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赤ずきんと狼の職業
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ゲルデに会えないまま、ザシャは人形を彫っていた。子供を遊ばせるための、〈役者〉たちの人形がほしいと注文が入ったのだ。だがゲルデのことばかり考えていたせいか、気づけば手元の人形は〈赤ずきん〉ゲルデになっていた。
しまった、とザシャが隠すより早く、目ざとい兄がゲルデの人形を見つけた。ザシャの手からひょいと取り上げ、矯めつ眇めつ出来映えを確かめる。
「まあ、〈赤ずきん〉も観光客や〈観客〉は喜ぶだろうけどな。注文は〈小夜啼鳥〉だったろ」
ぼんやりするなよと釘を刺しながら、兄はザシャの手に人形を戻した。ゲルデの人形を大事にポケットへ仕舞いながら、ザシャは「わかってるよ」とぼそぼそ呟いた。
兄に叱られたザシャは、特に意味もなく木彫りのゲルデをポケットに入れて過ごすようになった。ゲルデに会えないかと期待しながら〈森〉を歩き、会えなかった日は、膨らんだポケットに「しょうがないさ」と声をかけて家路に就いた。
ようやくゲルデに会えたのは、次を約束してから六日が過ぎてからだった。
〈森〉を歩いていたザシャは、ゲルデの後ろ姿を見つけた。出会えた日と同じく、トレードマークの赤いケープを身に付け、手には篭を持っている。
その後ろ姿は誰かを探しているようだ。探している誰かが自分だとわかっているザシャは、もう少しゲルデの後ろ姿を眺めていたかった。だが振り向いてほしいという気持ちが勝り、我慢できずに声をかけていた。
「一人で歩くのは危ないよ、ゲルデ」
「あっ、ザシャ!」
あの日と違い、ゲルデは驚くことなく、嬉しそうに振り向いてザシャの名前を呼んだ。ゲルデの笑顔が向けられたことと、自分の名前を呼んでくれたことに、ザシャの胸がじぃんと熱を持つ。
当たり前のようにザシャの隣に並んだゲルデは、「あのねあのね」とこの六日間何をしていたかを話し出した。このまま〈森〉の中で話し込むのも悪くはないが、万が一あの〈狩人〉に見つかって襲れてもつまらない。ザシャは〈花畑〉への道を開き、中へゲルデを招いた。
雲一つない青空の下に、色とりどりの花が咲く。ザシャの〈花畑〉に来たゲルデは、風が運ぶ花の香りに目を細めた。
「今日も〈花畑〉に連れてきてくれてありがとう、ザシャ!」
心の底から嬉しそうに礼を言われ、ザシャは照れくささに狼の耳が力をなくすのを感じた。くしゃくしゃの頭をかきながら、ザシャは「どういたしまして」とぼそぼそ返した。
今日のザシャは、ゲルデに気を遣わせないようハンカチを二枚用意している。しかも、どちらも新品だ。きれいに畳んで入れたハンカチを取り出すべくポケットへ手を入れたザシャは、優しい木肌の感触を思い出した。ザシャのポケットには今、ゲルデを模した人形が入っている。
――〈狼〉の僕が〈赤ずきん〉の人形を大事に持ち歩いているなんて、ゲルデが知ったらどう思うだろうか。気味悪がられるだろうか。怖がられるだろうか。嫌がられるだろうか。
見つかるわけにはいかないなと思いつつ、ザシャはポケットの中の人形を気にしながら、そろりとハンカチを出した。二枚のハンカチは人形を引っかけることなく、するりと出てきた。
「ゲルデ、よかったらこれに」
ザシャが敷いたハンカチに座るのを、ゲルデは遠慮した。だがザシャが「これくらいしかできないから」と言って眉尻と狼の耳を垂れさせると、ゲルデは「じゃあ……」と言っておずおず腰を下ろした。ザシャもその隣に座る。ゲルデは恥ずかしそうに、上目遣いで「ありがとう」と礼を言った。
「あの、あのね、今日はお菓子とジュースを持ってきたの。た……食べて、くれる?」
持っていた篭から、ゲルデは焼き菓子と林檎のジュースを取り出した。漂っていた甘い香りがさらに強くなる。
〈狼〉たちが職人として仕事を持つように、〈赤ずきん〉たちも職を持つ。パンやお菓子を焼いて町へ納めるのが、ゲルデたち〈赤ずきん〉の仕事だ。
ゲルデは今日持ってきた焼き菓子の説明を始めた。焼き菓子のような嗜好品は、〈狼〉たち悪役にとって年に一度すら手が出せない贅沢品だ。それでも、馴染みのない甘い香りは食欲をそそる。ゲルデから差し出された焼き菓子を、ザシャは照れながら受け取った。
「お姉ちゃんたちがね、男の人は甘い物を好まないものなのよって。だから、あんまり甘くないお菓子を選んできたんだけど……」
焼き菓子の甘さは、ゲルデが言う通りなのだろう。焼き菓子からは甘い香りこそしているが、どちらかと言えば香辛料の香りが強い。だが、元々甘い物に縁のなかったザシャだ。かぶりついた焼き菓子の甘さが控えめかそうでないかは、比較対象がないためわからない。わかるのは、ゲルデが作ってくれた焼き菓子がとても美味しかったということだけだ。
二人で焼き菓子とジュースを楽しみながら、ザシャとゲルデは、互いの会えなかった六日間を話し始めた。
ゲルデと話している間、ザシャはポケットの中に人形があるのをすっかり忘れていた。だからゲルデの話に相づちを打ったとき、身じろいだせいでころりと転がった人形を見て背筋が凍る思いをした。幸いなことに、ザシャの動揺は顔に出ず、尻尾がやたら左右へ振られる程度で済んだ。
ザシャはゲルデに見られないうちにと、サッと手を伸ばして人形を手のひらに隠した。だがその動作はゲルデに見られ、「どうしたの?」と首を傾げさせる事態になった。
「今何か、隠さなかった?」
「な、何でもないよ」
アーモンド型の瞳に見つめられると、つい白状しそうになる。ザシャはゲルデから目を逸らし、手を後ろへ回した。ザシャが焦る様子に、ゲルデはいたずらっ子のような笑みを浮かべた。かと思うと「見せて!」とザシャにぴったりくっついた。
後ろへ隠したザシャの手を見ようと、ゲルデはぐいぐいザシャに密着する。
ゲルデの香りは甘い。小麦粉、ミルク、蜂蜜、林檎、それから少しばかりの香辛料。それらが混ざって、ゲルデだけの匂いを生み出している。しかしほかにも何か、ザシャの食欲に似た本能に訴えかけるものがある。ザシャにはそれが「食べて」「食べて」と甘えられているように感じた。
ザシャが必死で本能に抗っている間も、ゲルデはザシャにまとわりつき、手に隠した人形を見ようとする。これ以上くっついていられては我慢できないと観念したザシャは、ゲルデを元のように座らせ、ポケットから転がり出た人形を見せた。
広げられた手にちんまりと乗る人形を見て、ゲルデは「わぁ」と目を輝かせた。
「これ、私?」
こっくりとうなずくザシャの手に乗る人形を、ゲルデは角度を変え、何度も眺めた。そして嬉しそうに「上手だね」と笑った。褒められた嬉しさと隠していたものが見つかった恥ずかしさに、ザシャは自分の顔が赤くなっていくのがわかった。頭頂部の狼の耳までも、うっすら赤く染まっている。
ザシャは赤い顔のまま、そっと人形を差し出した。
「迷惑じゃなかったら……きみに」
ゲルデの目が丸くなる。ザシャと人形を見比べ、ゲルデは「いいの?」と尋ねた。声も出ないザシャが何度もうなずくと、ゲルデは大喜びで、大事そうに人形を受け取った。
「大事にするね。本当に、大事にするから!」
手にした人形を、ゲルデは太陽に見せびらかすように持ちあげ、その出来映えを確かめては「すごいね」「上手だね」「ザシャって器用だね」と褒めた。職人としての腕は以前から認められていたザシャだが、こうして面と向かって褒められたことは片手の指ほどもない。好いている相手に目を輝かせて褒められ、手ずから作った贈り物を喜ばれ、ザシャはくすぐったくて仕方なかった。
その日ゲルデは、〈花畑〉を出て〈森〉を歩いていても、人形を眺めては目をキラキラと輝かせていた。〈赤ずきん〉の家そばまでの道のりで、ザシャは何度褒められ礼を言われただろう。跳ねるような足取りのくゲルデを見送りながら、ザシャは初めて自分の職を誇らしく思った。
しまった、とザシャが隠すより早く、目ざとい兄がゲルデの人形を見つけた。ザシャの手からひょいと取り上げ、矯めつ眇めつ出来映えを確かめる。
「まあ、〈赤ずきん〉も観光客や〈観客〉は喜ぶだろうけどな。注文は〈小夜啼鳥〉だったろ」
ぼんやりするなよと釘を刺しながら、兄はザシャの手に人形を戻した。ゲルデの人形を大事にポケットへ仕舞いながら、ザシャは「わかってるよ」とぼそぼそ呟いた。
兄に叱られたザシャは、特に意味もなく木彫りのゲルデをポケットに入れて過ごすようになった。ゲルデに会えないかと期待しながら〈森〉を歩き、会えなかった日は、膨らんだポケットに「しょうがないさ」と声をかけて家路に就いた。
ようやくゲルデに会えたのは、次を約束してから六日が過ぎてからだった。
〈森〉を歩いていたザシャは、ゲルデの後ろ姿を見つけた。出会えた日と同じく、トレードマークの赤いケープを身に付け、手には篭を持っている。
その後ろ姿は誰かを探しているようだ。探している誰かが自分だとわかっているザシャは、もう少しゲルデの後ろ姿を眺めていたかった。だが振り向いてほしいという気持ちが勝り、我慢できずに声をかけていた。
「一人で歩くのは危ないよ、ゲルデ」
「あっ、ザシャ!」
あの日と違い、ゲルデは驚くことなく、嬉しそうに振り向いてザシャの名前を呼んだ。ゲルデの笑顔が向けられたことと、自分の名前を呼んでくれたことに、ザシャの胸がじぃんと熱を持つ。
当たり前のようにザシャの隣に並んだゲルデは、「あのねあのね」とこの六日間何をしていたかを話し出した。このまま〈森〉の中で話し込むのも悪くはないが、万が一あの〈狩人〉に見つかって襲れてもつまらない。ザシャは〈花畑〉への道を開き、中へゲルデを招いた。
雲一つない青空の下に、色とりどりの花が咲く。ザシャの〈花畑〉に来たゲルデは、風が運ぶ花の香りに目を細めた。
「今日も〈花畑〉に連れてきてくれてありがとう、ザシャ!」
心の底から嬉しそうに礼を言われ、ザシャは照れくささに狼の耳が力をなくすのを感じた。くしゃくしゃの頭をかきながら、ザシャは「どういたしまして」とぼそぼそ返した。
今日のザシャは、ゲルデに気を遣わせないようハンカチを二枚用意している。しかも、どちらも新品だ。きれいに畳んで入れたハンカチを取り出すべくポケットへ手を入れたザシャは、優しい木肌の感触を思い出した。ザシャのポケットには今、ゲルデを模した人形が入っている。
――〈狼〉の僕が〈赤ずきん〉の人形を大事に持ち歩いているなんて、ゲルデが知ったらどう思うだろうか。気味悪がられるだろうか。怖がられるだろうか。嫌がられるだろうか。
見つかるわけにはいかないなと思いつつ、ザシャはポケットの中の人形を気にしながら、そろりとハンカチを出した。二枚のハンカチは人形を引っかけることなく、するりと出てきた。
「ゲルデ、よかったらこれに」
ザシャが敷いたハンカチに座るのを、ゲルデは遠慮した。だがザシャが「これくらいしかできないから」と言って眉尻と狼の耳を垂れさせると、ゲルデは「じゃあ……」と言っておずおず腰を下ろした。ザシャもその隣に座る。ゲルデは恥ずかしそうに、上目遣いで「ありがとう」と礼を言った。
「あの、あのね、今日はお菓子とジュースを持ってきたの。た……食べて、くれる?」
持っていた篭から、ゲルデは焼き菓子と林檎のジュースを取り出した。漂っていた甘い香りがさらに強くなる。
〈狼〉たちが職人として仕事を持つように、〈赤ずきん〉たちも職を持つ。パンやお菓子を焼いて町へ納めるのが、ゲルデたち〈赤ずきん〉の仕事だ。
ゲルデは今日持ってきた焼き菓子の説明を始めた。焼き菓子のような嗜好品は、〈狼〉たち悪役にとって年に一度すら手が出せない贅沢品だ。それでも、馴染みのない甘い香りは食欲をそそる。ゲルデから差し出された焼き菓子を、ザシャは照れながら受け取った。
「お姉ちゃんたちがね、男の人は甘い物を好まないものなのよって。だから、あんまり甘くないお菓子を選んできたんだけど……」
焼き菓子の甘さは、ゲルデが言う通りなのだろう。焼き菓子からは甘い香りこそしているが、どちらかと言えば香辛料の香りが強い。だが、元々甘い物に縁のなかったザシャだ。かぶりついた焼き菓子の甘さが控えめかそうでないかは、比較対象がないためわからない。わかるのは、ゲルデが作ってくれた焼き菓子がとても美味しかったということだけだ。
二人で焼き菓子とジュースを楽しみながら、ザシャとゲルデは、互いの会えなかった六日間を話し始めた。
ゲルデと話している間、ザシャはポケットの中に人形があるのをすっかり忘れていた。だからゲルデの話に相づちを打ったとき、身じろいだせいでころりと転がった人形を見て背筋が凍る思いをした。幸いなことに、ザシャの動揺は顔に出ず、尻尾がやたら左右へ振られる程度で済んだ。
ザシャはゲルデに見られないうちにと、サッと手を伸ばして人形を手のひらに隠した。だがその動作はゲルデに見られ、「どうしたの?」と首を傾げさせる事態になった。
「今何か、隠さなかった?」
「な、何でもないよ」
アーモンド型の瞳に見つめられると、つい白状しそうになる。ザシャはゲルデから目を逸らし、手を後ろへ回した。ザシャが焦る様子に、ゲルデはいたずらっ子のような笑みを浮かべた。かと思うと「見せて!」とザシャにぴったりくっついた。
後ろへ隠したザシャの手を見ようと、ゲルデはぐいぐいザシャに密着する。
ゲルデの香りは甘い。小麦粉、ミルク、蜂蜜、林檎、それから少しばかりの香辛料。それらが混ざって、ゲルデだけの匂いを生み出している。しかしほかにも何か、ザシャの食欲に似た本能に訴えかけるものがある。ザシャにはそれが「食べて」「食べて」と甘えられているように感じた。
ザシャが必死で本能に抗っている間も、ゲルデはザシャにまとわりつき、手に隠した人形を見ようとする。これ以上くっついていられては我慢できないと観念したザシャは、ゲルデを元のように座らせ、ポケットから転がり出た人形を見せた。
広げられた手にちんまりと乗る人形を見て、ゲルデは「わぁ」と目を輝かせた。
「これ、私?」
こっくりとうなずくザシャの手に乗る人形を、ゲルデは角度を変え、何度も眺めた。そして嬉しそうに「上手だね」と笑った。褒められた嬉しさと隠していたものが見つかった恥ずかしさに、ザシャは自分の顔が赤くなっていくのがわかった。頭頂部の狼の耳までも、うっすら赤く染まっている。
ザシャは赤い顔のまま、そっと人形を差し出した。
「迷惑じゃなかったら……きみに」
ゲルデの目が丸くなる。ザシャと人形を見比べ、ゲルデは「いいの?」と尋ねた。声も出ないザシャが何度もうなずくと、ゲルデは大喜びで、大事そうに人形を受け取った。
「大事にするね。本当に、大事にするから!」
手にした人形を、ゲルデは太陽に見せびらかすように持ちあげ、その出来映えを確かめては「すごいね」「上手だね」「ザシャって器用だね」と褒めた。職人としての腕は以前から認められていたザシャだが、こうして面と向かって褒められたことは片手の指ほどもない。好いている相手に目を輝かせて褒められ、手ずから作った贈り物を喜ばれ、ザシャはくすぐったくて仕方なかった。
その日ゲルデは、〈花畑〉を出て〈森〉を歩いていても、人形を眺めては目をキラキラと輝かせていた。〈赤ずきん〉の家そばまでの道のりで、ザシャは何度褒められ礼を言われただろう。跳ねるような足取りのくゲルデを見送りながら、ザシャは初めて自分の職を誇らしく思った。
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