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いざ、交流会へ!
グループ紹介 3
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「ごめんね、こうするしか方法思い付かなかった。」
春樹先輩は僕を抱き締めて、頭上でそう呟いた。僕は春樹先輩の言っている意味が分からなくて、何を言えば良いか悩んでいた。
すると魔力で作られた花弁が一気に舞い始めた。そしてその花弁たちは春樹先輩と僕を包んだ。
その状況に頭が追いつかず、僕はただ呆然とするしかなかった。でも、その花弁たちが舞っている光景はとても美しかった。美しくて、何故か安心する感じがした。
そのときだった。
ドドンっ!!
何かが攻撃したような衝撃が花弁たちに走り、花弁たちに囲まれていた僕たちにも伝わってきた。
そして、花弁たちは衝撃を受けたせいか役目を果たしきったかのように消え去ってしまった。
すると、春樹先輩の顔は安堵感に溢れていた。
「良かった、間に合ったよ……。」
待って、先輩がさっき暁君を突き飛ばしたのってこういうこと……??
じゃあ暁君や周りにいた子たちは……?大丈夫なの??
「やっぱり反応が速いですねぇ。春樹君。」
すると、少し低めの声が聞こえた。僕は春樹先輩の腕から顔を出して声の正体をみると、そこには暁君の肩を抱き寄せながら立っている長身の人物がいた。
深い茶色の髪の毛に、つり目の黒い瞳。
うん、この特徴は暁君の番だ。ってことは、この人が西のグループの側近?
てことは、確か西のグループで暫定3位だよね。
…………………うん?待って僕今この人に攻撃されたの?なんで??え、ヤバくない??
「ねえ、西の側近が豊に何の用……?」
春樹先輩のどすの効いた声。ヤバい普通に怖いんだけどっ…………!!
春樹先輩は僕を抱き締めて、頭上でそう呟いた。僕は春樹先輩の言っている意味が分からなくて、何を言えば良いか悩んでいた。
すると魔力で作られた花弁が一気に舞い始めた。そしてその花弁たちは春樹先輩と僕を包んだ。
その状況に頭が追いつかず、僕はただ呆然とするしかなかった。でも、その花弁たちが舞っている光景はとても美しかった。美しくて、何故か安心する感じがした。
そのときだった。
ドドンっ!!
何かが攻撃したような衝撃が花弁たちに走り、花弁たちに囲まれていた僕たちにも伝わってきた。
そして、花弁たちは衝撃を受けたせいか役目を果たしきったかのように消え去ってしまった。
すると、春樹先輩の顔は安堵感に溢れていた。
「良かった、間に合ったよ……。」
待って、先輩がさっき暁君を突き飛ばしたのってこういうこと……??
じゃあ暁君や周りにいた子たちは……?大丈夫なの??
「やっぱり反応が速いですねぇ。春樹君。」
すると、少し低めの声が聞こえた。僕は春樹先輩の腕から顔を出して声の正体をみると、そこには暁君の肩を抱き寄せながら立っている長身の人物がいた。
深い茶色の髪の毛に、つり目の黒い瞳。
うん、この特徴は暁君の番だ。ってことは、この人が西のグループの側近?
てことは、確か西のグループで暫定3位だよね。
…………………うん?待って僕今この人に攻撃されたの?なんで??え、ヤバくない??
「ねえ、西の側近が豊に何の用……?」
春樹先輩のどすの効いた声。ヤバい普通に怖いんだけどっ…………!!
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