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君と一つになろう

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すると、オプスが言った。
この学園の生徒だと告げた。そして、旧校舎の取り壊し工事を行っていると。すると、彼は言った。
そういうことでしたら、責任者に連絡を取ってきますので少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか? 彼は建物の中に入っていった。しばらくして、彼は戻ってきた。そして、俺達に言った。
「申し訳ありませんが、建物の中には入れられません。ですが、代わりにこの建物を管理していらっしゃる方のところに案内させていただきます。それで構いませんか?」
俺達は彼にうなずいて見せた。すると、彼は建物の中に入っていった。そして、彼は戻ってくると、俺達に言った。この建物を管理していらっしゃるのは、メルクリウス様のお姉さまにあたる方なのです。そして、この学園の卒業生でもあるのです。
俺は思った。その人が、俺達が旧校舎で調べようとしていたことを知っているかもしれないと。
俺達は、旧校舎の管理をしているという人物に会いに行った。そして、旧校舎で見つけた不思議な道具のことを話した。すると、その人物は俺の話に興味を持ってくれたようだった。そして、俺の話を真剣に聞いてくれた。そして、旧校舎の跡地に建てられた建物の前まで連れてきてくれた。そして、その人は俺に言った。
「ここが、私が管理を任されている建物だよ。さあ、遠慮なく入っておいで」
すると、俺は旧校舎で見つけた鍵を取り出した。そして、旧校舎で見つけた謎の扉の鍵穴に差し込んだ。すると、扉が開いたのだ。そして、俺が扉を開けると、その人はこう言葉を続けたのだ。
「君は、この先に何があるのか知っているんだね? この場所は、君達魔法使いが研究施設や実験場として使っていた場所なんだからね。私はここを、魔法省から正式に引き継いだんだよ」「どういう意味ですか? それに、貴方は何者なんですか? どうして、こんな場所を俺に教えてくれるんですか? 俺がここに来たのは偶然じゃないんですか?」
「そうだね。君の言うとおり、君はここに来るべきではない。しかし、私は君の力になりたかった。だから私は、君を手助けするためにこの場所に招き入れた。そして、君の質問に答えるならば、私は君達の味方であり、この世界の守護者であり、この世界の秘密を知る者の一人だ」「それは、どういう意味ですか?」
「君は、旧校舎の地下にあるあの機械装置を見ただろう。あれは、ある目的のために作られたものだ。そして、君の見た光景は、現実に存在する。私は、これから起こることを予測していた。そして、それが現実のものとなったとき、私はそれを食い止めなければならない。私は、そのためにやってきたのだ」「つまり貴方は、未来から来た人ってことですか?」
「そうだ」「俺は、貴方の言っていることが信じられない。貴方の言葉を信じたい気持ちもあるけど、そんなこと言われて信じろっていう方が無理ですよ」
「それも仕方がない。だが今は私の言葉を信じるしかないのだ。そして、私に協力してもらえないだろうか?」「それは、何をすればいいんですか?」「私と一緒に、この世界に危機が迫っていることを突き止めてほしい」「俺は探偵でもなければ、預言者でもないんですよ」
「分かっている。だが、私一人の力では限界があるのだ。頼む。私を助けてくれ」
「分かりました。俺にできることなら協力します」
「ありがとう」俺は、ハルシオンを殺した。
俺はハルシオンを殺して、ハルシオンの身体を取り戻した。
俺はハルシオンを抱きしめながら、彼女の心臓の鼓動を感じていた。
ハルシオンは言った。
「ねえ、私にキスしてくれない?」
俺はハルシオンにキスをした。ハルシオンは言った。
「貴方の愛を感じるわ」
ハルシオンが死んでしまった。ハルシオンを殺さない選択肢もあったはずだ。でも俺はハルシオンを撃ってしまった。ハルシオンが死んでしまうくらいなら、いっそ俺がハルシオンを……。いや違う!!俺はそんなことを考えていたわけじゃない!!ハルシオンは死んだ。
俺はハルシオンの亡骸に口づけをした。すると、ハルシオンは目を覚ました。
「おはよう」
ハルシオンは言った。
「ここはどこ?」
俺はハルシオンにこれまでの経緯を説明した。
「そう。貴方が私を殺してしまったのね」
「ああ」「でも大丈夫よ。私ももうすぐ死ぬから」
「えっ?どういうことだ」
「私達はもう死んでいるのよ。今こうして会話しているのは、魂だけの存在なの」
「じゃあ、お前は幽霊なのか?」
「そうよ」
「そうか。俺は死んだんだな」
「そうよ」
「でも、俺は死なないぞ」
「どうしてそう思うの? どうして、私を撃つことができたの? どうして私に勝てると思ったの?どうして私より強いなんて思ったの? どうして私の事を愛してるなんて言ったの? どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?どうして?」
「俺は、お前が好きだからだ」
「そんなの嘘よ!!」
「本当だ」
「そんなのおかしいわ!!だって、そんなのありえないわ!!そんなの絶対間違っているわ!!そんなの認めたくないわ!!絶対にそんなの嫌だわ!!!」
「じゃあどうする? 俺を説得するか? 俺が納得するように説明できるか? それとも、俺の言うことを聞かないか?」「分からないわ。分からないの。だって、私は……」
「俺はお前が好きなんだよ。だから、お前がどんな奴であろうと関係ない。たとえ、お前がとんでもない悪女だったとしても、俺には関係ない。俺が好きになった相手がたまたま悪かっただけだ」
「……」
「だから、私は……」
ハルシオンは泣いていた。
ハルシオンは俺の胸に抱きついて、泣きじゃくった。
俺はハルシオンを抱き締めて、頭を撫でた。
すると、ハルシオンが言った。
お願いがあるの。聞いてくれるかしら? 俺がうなずくと、彼女は言った。
「私を、食べて」
俺が黙っていると、彼女が言葉を続けた。
私を食べて、そして、私と一つになって欲しいの。
私は貴方の中で生きていきたいの。
「分かった。食べるよ。そして、君と一つになろう」
おわり。
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