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エスリアール王城 出会い
いざ、女子寮に1
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コメントにより、寮生活は魔法がいっぱい?!前編が抜けたまま更新していることがわかりまして、6月6日に編集しました。
制服と飛び交う噂6の次に抜けていたお話が追加されています。読者の方々には話が飛ぶ形になってしまいました。ご迷惑をおかけしまして、大変申し訳ありませんでした。
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空港のゲートチェックも金属に反応する物を持っていなくて、たぶん鳴らないとわかっていても少しドキドキするような思いで先生に続いてゲートを通った。
真っ直ぐな廊下は静かで、私と先生の足音だけがカツン、コツンと響く。窓からの日差しも明るく、所々観葉植物もあって落ち着く感じがする。
「アーヤさんのお部屋はこのゲートから近い所にあります。同室の生徒がクラスの副委員長、ガルシア・パレットさんなので緊急の呼び出しがある委員長、副委員長は移動しやすいような場所に部屋があります。」
「あ、良かった!ガルシアちゃんなんですね。」
「クラスでもそうですが、部屋も同じなので何かと相談しやすいと思います。遠慮なく聞いてください。部屋はここです。」
「本当に近いですね。」
ドアに除き穴はなく、手のひらより小さい魔法陣が一つ。ドアの横にはガルシア・パレット、アーヤ・サトーの表札があった。
「アーヤさん、このドアの魔法陣に触れてください。入室登録をします。」
「はい。」
「ただ、触れていれば登録してくれるので、少々そのままでお待ちください。あと、1、2分くらいです。光れば終わりですから。」
「はい。」
メガネを外したままでいたことに今、気づき直したけど、後で掛ければいいかと胸ポケットのメガネをチラッと確認してから、陣を見る。今は陣の方が気になる。
なぜなら、手を当てている魔法陣は細かな図形模様と文字が描かれていて、その陣に触れた時に、ふと、文字が頭の中に浮かんでいたからだ。
『入室登録中。
アーヤ・サトー』と。
先生の言った通りに、1、2分くらいしたら今度は頭の中『入室登録完了』の文字と共に陣が光った。
「おぉ~。」
どういう原理かわからないが、頭に文字が浮かんだ文字が術の経過を可視化されて助かるなとこの時はそれだけ思っていた。そういえば水稀の為の魔法陣ができた時も頭の中にイメージで色々考えていたらいつの間にかできていた。魔法陣の術の定着とか組み立てもイメージがポイントなのかな。
陣にかけられた魔法が私に影響しているのだと思ったので、ブラム先生には特に伝えず陣から手を離した。
「終わりましたので、これからは部屋に入る前に手をかざすだけで大丈夫です。では入りましょう。」
先生が陣に手をかざしてからドアノブを回し、開ける。
「どうぞ。」
「はい。お、お邪魔します?」
「入ってすぐのスペースは、玄関といってマジェストーラでは普通なのですが、靴を脱いで部屋に入ります。ラナンキュラスやエスリアールでは靴は脱がない習慣なのですが。」
「私の国、日本と同じです!良かった。土足じゃなくて。この方が私は落ち着きます。」
「フフ、良かったですね。部屋の間取りですが、まず玄関から入る廊下のこの左手のドアはトイレで、反対に右のドアは洗面所、奥に脱衣室と浴室になっています。照明は入室と共に勝手に点灯します。」
コメントにより、寮生活は魔法がいっぱい?!前編が抜けたまま更新していることがわかりまして、6月6日に編集しました。
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空港のゲートチェックも金属に反応する物を持っていなくて、たぶん鳴らないとわかっていても少しドキドキするような思いで先生に続いてゲートを通った。
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「アーヤさんのお部屋はこのゲートから近い所にあります。同室の生徒がクラスの副委員長、ガルシア・パレットさんなので緊急の呼び出しがある委員長、副委員長は移動しやすいような場所に部屋があります。」
「あ、良かった!ガルシアちゃんなんですね。」
「クラスでもそうですが、部屋も同じなので何かと相談しやすいと思います。遠慮なく聞いてください。部屋はここです。」
「本当に近いですね。」
ドアに除き穴はなく、手のひらより小さい魔法陣が一つ。ドアの横にはガルシア・パレット、アーヤ・サトーの表札があった。
「アーヤさん、このドアの魔法陣に触れてください。入室登録をします。」
「はい。」
「ただ、触れていれば登録してくれるので、少々そのままでお待ちください。あと、1、2分くらいです。光れば終わりですから。」
「はい。」
メガネを外したままでいたことに今、気づき直したけど、後で掛ければいいかと胸ポケットのメガネをチラッと確認してから、陣を見る。今は陣の方が気になる。
なぜなら、手を当てている魔法陣は細かな図形模様と文字が描かれていて、その陣に触れた時に、ふと、文字が頭の中に浮かんでいたからだ。
『入室登録中。
アーヤ・サトー』と。
先生の言った通りに、1、2分くらいしたら今度は頭の中『入室登録完了』の文字と共に陣が光った。
「おぉ~。」
どういう原理かわからないが、頭に文字が浮かんだ文字が術の経過を可視化されて助かるなとこの時はそれだけ思っていた。そういえば水稀の為の魔法陣ができた時も頭の中にイメージで色々考えていたらいつの間にかできていた。魔法陣の術の定着とか組み立てもイメージがポイントなのかな。
陣にかけられた魔法が私に影響しているのだと思ったので、ブラム先生には特に伝えず陣から手を離した。
「終わりましたので、これからは部屋に入る前に手をかざすだけで大丈夫です。では入りましょう。」
先生が陣に手をかざしてからドアノブを回し、開ける。
「どうぞ。」
「はい。お、お邪魔します?」
「入ってすぐのスペースは、玄関といってマジェストーラでは普通なのですが、靴を脱いで部屋に入ります。ラナンキュラスやエスリアールでは靴は脱がない習慣なのですが。」
「私の国、日本と同じです!良かった。土足じゃなくて。この方が私は落ち着きます。」
「フフ、良かったですね。部屋の間取りですが、まず玄関から入る廊下のこの左手のドアはトイレで、反対に右のドアは洗面所、奥に脱衣室と浴室になっています。照明は入室と共に勝手に点灯します。」
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