闇と滅び~シャドーグレー~

ネプチューン~ジュディの旅~

技術と魔術の国~癒しの里~

「カゲどの失礼だがその生き物は魔獣では？」
真っ黒に肩から背にかけて白い模様のある巨大な狐のような生き物にカゲは乗っている。
「『風の民』には色んな人間がいる。俺は異世界で産まれたまあ混血だ。こいつは育った国なにかつては神、こちらでいえばリィー.シャイナ様のようなもんだったが人々が信仰を忘れ己の欲ばかり祈るものだから荒神、悪い者になりかけていたんだ。暴れなくなっただけでも良いわからないがエナジーだまりにいれば元にもどると思うんだ。俺の役にたつときないから今回乗ってきた。魔獣ではない。」
「失礼した。」
「俺もイナリも気にしていない。ちょっと高くとんで王国の半分を見せよう。」
止まった所から見た風景はネオスとは全く違っていた
「この塊の一つ一つを俺たちは『シティー』と呼びあそこにあるように固まっている場所を『タウン』と呼ぶ。俺や風龍殿がいた場所は元はこのような形だったが崩壊と『悪魔の岩』でバラバラになった。ネプチューンの『エナジー』にはそう言う場所がいくつかありティ一族の一部や聖なる獣達はそこに隠れている。」
近くにある平たい円盤には銀色の岩の塊が並んでいる。
カゲが指を指したとこは1本の木の生えた半球体に円盤や球体が集まっている
「上にある大きい球体、王が住むシティー『メソポタミア』あの右に半分だけ見えている青いのが俺たちが行く『癒しの手』達の里だ
ほかのシティーと違い円くない。」
上に向かい上昇した。