ジャングルデイズ、スヴァールバル:収容所列島
「負けられない戦いと聞いて…」 セクター35に降り立ったメルは現場と募集条件がまるっきり違う事に戸惑い、安堵した。 |追憶都市《ポリス》の求人にありがちな齟齬だ。 自動小銃を帯びたメイドが二人、新人などお構いなしに談笑している。 罠なのか本気で怠けているのかわからない。 だが油断は禁物だ。 最後の肉体が地上から消えて百年。 戦争は仮想化されて続いている。 徴募局で支給された銃は本物だ。 当局の認証がなされ引き金を絞ればプレイヤーキルできる。 ただ、いきなり初陣でそれは御免被りたかった
あなたにおすすめの小説
PSY・サティスファクト
韋虹姫 響華
SF
超能力────。
それは人間の中に潜む第六感とも言われている能力の一つとも言えるだろう。
ある時、そんな超能力が犯罪に利用されてしまった事で警察や探偵等の一般の考えでは解決や対処の出来ない怪事件が勃発する。
PSYパッケージと呼ばれた自発的か誘発的か分からない超能力の発現によって行われる超能力犯罪───、それに対抗すべく政府が施策した対超能力捜査一課。
しかし、超能力には同じ超能力による対処をすべく一課配属された超能力者はPSYコードと呼ばれ、怪事件を数多く解決する者達であった。
これは、出生が不明であるPSYコード達と一人の少年が出会った事で動き出す物語である。
※表紙イラストはAIイラストを使用しています。イラストレーターが決まり次第、変更・編集予定です
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
『星屑の狭間で』(チャレンジ・ミッション編)
トーマス・ライカー
SF
政・官・財・民・公・軍に拠って構成された複合巨大組織『運営推進委員会』が、超大規模なバーチャル体感サバイバル仮想空間・艦対戦ゲーム大会『サバイバル・スペースバトルシップ』を企画・企図し、準備して開催に及んだ。
そのゲーム大会の1部を『運営推進委員会』にて一席を占める、ネット配信メディア・カンパニー『トゥーウェイ・データ・ネット・ストリーム・ステーション』社が、配信リアル・ライヴ・バラエティー・ショウ『サバイバル・スペースバトルシップ・キャプテン・アンド・クルー』として、順次に公開している。
アドル・エルクを含む20人は艦長として選ばれ、それぞれがスタッフ・クルーを男女の芸能人の中から選抜して、軽巡宙艦に搭乗して操り、ゲーム大会で奮闘する模様を撮影されて、配信リアル・ライヴ・バラエティー・ショウ『サバイバル・スペースバトルシップ・キャプテン・アンド・クルー』の中で出演者のコメント付きで紹介されている。
『運営推進本部』は、1ヶ月に1〜2回の頻度でチャレンジ・ミッションを発表し、それへの参加を強く推奨している。
【『ディファイアント』共闘同盟】は基本方針として、総てのチャレンジ・ミッションには参加すると定めている。
本作はチャレンジ・ミッションに参加し、ミッションクリアを目指して奮闘する彼らを描く…スピンオフ・オムニバス・シリーズです。