お気に入りが僕を抱いてくれない！

突然の入舎

新一年生ズ

　「てかさ、郁。今日から新しい一年生たちが来るんじゃなかったっけ？」
　……………。
　あー………。そんなこともあったなぁ……。
　「どうしよう、準備してない……。」
　うん。めっちゃ不味いです。
　何もしてない。空き部屋の片付けもしてないや。
　あ、うっ……。僕が悪いんです。反省してます。だって、昨日あんなに激しいなんて思ってなかったんですってば！まさか、3Pになるだなんて想像してなかったんです。
　ちゃんと、反省してるからぁ……！！
　「そんなにガン見しないでよぉ……。」
　燈哉君が射殺さんばかりの眼力で僕の見つめてきた。
　「ふーん……。これは新一年生に君の能力のことを口で教えるんじゃなくて見てもらった方が良いのかもねぇ……。」
　僕はあんまりに怖い目をして僕のことをみてくるから思わず目をそらしてしまった。その隙に燈哉君は僕の背中に自分の胸を押し付けるように密着させた。
　そして、僕の耳元でそう囁いた。

　僕の耳たぶに息を吹きかけて、まるで僕の体を操るように。ゆっくりと、僕の胸に手をおろしていって、ちょうどピンポイントで僕の乳首のところをすくずるようにつねった。
　「あっ……ゃ……！」
　冷たい感じの瞳と声のトーンでクスクスと笑っている燈哉君がそこにいた。
　「ねぇ、昨日楽しくて新一年生たちのことを忘れていたんでしょ？？でも、仕方ないよね？昨日類とライドに可愛がってもらったんだもんね？」
　そして、僕の顔を強制的に持ち上げた。
　大体何を言われちゃうか予想がつく。
　僕は淫魔じゃないってば……。
　「新一年生たちの前で公開セックスかな……？ねぇ、郁？見られプレイ好きだもんね？」

　僕はそんな性癖持ってません！！