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第20話 ダンジョン最下層の探索、ギガントガイアスの打倒へ
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ライフゾーンをこまなく調べたが、予想通り、入った入り口以外の道は見当たらなかった。
だが、調べている途中で気づいたことがある。
それは、ライフゾーンの壁が特殊な鉱石で固められていたことだ。
どんな鉱石かはアルスのスキル鑑定ですぐわかり、どうやら、魔力を吸収する鉱石らしい。
「この鉱石、うまく使えないかな」
武器として加工できれば、いい武器になりそうだけど。
加工するスキルそのものを僕は持っていない。
おしい、実におしいな。
しばらく、頭を悩ませていると、裾を引っ張りながら上目遣いで、僕の名前を呼んだ。
「ヒナタ…………」
「どうした?」
「何を考えているの?」
「あ、ああ、この鉱石をどうにか武器にできないかなって、ほら、アルスって魔法使いとしても優秀だろ?できれば、アルスを使うのは最終手段にしたくて…………」
黒剣は切れ味がよく、見た目よりも重くなくて使いやすいが、アルスがいなくなることで僕一人での戦闘が強いられる。
強くない魔物ならいいが、強敵になると、僕一人で黒剣を使って戦うよりも、僕とアルスが協力して戦ったほうが勝率が高くなる。
だからこそ、黒剣の代わりになる武器が欲しいんだけど。
「武器に加工することがぐらいだったら、できるよ」
「…………え!?」
「私、武器だから。ある程度の加工スキルは獲得しているし」
「お願いします、アルス様」
「よろしい、そのかわり優しく頭をなでよ」
「いくらでも撫でますと」
「えへへ」
優しくアルスの頭をなでながら、僕は思った。
アルスって優秀すぎないかと。
木の実を食べながら、待っていると。
「はい」
「早いな」
すぐに加工が終わった。
「武器に加工するだけだから」
「ありがとな」
「うんっ!」
武器は黒剣ベースの片手剣。
刀身が真っ黒に染まっており、西洋剣のような形容、そして僕が驚いたのは圧倒的軽さだった。
「想像以上に軽いな」
「この鉱石は、魔力を吸収すればするほど、重くなる性質があって、基本的には軽いの」
「なるほどな」
振り回しながら、手を離したら、どっか飛んでいきそうだけど、その性質をうまく使えば、うまく戦えそうだ。
「そういえば、この武器に名前とかってあるの?」
「名前?そんなのいらなくない?別に鍛冶師が作った武器でもないし」
「でも、せっかく作ったんだし、つけたほうがよくない?」
「じゃあ、ヒナタがつけていいよ」
「え、それじゃあ…………」
刀身は鉱石の色と同じ、濁った黒色をしているけど、それ以外はアルスの型を模倣している。
うん?よく見ると、若干、光沢があるな。
刀身を左右に動かすと光沢が輝き、それはまるで、星のような輝きを放っていた。
「よし、黒星にしよう。ちょっと安直だけど」
「いいと思う、黒星。うん、かっこいい」
黒刀身に星のような輝きが見えたから、黒星。
安直ではあるけど、いい名前だと思う。
…………中二病感があるけど。
「これからどうするの?」
「それはもちろん、ギガントガイアスを倒すための準備に決まってるじゃん」
ほかの道がなかった以上、通った道に戻るのは確定した。
なら、必ず、障害になるのがギガントガイアスだ。
「本気なの?」
「もちろん、それじゃあ、たくさん木の実を食べますかね」
まずは、ステータスを上げることと、黒星に慣れないといけない。
生憎と時間はたっぷりある。
「わ、私もがんばるっ!」
「おう、一緒に頑張ろうな」
それから、僕たちは、剣を振るい、お腹が空けば、木の実を食べる生活を繰り返した。
「ふぅ、だいぶ上がったな」
ーーーーーーーーーーーーーーー
名前:柊日向
レベル:9 年齢:17歳 天命:勇者
力:21500
魔力:10000
耐性:55500
素早さ:21500
器用さ:15000
スキル一覧:言語理解10 斬3 勇者1 傲慢1 剣術6 思考加速7
ーーーーーーーーーーーーーーー
ほとんどのステータスが1000以上、上がった。
とはいえ、このステータスでギガントガイアスを倒せるとは思っていない。
「やっぱり、スキル傲慢を使うことを視野に入れたほうがいいか…………」
「ねぇ、ヒナタ、そろそろ木の実がなくなるよ」
「もうそんなに食べたのか」
そうか、もうそんなに食べたか。てことは、だいぶ日にちも経っているな。
大量にあった木の実はいつの間にか底がついた。
「そろそろ、動くかな…………そういえば、アルス」
「なに?」
僕はずっと思っていたことがある。
それは、アルスのステータスがどうなっているのかと。
僕は一度もアルスのステータスを見ていない。
…………すごく気になる。
ちらっと、アルスの様子を見ながら、僕は声をかけた。
「アルスのステータスって今どうなっているの?」
「…………」
さすがに聞くのはやばかったかな。
アルスは一瞬、視線をそらし、すぐにこちらを見つめながら、口を開いた。
「そんなにみたいの?私の秘密…………」
「ちょうみたいっ!!」
アルスは恥ずかしそうにもじもじしていた。
やっぱり、見られたくない事情でもあるのだろうか。
無理に聞けば、それが関係の亀裂にもなりかねない。
「いや、やっぱり」
「いいよ、見せてあげる。あまり、じろじろ見ないでよね」
「…………あ、ああっ!約束するよ」
なんか、アルスの言動が少し何というか、いろいろやばい匂いがするだけど、大丈夫だよな。
まるで、誰にも見られたくない思春期の女の子の秘密を見ているみたいで、罪悪感がぬぐえない。
別に変なことはしてないよな、うん。
「ステータスオープン」
っとアルスが宣言すると、ステージ画面が映し出される。
それを見て、僕は思わず、言葉を失った。
ーーーーーーーーーーーーーーー
名前:アルス・スペル
レベル:99 年齢:不明 天命:不明
力:100000
魔力:100000
耐性:100000
素早さ:100000
器用さ:100000
スキル一覧:武器化10(武器化状態のみ 全ステータスに+999999999の補正) 全魔法10 全魔法耐性10 傲慢10(継承によりはく奪) 長文詠唱破棄10 魔力感知10 魔力操作10 精神掌握10 精神汚染10 禁忌魔法10 魔力増強10 全攻撃耐性10 物質加工10 物質変化10 虚数魔法10 千里眼10 超心眼(鑑定)10 魔法付与10 魔法威力増強10
ーーーーーーーーーーーーーーー
「……………………」
ステータスがバグっているんじゃないかと疑ってしまうほどの数値に、スキルも全てマックスに達している。
「そうかな?でも、私はヒナタの武器だから、基本使う場面は少ないよ?」
「アルス、お前…………普通に戦ったほうが強いんじゃね」
そもそも、レベルがカンストしている時点で、化け物であることがわかるし、スキル名もいろいろ物騒なスキルが多い。
マジで普通に武器にならずに戦ったほうが強いような。
でも、ぼくの意見を強要するのは人としてよくないことだ。
「私はヒナタの武器だよ、私はヒナタに使われたいの」
っと僕の両手を強く握りしめた。
「お、おお」
「だから、できればたくさん私を使ってほしいっ!たくさん、たくさんっ!!」
「わかった、わかったから、離れてくれ」
「ごめん…………」
アルスがそこまで武器として使ってほしい理由が分からないけど、アルスが求めるならしょうがない。
とはいえ、アルスのステータスを確認できたのはでかい。
「さてと、そろそろいくか」
やれることはやった。
後は、できる限りの全力を尽くすだけだ。
僕たちは、通った道に戻り、ギガントガイアスが現れた場所の入り口の前に到着する。
「さてと、今のところ、ギガントガイアスは見当たらないな」
「でも、大きな魔力の塊が中央付近にあるよ」
「やっぱりか…………」
もし、いなければ、そのまま通った道まで戻ろうと思ったけど、無理か。
「よしじゃあ、さっさと始めますかね、アルス」
「うん」
アルスは僕の呼び声にこたえて、その身を武器に変化させた。
長時間の戦闘は不利になりかねない。
だから、速攻勝負に出ることにした。
もし、それでも決着をつけられなかったら、奥の手のスキルを使うまでだ。
「アルス、行こう」
『マスター、どこまでついていきます』
僕は、黒剣を強く握りしめながら、一歩を踏み出した。
だが、調べている途中で気づいたことがある。
それは、ライフゾーンの壁が特殊な鉱石で固められていたことだ。
どんな鉱石かはアルスのスキル鑑定ですぐわかり、どうやら、魔力を吸収する鉱石らしい。
「この鉱石、うまく使えないかな」
武器として加工できれば、いい武器になりそうだけど。
加工するスキルそのものを僕は持っていない。
おしい、実におしいな。
しばらく、頭を悩ませていると、裾を引っ張りながら上目遣いで、僕の名前を呼んだ。
「ヒナタ…………」
「どうした?」
「何を考えているの?」
「あ、ああ、この鉱石をどうにか武器にできないかなって、ほら、アルスって魔法使いとしても優秀だろ?できれば、アルスを使うのは最終手段にしたくて…………」
黒剣は切れ味がよく、見た目よりも重くなくて使いやすいが、アルスがいなくなることで僕一人での戦闘が強いられる。
強くない魔物ならいいが、強敵になると、僕一人で黒剣を使って戦うよりも、僕とアルスが協力して戦ったほうが勝率が高くなる。
だからこそ、黒剣の代わりになる武器が欲しいんだけど。
「武器に加工することがぐらいだったら、できるよ」
「…………え!?」
「私、武器だから。ある程度の加工スキルは獲得しているし」
「お願いします、アルス様」
「よろしい、そのかわり優しく頭をなでよ」
「いくらでも撫でますと」
「えへへ」
優しくアルスの頭をなでながら、僕は思った。
アルスって優秀すぎないかと。
木の実を食べながら、待っていると。
「はい」
「早いな」
すぐに加工が終わった。
「武器に加工するだけだから」
「ありがとな」
「うんっ!」
武器は黒剣ベースの片手剣。
刀身が真っ黒に染まっており、西洋剣のような形容、そして僕が驚いたのは圧倒的軽さだった。
「想像以上に軽いな」
「この鉱石は、魔力を吸収すればするほど、重くなる性質があって、基本的には軽いの」
「なるほどな」
振り回しながら、手を離したら、どっか飛んでいきそうだけど、その性質をうまく使えば、うまく戦えそうだ。
「そういえば、この武器に名前とかってあるの?」
「名前?そんなのいらなくない?別に鍛冶師が作った武器でもないし」
「でも、せっかく作ったんだし、つけたほうがよくない?」
「じゃあ、ヒナタがつけていいよ」
「え、それじゃあ…………」
刀身は鉱石の色と同じ、濁った黒色をしているけど、それ以外はアルスの型を模倣している。
うん?よく見ると、若干、光沢があるな。
刀身を左右に動かすと光沢が輝き、それはまるで、星のような輝きを放っていた。
「よし、黒星にしよう。ちょっと安直だけど」
「いいと思う、黒星。うん、かっこいい」
黒刀身に星のような輝きが見えたから、黒星。
安直ではあるけど、いい名前だと思う。
…………中二病感があるけど。
「これからどうするの?」
「それはもちろん、ギガントガイアスを倒すための準備に決まってるじゃん」
ほかの道がなかった以上、通った道に戻るのは確定した。
なら、必ず、障害になるのがギガントガイアスだ。
「本気なの?」
「もちろん、それじゃあ、たくさん木の実を食べますかね」
まずは、ステータスを上げることと、黒星に慣れないといけない。
生憎と時間はたっぷりある。
「わ、私もがんばるっ!」
「おう、一緒に頑張ろうな」
それから、僕たちは、剣を振るい、お腹が空けば、木の実を食べる生活を繰り返した。
「ふぅ、だいぶ上がったな」
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名前:柊日向
レベル:9 年齢:17歳 天命:勇者
力:21500
魔力:10000
耐性:55500
素早さ:21500
器用さ:15000
スキル一覧:言語理解10 斬3 勇者1 傲慢1 剣術6 思考加速7
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ほとんどのステータスが1000以上、上がった。
とはいえ、このステータスでギガントガイアスを倒せるとは思っていない。
「やっぱり、スキル傲慢を使うことを視野に入れたほうがいいか…………」
「ねぇ、ヒナタ、そろそろ木の実がなくなるよ」
「もうそんなに食べたのか」
そうか、もうそんなに食べたか。てことは、だいぶ日にちも経っているな。
大量にあった木の実はいつの間にか底がついた。
「そろそろ、動くかな…………そういえば、アルス」
「なに?」
僕はずっと思っていたことがある。
それは、アルスのステータスがどうなっているのかと。
僕は一度もアルスのステータスを見ていない。
…………すごく気になる。
ちらっと、アルスの様子を見ながら、僕は声をかけた。
「アルスのステータスって今どうなっているの?」
「…………」
さすがに聞くのはやばかったかな。
アルスは一瞬、視線をそらし、すぐにこちらを見つめながら、口を開いた。
「そんなにみたいの?私の秘密…………」
「ちょうみたいっ!!」
アルスは恥ずかしそうにもじもじしていた。
やっぱり、見られたくない事情でもあるのだろうか。
無理に聞けば、それが関係の亀裂にもなりかねない。
「いや、やっぱり」
「いいよ、見せてあげる。あまり、じろじろ見ないでよね」
「…………あ、ああっ!約束するよ」
なんか、アルスの言動が少し何というか、いろいろやばい匂いがするだけど、大丈夫だよな。
まるで、誰にも見られたくない思春期の女の子の秘密を見ているみたいで、罪悪感がぬぐえない。
別に変なことはしてないよな、うん。
「ステータスオープン」
っとアルスが宣言すると、ステージ画面が映し出される。
それを見て、僕は思わず、言葉を失った。
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名前:アルス・スペル
レベル:99 年齢:不明 天命:不明
力:100000
魔力:100000
耐性:100000
素早さ:100000
器用さ:100000
スキル一覧:武器化10(武器化状態のみ 全ステータスに+999999999の補正) 全魔法10 全魔法耐性10 傲慢10(継承によりはく奪) 長文詠唱破棄10 魔力感知10 魔力操作10 精神掌握10 精神汚染10 禁忌魔法10 魔力増強10 全攻撃耐性10 物質加工10 物質変化10 虚数魔法10 千里眼10 超心眼(鑑定)10 魔法付与10 魔法威力増強10
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「……………………」
ステータスがバグっているんじゃないかと疑ってしまうほどの数値に、スキルも全てマックスに達している。
「そうかな?でも、私はヒナタの武器だから、基本使う場面は少ないよ?」
「アルス、お前…………普通に戦ったほうが強いんじゃね」
そもそも、レベルがカンストしている時点で、化け物であることがわかるし、スキル名もいろいろ物騒なスキルが多い。
マジで普通に武器にならずに戦ったほうが強いような。
でも、ぼくの意見を強要するのは人としてよくないことだ。
「私はヒナタの武器だよ、私はヒナタに使われたいの」
っと僕の両手を強く握りしめた。
「お、おお」
「だから、できればたくさん私を使ってほしいっ!たくさん、たくさんっ!!」
「わかった、わかったから、離れてくれ」
「ごめん…………」
アルスがそこまで武器として使ってほしい理由が分からないけど、アルスが求めるならしょうがない。
とはいえ、アルスのステータスを確認できたのはでかい。
「さてと、そろそろいくか」
やれることはやった。
後は、できる限りの全力を尽くすだけだ。
僕たちは、通った道に戻り、ギガントガイアスが現れた場所の入り口の前に到着する。
「さてと、今のところ、ギガントガイアスは見当たらないな」
「でも、大きな魔力の塊が中央付近にあるよ」
「やっぱりか…………」
もし、いなければ、そのまま通った道まで戻ろうと思ったけど、無理か。
「よしじゃあ、さっさと始めますかね、アルス」
「うん」
アルスは僕の呼び声にこたえて、その身を武器に変化させた。
長時間の戦闘は不利になりかねない。
だから、速攻勝負に出ることにした。
もし、それでも決着をつけられなかったら、奥の手のスキルを使うまでだ。
「アルス、行こう」
『マスター、どこまでついていきます』
僕は、黒剣を強く握りしめながら、一歩を踏み出した。
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