくれたんだ。なんだか
胸がいっぱいになる。あれ?何か空中にキラキラ浮いてる?あれはもしかして…。
中庭に降りる階段を降りて行くとお城でお世話になった沢山の人達の向かいに一匹の使い魔がいた。
ラナ先生の先触れ魔法でできた青龍だ。フワフワと胴体をくねらせながら漂い、浮遊する姿は相変わらず可愛い。
『ギュワー!……お支度は整いましたか?エルシオン君、アーヤさん。
エスリアール城の皆様とお別れは名残惜しいとは思いますが、店の予約時間もありますのでそろそろお迎えの使いを送りました。転移しても大丈夫であれば、ブルードラゴンに触れてください。
…ギュワー!』
「皆さん、本当に…大変、お世話になりました。マジェストーラに行って来ます!」
「アーヤ共々世話になりました。」
「「行ってらっしゃいませ。」」
「お元気で。」
「いつでもお戻り下さい。」
「遊びにいらっしゃい。」
「アーヤたん、シオンいつでも遊びに来るのじゃぞ!」
温かい言葉を沢山もらい、心から感謝し頭を下げた。
「ありがとうございました、行って来ます!シオンさん、触りますね。」
「ああ、行こう。」
別れの悲しみと新たな学院生活の期待を胸に
ひんやりした青龍に触れる。
光に包まれてエスリアール国王を去り、新たな国マジェストーラに向かったアーヤとエルシオン。
エスリアール城で過ごす日々の幕は閉じ、新たな地、マジェストーラ国立魔法学院での幕が上がる。
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