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第1章『始まりの森編』
進化先は‥‥‥
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……やはり俺は、あの卵や芋虫の死骸を食べてしまったのか。意識を失っていたとはいっても、そんなことをしてしまったなんて。
……気持チ悪イ、吐キ気ガスル。
俺は胃の中のものを吐き出してしまった。饐えた臭いが辺りに充満する。……だが、今の俺はソレがとても美味しそうだと思ってしまう。
俺は人間だった頃とは、致命的な部分が変わってしまったことに気が付いた。心は肉体に引っ張られるのだということを。……そして受け入れられなければ、きっと心が壊れてしまうことを。
……もう二度と、こんな目に遭わない為にSPの管理はしっかりとしよう。
気分転換に進化するか。……進化してしまえば、この穢れた体を新しく作り替えられるかもしれない。それに、強くならなければ遠からず死んでしまう。
溺れ死んだときの記憶は、俺に死の恐怖と忌避感を深く植え付けていた。
一応、進化する前に木の割れ目を[糸吐き]で塞いでおこう。進化している間の無防備なときに襲われたらどうしようもないからな。
――――――――――――――――――――――――
【進化可能先を表示します】
ラーヴァ/ランク:G
一般的なラーヴァ種。森に立ち入れば、すぐに見つけることができる。
ミュータントラーヴァ/ランク:G+
兄弟の血肉を喰らったことにより、突然変異を起こしたラーヴァ種。通常のラーヴァ種にはない、独自の進化可能先が存在する。
スモールパラライラーヴァ/ランク:G+
小さなラーヴァ種。麻痺毒を身に付けた芋虫。この先の進化可能先は全てスモールに固定される。
スモールポイズンラーヴァ/ランク:G+
小さなラーヴァ種。毒を身に付けた芋虫。この先の進化可能先は全てスモールに固定される。
グラトニーラーヴァ/ランク:B
理性ハ腐リ堕チ、食欲ダケガソノ心ヲ支配スル。
スモールコクーン/ランク:G+
小さなコクーン種。この先の進化可能先は全てスモールに固定される。
――――――――――――――――――――――――
最初に進化した時と比べたら一気に進化可能先が増えたな。……消去法でいくか。
まず、グラトニーラーヴァは論外だ。ランク:Bまで一気に上がれるが、心を支配される?ってことは死ぬことと同じだろうからな。
次に、スモールも駄目だ。これを選んでしまったら進化可能先が狭まってしまう。
……とすると、ラーヴァかミュータントラーヴァのどちらかだが、ラーヴァになるのは通常の進化のようだ。しかし、ミュータントラーヴァに進化すれば、独自の進化可能先が存在する……か。
ラーヴァの安定性は魅力的だが、俺はミュータントラーヴァの独自の進化可能先に惹かれてしまう。
……ミュータントラーヴァに進化。
――――――――――――――――――――――――
【進化を開始します。……ミュータントラーヴァに進化しました】
【進化に伴い、称号:[突然変異]を獲得しました】
【進化に伴い、スキル:[異貌魂魄Lv1]が与えられます】
【進化に伴い、スキル:[脱皮Lv1]が与えられます】
【スキル:[異貌魂魄]に[精神汚染][精神耐性]が統合されました】
――――――――――――――――――――――――
……気がつくと、茶色だった体色は灰色になっている。そして膨らんでいた体は蛇の様に細長い、スマートな体型になった。
ステータスを確認しようか。
――――――――――――――――――――――――
【ステータス】
ランク:G+
種族名:ミュータントラーヴァ
個体名:未獲得
レベル:4/6
状態:正常?
能力値
HP:28/67
SP:69/212(53×4)
MP:9/15
攻撃力:32(16×2)
防御力:10(19÷2)
素早さ:12
魔法力:7
魔防力:8(15÷2)
パッシブスキル
[●●●の悪戯EX][言語理解EX][限界突破EX][復讐の一撃Lv3][飢餓発作EX][毒耐性Lv4][麻痺耐性Lv4][禁忌Lv1][食い溜めLv4][悪食Lv5][万物可食EX][無慈悲Lv1][異貌魂魄Lv3]
アクティブスキル
[アイテムボックスLv1][念話Lv1][鑑定Lv3][殻篭りLv2][糸吐きLv2][脱皮Lv1]
称号
[●●●に弄ばれる者][転生者][境界を越えし者][復讐の誓い][悪足掻き][絶望した者][引き篭もり][ハングリーラーヴァ][共食い][大食漢][腐肉漁り][全テヲ喰ラウ者][蹂躙肉塊][突然変異]
――――――――――――――――――――――――
……何でもうレベルが上がってるんだ?まぁ、上がる分には問題ないか、しかし進化にはSPを消費するのか、[大食漢]を持っていてよかったな……。
新しく獲得した物を確認しよう、鑑定。
――――――――――――――――――――――――
【称号】
[突然変異]
通常の進化の軌跡から逸脱した者に与えられる称号。普通では辿りつけない存在に至れるかもしれない可能性を獲得する。
【スキル】
[異貌魂魄]
己の精神を他者に支配されることへの耐性を持つ。スキルレベルが上がるにつれ、効果も上昇する。《魂ノ在リ方ガ変容ヲ遂ゲタトシテモ、記憶ヲ無クシタワケデハナイ。精神ノ働キハ連続性ヲ持チ、以前ト同ジ反応ヲ示スダロウ》
[脱皮]
肉体の損傷や欠損を回復できる。スキルレベルが上がるにつれ、効果も上昇する。SPを消費する。
――――――――――――――――――――――――
……[突然変異]っていい響きだよな。どこかロマンを感じさせてくれる。
[異貌魂魄]については考えない方が良さそうだ。結局、自分は自分なんだから大丈夫だと思っておこう。[脱皮]は回復系のスキルだな、[食い溜め]と[万物可食EX]との相性が良さそうだ。
……少し木を齧ってみよう。いつ何があるか分からないから、SPは満タンにしておきたい。
――――――――――――――――――――――――
【経験値1を獲得しました。経験値1を獲得しました。経験値1を獲得しました。経験値1………た。経験値1を………ました……………レベルが上がりました。経験値……………ました。……………値1………獲…。レベル…上が………。経…………得…………1……ま……た。レベル上限に達しました………これ以上レベルは上がりません。[限界突破EX]の効果が適用されます…………これ以上の経験値は貯蔵されます。経験…1………ました…。経……した………】
――――――――――――――――――――――――
意外とイケるな。……って、もうこの木は殆ど空洞じゃねえか。少しだけ食べてみるつもりだった筈が、想像以上に美味かったからつい食べすぎてしまったな。……人間だった頃は、こんな腹ペコキャラじゃなかった筈なんだけど。
それにしてもこの木はボロボロだなぁ。もし猪みたいな動物がぶつかってきたら、倒れるんじゃないか?そうなれば中にいる俺は――、よし!移住しよう。
……気持チ悪イ、吐キ気ガスル。
俺は胃の中のものを吐き出してしまった。饐えた臭いが辺りに充満する。……だが、今の俺はソレがとても美味しそうだと思ってしまう。
俺は人間だった頃とは、致命的な部分が変わってしまったことに気が付いた。心は肉体に引っ張られるのだということを。……そして受け入れられなければ、きっと心が壊れてしまうことを。
……もう二度と、こんな目に遭わない為にSPの管理はしっかりとしよう。
気分転換に進化するか。……進化してしまえば、この穢れた体を新しく作り替えられるかもしれない。それに、強くならなければ遠からず死んでしまう。
溺れ死んだときの記憶は、俺に死の恐怖と忌避感を深く植え付けていた。
一応、進化する前に木の割れ目を[糸吐き]で塞いでおこう。進化している間の無防備なときに襲われたらどうしようもないからな。
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【進化可能先を表示します】
ラーヴァ/ランク:G
一般的なラーヴァ種。森に立ち入れば、すぐに見つけることができる。
ミュータントラーヴァ/ランク:G+
兄弟の血肉を喰らったことにより、突然変異を起こしたラーヴァ種。通常のラーヴァ種にはない、独自の進化可能先が存在する。
スモールパラライラーヴァ/ランク:G+
小さなラーヴァ種。麻痺毒を身に付けた芋虫。この先の進化可能先は全てスモールに固定される。
スモールポイズンラーヴァ/ランク:G+
小さなラーヴァ種。毒を身に付けた芋虫。この先の進化可能先は全てスモールに固定される。
グラトニーラーヴァ/ランク:B
理性ハ腐リ堕チ、食欲ダケガソノ心ヲ支配スル。
スモールコクーン/ランク:G+
小さなコクーン種。この先の進化可能先は全てスモールに固定される。
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最初に進化した時と比べたら一気に進化可能先が増えたな。……消去法でいくか。
まず、グラトニーラーヴァは論外だ。ランク:Bまで一気に上がれるが、心を支配される?ってことは死ぬことと同じだろうからな。
次に、スモールも駄目だ。これを選んでしまったら進化可能先が狭まってしまう。
……とすると、ラーヴァかミュータントラーヴァのどちらかだが、ラーヴァになるのは通常の進化のようだ。しかし、ミュータントラーヴァに進化すれば、独自の進化可能先が存在する……か。
ラーヴァの安定性は魅力的だが、俺はミュータントラーヴァの独自の進化可能先に惹かれてしまう。
……ミュータントラーヴァに進化。
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【進化を開始します。……ミュータントラーヴァに進化しました】
【進化に伴い、称号:[突然変異]を獲得しました】
【進化に伴い、スキル:[異貌魂魄Lv1]が与えられます】
【進化に伴い、スキル:[脱皮Lv1]が与えられます】
【スキル:[異貌魂魄]に[精神汚染][精神耐性]が統合されました】
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……気がつくと、茶色だった体色は灰色になっている。そして膨らんでいた体は蛇の様に細長い、スマートな体型になった。
ステータスを確認しようか。
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【ステータス】
ランク:G+
種族名:ミュータントラーヴァ
個体名:未獲得
レベル:4/6
状態:正常?
能力値
HP:28/67
SP:69/212(53×4)
MP:9/15
攻撃力:32(16×2)
防御力:10(19÷2)
素早さ:12
魔法力:7
魔防力:8(15÷2)
パッシブスキル
[●●●の悪戯EX][言語理解EX][限界突破EX][復讐の一撃Lv3][飢餓発作EX][毒耐性Lv4][麻痺耐性Lv4][禁忌Lv1][食い溜めLv4][悪食Lv5][万物可食EX][無慈悲Lv1][異貌魂魄Lv3]
アクティブスキル
[アイテムボックスLv1][念話Lv1][鑑定Lv3][殻篭りLv2][糸吐きLv2][脱皮Lv1]
称号
[●●●に弄ばれる者][転生者][境界を越えし者][復讐の誓い][悪足掻き][絶望した者][引き篭もり][ハングリーラーヴァ][共食い][大食漢][腐肉漁り][全テヲ喰ラウ者][蹂躙肉塊][突然変異]
――――――――――――――――――――――――
……何でもうレベルが上がってるんだ?まぁ、上がる分には問題ないか、しかし進化にはSPを消費するのか、[大食漢]を持っていてよかったな……。
新しく獲得した物を確認しよう、鑑定。
――――――――――――――――――――――――
【称号】
[突然変異]
通常の進化の軌跡から逸脱した者に与えられる称号。普通では辿りつけない存在に至れるかもしれない可能性を獲得する。
【スキル】
[異貌魂魄]
己の精神を他者に支配されることへの耐性を持つ。スキルレベルが上がるにつれ、効果も上昇する。《魂ノ在リ方ガ変容ヲ遂ゲタトシテモ、記憶ヲ無クシタワケデハナイ。精神ノ働キハ連続性ヲ持チ、以前ト同ジ反応ヲ示スダロウ》
[脱皮]
肉体の損傷や欠損を回復できる。スキルレベルが上がるにつれ、効果も上昇する。SPを消費する。
――――――――――――――――――――――――
……[突然変異]っていい響きだよな。どこかロマンを感じさせてくれる。
[異貌魂魄]については考えない方が良さそうだ。結局、自分は自分なんだから大丈夫だと思っておこう。[脱皮]は回復系のスキルだな、[食い溜め]と[万物可食EX]との相性が良さそうだ。
……少し木を齧ってみよう。いつ何があるか分からないから、SPは満タンにしておきたい。
――――――――――――――――――――――――
【経験値1を獲得しました。経験値1を獲得しました。経験値1を獲得しました。経験値1………た。経験値1を………ました……………レベルが上がりました。経験値……………ました。……………値1………獲…。レベル…上が………。経…………得…………1……ま……た。レベル上限に達しました………これ以上レベルは上がりません。[限界突破EX]の効果が適用されます…………これ以上の経験値は貯蔵されます。経験…1………ました…。経……した………】
――――――――――――――――――――――――
意外とイケるな。……って、もうこの木は殆ど空洞じゃねえか。少しだけ食べてみるつもりだった筈が、想像以上に美味かったからつい食べすぎてしまったな。……人間だった頃は、こんな腹ペコキャラじゃなかった筈なんだけど。
それにしてもこの木はボロボロだなぁ。もし猪みたいな動物がぶつかってきたら、倒れるんじゃないか?そうなれば中にいる俺は――、よし!移住しよう。
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