13 / 48
エルフ編
エルフの戦い
しおりを挟む
-森エルフの里-
普通の大きさではない樹木がそこら中に自生しているこの森は、古くからエルフが住まう地として語り継がれてきた。その木は、エルフの住みかとして作り替えられていた。
「おい! エルフ! 娘を救出した! 出てこい!! 」
それを聞くと、エルフの母親らしい人物が、家から飛び出してきた。
「ああ愛しのジェーン!! よく戻ってきてくれたわ! ......ありがとう冒険者さん。里の長が人間との接触を禁じているものだから、ギルドへの依頼という形になってしまったのだけれど」
「いや、いい。それより、海エルフたちから話があるようだぞ」
「あ......」
森エルフの一人と、あの海エルフは、目を合わせた。
「......今日は戦いに来たのではないのだ。仲間たちもアジトにいる」
「......では、どんなご用で......」
海エルフは、ユラシアよりも一歩前に出て、昨日徹夜で考えてきた文章を開き、心を込めて読み上げた。
「我々海エルフは、長きに渡る戦いに終止符を打ちたい所存であります。この度、私ラエルは、森エルフの幼女を誘拐したことを強く反省し、金輪際もう二度と、森エルフの方々に危害を加えないことを、ここに表明いたします。強いては、森エルフと海エルフの因縁を打ち払いたく。海エルフの長ラエル......」
文章から目線を上げると、森エルフの女性は、少し間を開けて言った。
「......夫を呼んできます」
-数分後-
子供を抱き抱えたさきほどの母親と、その夫であり森エルフの長であるジェンクが、ユラシアとラエルの元へやってきた。
「......妻から聞いた。この戦いを終わらせたいと? 」
「......ああ」
「ふざけるな!! 人の娘を誘拐しておいて、何が平和だ!! 」
そんな森エルフを見て、前世を見ているようで呆れたユラシアは、二人の会話に口を挟んだ。
「......お前たち、なんで戦争がなくならないか知っているか? 」
双方、ユラシアの方を見た。気になっているということだ。
「......互いに、無知だからだ」
その言葉を聞き、ジェンクは少し考えていた。そこへ、空気を読み取った娘が話に入ってきた。
「おとーさん。あのおねえさんたち、すごく優しかったよ? 私が怖がらないように遊んでくれたし、私が寝るまでお話もしてくれたんだ。それに、私を捕まえたこと、すごく後悔してた」
その言葉でハッとなり、ジェンクは海エルフの方を見た。ラエルはなんとも言えない顔をしていた。申し訳ないような、嬉しいような。
「......森エルフの長ジェンクは、海エルフとの長きに渡る戦いを、終結へと向かわせたい所存である」
「で、では!! 」
「勘違いするなよ」
「え......」
ジェンクは冷たくいい放つと、一息ついて言った。
「これからは、海エルフが危機に陥ったとき、また助けを求めているとき、森エルフは全勢力をもって海エルフの救援をすることを約束しよう! 」
「あ......ありがとう!! 」
「ふん、娘のいうことを信じない父親はいないからな。それに......あんたのいうことにも色々と気付かされたよ」
ジェンクはそういうと、ユラシアの方を向いた。
「俺の? 」
「ああ。まるで、違う世界の教育を受けているようだった。そんな考え方はしたことがなかったからな。もしかしてだが、本当に異世界から来たのか? 」
ジェンクの言ったことは的を得ていた。ユラシアはこの世界の住民からしたら、異世界から来た存在。あの教会の神父以外で、ここまでユラシアの正体に近付いた者は、ジェンクが初めてだった。
「どうだかな」
「ふん......ではまた会おう。海エルフの長よ。里の者たちには私から言っておく」
「ああ、本当にありがとう」
ユラシアと共に、森エルフの里を離れるラエル。ジェンクの娘に目を振られ、互いが見えなくなるまで手を振り合った。
-海エルフのアジト-
ついてきてくれ、とラエルから言われたユラシア。やがてアジトに帰ってきた。
「ラエルさん!! どうなりましたか? 」
「......戦いは終わったよ」
歓喜のあまり、ラエルを抱き締める海エルフたち。もっとも、人数が人数なので、芋洗い状態になっているのだが。
「いやいや、私は文章を読んだだけだ。戦いが終わったのは、ユラシアのお陰だ」
その言葉から大体のことを察したユラシア。それは、見ている状況が物語っていた。
「ありがとうございますー!!! 」
案の定、大量の海エルフがユラシアの元へと駆け寄り、ユラシアを肌色の世界へと誘った。呼吸ができないほどエルフたちの胸は大きく、それでいてとても柔らかかった。
「うぶ......や、やめろぉ......」
-数分後-
どさくさに紛れて頬にキスマークをつけられていたユラシアは、その場でぶっ倒れていた。
「どうしようか......」
「......ユラシアが冒険者ということはあの町か......私が運ぼう。ついでだからな」
ラエルが名乗り出たが、悲しそうな顔をする海エルフたち。
「ラエルさん。もう行ってしまうんですか? 」
「また戻ってくるさ。彼から学ぶことはたくさんある。お前たちは、この一連の事を里の皆に報告してくれ」
「わ、わかりました!! 」
言いながらも涙する仲間たちを置いていくラエル。彼女自身も、ホロリと涙を流した。
-数時間後-
「......ラシア......ユラシアさん......ユラシアさん!! 」
ギルドの施設である医務室のベッドで目を覚ましたユラシア。呼んでいたのは、シオネだった。
「ん......シオネか」
「シオネか、じゃないですよ! ギルドの人に呼ばれて来てみれば、気絶したユラシアさんがいたんです。心配にもなりますよ!! 」
「す、すまん......」
「まったくもう......あ、それと、手にこんなのが握られてましたよ? まだ読んでませんけど」
シオネから渡されたのは、小さめな紙だった。用心して匂いを嗅ぐと、ほんのり潮の香りがした。つまり海エルフのラエルからだろう。
「なんなんだ? 」
紙にはこう書かれていた。
あなたには教えてもらうことがたくさんあります。あなたの傍にいさせてください。つまり、同棲させてください。
「......は? 」
「どれどれ......え!! 誰ですかこの人! 同棲って、そんな、はしたない! 」
文章は、端の方でこう締め括られていた。
ありがとうございました!
「......フッ」
「フッてなんですかフッて! というか誰なんですかその紙を書いた人は! 」
「多分、もう来るだろう」
ユラシアの予想通り、医務室の扉を開けたのは、ラエルだった。
「主様! これから宜しくお願い致します!! 」
片足をつき、剣を目の前に置いたラエル。忠誠を誓うという、海エルフなりの表明なのだろう。
シオネはというと、自分以外にユラシアと同棲するものが来ることで、嫉妬していた。
しかし、そんな幸せは、あることをきっかけに崩れた。
普通の大きさではない樹木がそこら中に自生しているこの森は、古くからエルフが住まう地として語り継がれてきた。その木は、エルフの住みかとして作り替えられていた。
「おい! エルフ! 娘を救出した! 出てこい!! 」
それを聞くと、エルフの母親らしい人物が、家から飛び出してきた。
「ああ愛しのジェーン!! よく戻ってきてくれたわ! ......ありがとう冒険者さん。里の長が人間との接触を禁じているものだから、ギルドへの依頼という形になってしまったのだけれど」
「いや、いい。それより、海エルフたちから話があるようだぞ」
「あ......」
森エルフの一人と、あの海エルフは、目を合わせた。
「......今日は戦いに来たのではないのだ。仲間たちもアジトにいる」
「......では、どんなご用で......」
海エルフは、ユラシアよりも一歩前に出て、昨日徹夜で考えてきた文章を開き、心を込めて読み上げた。
「我々海エルフは、長きに渡る戦いに終止符を打ちたい所存であります。この度、私ラエルは、森エルフの幼女を誘拐したことを強く反省し、金輪際もう二度と、森エルフの方々に危害を加えないことを、ここに表明いたします。強いては、森エルフと海エルフの因縁を打ち払いたく。海エルフの長ラエル......」
文章から目線を上げると、森エルフの女性は、少し間を開けて言った。
「......夫を呼んできます」
-数分後-
子供を抱き抱えたさきほどの母親と、その夫であり森エルフの長であるジェンクが、ユラシアとラエルの元へやってきた。
「......妻から聞いた。この戦いを終わらせたいと? 」
「......ああ」
「ふざけるな!! 人の娘を誘拐しておいて、何が平和だ!! 」
そんな森エルフを見て、前世を見ているようで呆れたユラシアは、二人の会話に口を挟んだ。
「......お前たち、なんで戦争がなくならないか知っているか? 」
双方、ユラシアの方を見た。気になっているということだ。
「......互いに、無知だからだ」
その言葉を聞き、ジェンクは少し考えていた。そこへ、空気を読み取った娘が話に入ってきた。
「おとーさん。あのおねえさんたち、すごく優しかったよ? 私が怖がらないように遊んでくれたし、私が寝るまでお話もしてくれたんだ。それに、私を捕まえたこと、すごく後悔してた」
その言葉でハッとなり、ジェンクは海エルフの方を見た。ラエルはなんとも言えない顔をしていた。申し訳ないような、嬉しいような。
「......森エルフの長ジェンクは、海エルフとの長きに渡る戦いを、終結へと向かわせたい所存である」
「で、では!! 」
「勘違いするなよ」
「え......」
ジェンクは冷たくいい放つと、一息ついて言った。
「これからは、海エルフが危機に陥ったとき、また助けを求めているとき、森エルフは全勢力をもって海エルフの救援をすることを約束しよう! 」
「あ......ありがとう!! 」
「ふん、娘のいうことを信じない父親はいないからな。それに......あんたのいうことにも色々と気付かされたよ」
ジェンクはそういうと、ユラシアの方を向いた。
「俺の? 」
「ああ。まるで、違う世界の教育を受けているようだった。そんな考え方はしたことがなかったからな。もしかしてだが、本当に異世界から来たのか? 」
ジェンクの言ったことは的を得ていた。ユラシアはこの世界の住民からしたら、異世界から来た存在。あの教会の神父以外で、ここまでユラシアの正体に近付いた者は、ジェンクが初めてだった。
「どうだかな」
「ふん......ではまた会おう。海エルフの長よ。里の者たちには私から言っておく」
「ああ、本当にありがとう」
ユラシアと共に、森エルフの里を離れるラエル。ジェンクの娘に目を振られ、互いが見えなくなるまで手を振り合った。
-海エルフのアジト-
ついてきてくれ、とラエルから言われたユラシア。やがてアジトに帰ってきた。
「ラエルさん!! どうなりましたか? 」
「......戦いは終わったよ」
歓喜のあまり、ラエルを抱き締める海エルフたち。もっとも、人数が人数なので、芋洗い状態になっているのだが。
「いやいや、私は文章を読んだだけだ。戦いが終わったのは、ユラシアのお陰だ」
その言葉から大体のことを察したユラシア。それは、見ている状況が物語っていた。
「ありがとうございますー!!! 」
案の定、大量の海エルフがユラシアの元へと駆け寄り、ユラシアを肌色の世界へと誘った。呼吸ができないほどエルフたちの胸は大きく、それでいてとても柔らかかった。
「うぶ......や、やめろぉ......」
-数分後-
どさくさに紛れて頬にキスマークをつけられていたユラシアは、その場でぶっ倒れていた。
「どうしようか......」
「......ユラシアが冒険者ということはあの町か......私が運ぼう。ついでだからな」
ラエルが名乗り出たが、悲しそうな顔をする海エルフたち。
「ラエルさん。もう行ってしまうんですか? 」
「また戻ってくるさ。彼から学ぶことはたくさんある。お前たちは、この一連の事を里の皆に報告してくれ」
「わ、わかりました!! 」
言いながらも涙する仲間たちを置いていくラエル。彼女自身も、ホロリと涙を流した。
-数時間後-
「......ラシア......ユラシアさん......ユラシアさん!! 」
ギルドの施設である医務室のベッドで目を覚ましたユラシア。呼んでいたのは、シオネだった。
「ん......シオネか」
「シオネか、じゃないですよ! ギルドの人に呼ばれて来てみれば、気絶したユラシアさんがいたんです。心配にもなりますよ!! 」
「す、すまん......」
「まったくもう......あ、それと、手にこんなのが握られてましたよ? まだ読んでませんけど」
シオネから渡されたのは、小さめな紙だった。用心して匂いを嗅ぐと、ほんのり潮の香りがした。つまり海エルフのラエルからだろう。
「なんなんだ? 」
紙にはこう書かれていた。
あなたには教えてもらうことがたくさんあります。あなたの傍にいさせてください。つまり、同棲させてください。
「......は? 」
「どれどれ......え!! 誰ですかこの人! 同棲って、そんな、はしたない! 」
文章は、端の方でこう締め括られていた。
ありがとうございました!
「......フッ」
「フッてなんですかフッて! というか誰なんですかその紙を書いた人は! 」
「多分、もう来るだろう」
ユラシアの予想通り、医務室の扉を開けたのは、ラエルだった。
「主様! これから宜しくお願い致します!! 」
片足をつき、剣を目の前に置いたラエル。忠誠を誓うという、海エルフなりの表明なのだろう。
シオネはというと、自分以外にユラシアと同棲するものが来ることで、嫉妬していた。
しかし、そんな幸せは、あることをきっかけに崩れた。
42
お気に入りに追加
370
あなたにおすすめの小説

せっかくのクラス転移だけども、俺はポテトチップスでも食べながらクラスメイトの冒険を見守りたいと思います
霖空
ファンタジー
クラス転移に巻き込まれてしまった主人公。
得た能力は悪くない……いや、むしろ、チートじみたものだった。
しかしながら、それ以上のデメリットもあり……。
傍観者にならざるをえない彼が傍観者するお話です。
基本的に、勇者や、影井くんを見守りつつ、ほのぼの?生活していきます。
が、そのうち、彼自身の物語も始まる予定です。

俺しか使えない『アイテムボックス』がバグってる
十本スイ
ファンタジー
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長。ただしよくあるような最強でチートな能力をもらい、異世界ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、丈夫な身体と便利なアイテムボックスだけを望んだ。しかしこの二つ、神がどういう解釈をしていたのか、特にアイテムボックスについてはバグっているのではと思うほどの能力を有していた。これはこれで便利に使えばいいかと思っていたが、どうも自分だけが転生者ではなく、一緒に同世界へ転生した者たちがいるようで……。しかもそいつらは自分が主人公で、沖長をイレギュラーだの踏み台だなどと言ってくる。これは異世界ではなく現代ファンタジーの世界に転生することになった男が、その世界の真実を知りながらもマイペースに生きる物語である。

異世界召喚でクラスの勇者達よりも強い俺は無能として追放処刑されたので自由に旅をします
Dakurai
ファンタジー
クラスで授業していた不動無限は突如と教室が光に包み込まれ気がつくと異世界に召喚されてしまった。神による儀式でとある神によってのスキルを得たがスキルが強すぎてスキル無しと勘違いされ更にはクラスメイトと王女による思惑で追放処刑に会ってしまうしかし最強スキルと聖獣のカワウソによって難を逃れと思ったらクラスの女子中野蒼花がついてきた。
相棒のカワウソとクラスの中野蒼花そして異世界の仲間と共にこの世界を自由に旅をします。
現在、第三章フェレスト王国エルフ編

転生テイマー、異世界生活を楽しむ
さっちさん
ファンタジー
題名変更しました。
内容がどんどんかけ離れていくので…
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
ありきたりな転生ものの予定です。
主人公は30代後半で病死した、天涯孤独の女性が幼女になって冒険する。
一応、転生特典でスキルは貰ったけど、大丈夫か。私。
まっ、なんとかなるっしょ。

貞操逆転世界に無職20歳男で転生したので自由に生きます!
やまいし
ファンタジー
自分が書きたいことを詰めこみました。掲示板あり
目覚めると20歳無職だった主人公。
転生したのは男女の貞操観念が逆転&男女比が1:100の可笑しな世界だった。
”好きなことをしよう”と思ったは良いものの無一文。
これではまともな生活ができない。
――そうだ!えちえち自撮りでお金を稼ごう!
こうして彼の転生生活が幕を開けた。

高身長お姉さん達に囲まれてると思ったらここは貞操逆転世界でした。〜どうやら元の世界には帰れないので、今を謳歌しようと思います〜
水国 水
恋愛
ある日、阿宮 海(あみや かい)はバイト先から自転車で家へ帰っていた。
その時、快晴で雲一つ無い空が急変し、突如、周囲に濃い霧に包まれる。
危険を感じた阿宮は自転車を押して帰ることにした。そして徒歩で歩き、喉も乾いてきた時、運良く喫茶店の看板を発見する。
彼は霧が晴れるまでそこで休憩しようと思い、扉を開く。そこには女性の店員が一人居るだけだった。
初めは男装だと考えていた女性の店員、阿宮と会話していくうちに彼が男性だということに気がついた。そして同時に阿宮も世界の常識がおかしいことに気がつく。
そして話していくうちに貞操逆転世界へ転移してしまったことを知る。
警察へ連れて行かれ、戸籍がないことも発覚し、家もない状況。先が不安ではあるが、戻れないだろうと考え新たな世界で生きていくことを決意した。
これはひょんなことから貞操逆転世界に転移してしまった阿宮が高身長女子と関わり、関係を深めながら貞操逆転世界を謳歌する話。

変人奇人喜んで!!貴族転生〜面倒な貴族にはなりたくない!〜
赤井水
ファンタジー
クロス伯爵家に生まれたケビン・クロス。
神に会った記憶も無く、前世で何故死んだのかもよく分からないが転生した事はわかっていた。
洗礼式で初めて神と話よく分からないが転生させて貰ったのは理解することに。
彼は喜んだ。
この世界で魔法を扱える事に。
同い歳の腹違いの兄を持ち、必死に嫡男から逃れ貴族にならない為なら努力を惜しまない。
理由は簡単だ、魔法が研究出来ないから。
その為には彼は変人と言われようが奇人と言われようが構わない。
ケビンは優秀というレッテルや女性という地雷を踏まぬ様に必死に生活して行くのであった。
ダンス?腹芸?んなもん勉強する位なら魔法を勉強するわ!!と。
「絶対に貴族にはならない!うぉぉぉぉ」
今日も魔法を使います。
※作者嬉し泣きの情報
3/21 11:00
ファンタジー・SFでランキング5位(24hptランキング)
有名作品のすぐ下に自分の作品の名前があるのは不思議な感覚です。
3/21
HOT男性向けランキングで2位に入れました。
TOP10入り!!
4/7
お気に入り登録者様の人数が3000人行きました。
応援ありがとうございます。
皆様のおかげです。
これからも上がる様に頑張ります。
※お気に入り登録者数減り続けてる……がむばるOrz
〜第15回ファンタジー大賞〜
67位でした!!
皆様のおかげですこう言った結果になりました。
5万Ptも貰えたことに感謝します!
改稿中……( ⁎ᵕᴗᵕ⁎ )☁︎︎⋆。

異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる