お気に入りが僕を抱いてくれない！

突然の入舎

正式な入宿 2

　「えへへ……。でも気持ち良かったよ…？？」
　机に伏せたまま笑って、昨日のことを自慢してみせた。
　……正直、お尻の孔はまだ回復はしてないんだけどね。それでも、昨日の甘い快楽は僕にとってご褒美のようなものだった。お陰で今日は能力の調子が良さそうだし、悪いことばかりでは無いんだよね。
　それに、この宿舎に居る皆のことを管理するのも一応僕の役割だし、お互いにwinwinじゃない？
　でもまぁ、当分３Pはしなくていいかな……。

　「はぁ……。郁、僕は心配だよ。そんなんじゃ、いくら郁がサキュバスの能力があるからって体が壊れちゃうんじゃないの？」
　「んー……。基本大丈夫だよ。燈哉（とうや）君って意外と優しい所あるよね。お兄ちゃんみたい。」
　すると、燈哉君は大きな溜め息をついて、顔を薄い赤に染めた。
　「そんな可愛いこと言っても、この淫魔はいっつもねちっこいから少しは痛い目みときなよな。」

　僕のことを心配してくれているのは、三年生の燈哉君。兄貴気質とツンデレを持ち合わせた宿長なんだ。

　それと！！
　僕のことねちっこい淫魔扱いしてるけど、燈哉君の方がずっとねちっこいからね？！
　抜かずの３発プレイとか涼しい顔してヤってくるからね？！
　ベッドの上と床の上じゃ全く人が変わるからね？！