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突然の入舎
個性的な優秀一年生
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「んん………」
カーテンの隙間から零れ出ている朝日で覚ました。僕の両隣で寝ている類くんとライドはまだ寝ているようだった。
僕はまた、眠りにつかない程度に目を閉じて昨日のことを思い出していた。
後ろの孔にライドの性器を入れて、上の口には類くんのものを挿入して。
実際は僕は二人の性器に刺激をあまり与えていない。でも、二人は激しく乱れる。
なんでかって?
ふっふーん!それはね、僕の能力に秘密があるんだ。僕の能力は【サキュバス】。
夜になると姿を表して男性の精液を搾り取っていくあの淫魔の能力を僕は所持しているんだ。
詳しく説明すると、僕はいつでもどこでも「対象者に催淫効果をもたらすことができる」っていう能力なんだ。つまり、こういう行為をするときに僕が動かなくても僕の能力によって性行相手は自ら快感を求めるようになるんだよね。だから、僕は相手に合わせて気持ちよくなってれば良いだけ。
ただ、この能力にはデメリットもある。
サキュバスは男性の精液を絞り出すでしょ?その伝説?が僕の能力にも影響が出ているらしくて、僕の力は他人の精液を体の中に取り入れないと力を発揮出来ないっていう少し厄介なものなんだ。
だから、今の宿生にも僕の能力を理解してもらって手伝ってもらってるんだ。
気持ちよくしてあげる代わりに、僕にとっての力の源になる精液を補給してもらう。それが、今僕が管理している宿舎の構造。
因みに、この世界では能力を持った子はたくさんいるから、その能力を伸ばすために建設された学校もある。で、この宿舎はそういった系列の学校の宿舎なんだよ。
そして、この宿舎に入っている全員が能力者なんだ。
この両隣で寝ている類くんとライドもね。
さて、もうそろそろ体を起こそうか。
まあ、昨日は凄く激しくヤったからね。お風呂に入らずにそのまま三人で寝ちゃったから、いわずもがなベッドはぐちゃぐちゃだし、体もベトベト。これは朝シャワー確定だよね。
しかも、僕の孔には二人の精液が溢れてるから、僕の体が吸収できなかった分は二人に洗ってもらわないとね。
朝シャワーする前に、朝起きエッチしますか。
まず、ライドを起こさなきゃ。
「………ねぇ、ライドぉ。起きて……??」
そう言って、僕はライドの性器を扱き始める。………にしても、昨日あんなに僕の中に出したのに全然元気とか意味わかんないんだけど?
さっき確認したんだけど、僕の後ろにいる類くんも朝立ちしてるし、何?みんなどんだけ欲求不満なの?
性欲オバケじゃん。
え、僕も大概変わらないって?
そんなことないよ。僕は能力がサキュバスだからこういう行為しないと、常時に能力が使えなくなっちゃうんだよ。
てかさ、扱かれてたら普通おきるでしょ……。
「ひゃんっ………?!」
なぜ、扱かれてる方は起きないで扱いてなかった方が起きるんですかね?
「おはよう郁ちゃん。………ライドのばっかり弄ってないで、俺のぺニスで郁ちゃんの後ろつつかせて?」
そう言って、類くんは僕の背中に体重をのせて覆い被さるように抱きついてきた。でも、まだ僕の体は精液を欲してはいない。
確かに朝起きエッチはしたいと思ったけど、中出しをしてほしい訳じゃない。
実際に、孔は精液で溢れているし、ここからまた量を増やされるのはちょっと避けたい。ただ体を洗ってほしいだけなんだけどな。
「んんっ……類くんまってぇ。体洗ってほしいんだけど……。」
「そうなの?じゃあなんでライドのものを扱いてたの?」
「えっと、………朝立ちしてたから、抜いてあげようかなって。」
そう言い返すと類くんは僕の性器を扱き始めた。少し体が敏感になっているのか、リズミカルなその動きに体が反応してしまう。
「郁ちゃんの嘘つき。ライドのものを扱く前に俺のぺニスの状態確認してたでしょ?体を洗って欲しいだけなら、普通に起こせばよかったんじゃない?」
何故か背中に寒気を感じた。
ヤバい、もしかしてずっと前から起きてた感じ?じゃあ、ここはもう諦めるしかないかな。
僕は首だけを捻らせて類くんの表情を確かめた。うん、この感じだと昨日みたいにはならないな。一発くらいならいいか。
「ヤったら直ぐお風呂にいこうね……?」
ここで一応言質はとっておこう。
「うん、分かったよ。」
僕は巻き付かれた腕をすり抜けて、ライドが寝ている隣で仰向けに寝そべった。
「じゃあ郁ちゃん、ライドが起きちゃうくらい大きな声出してね?」
「はあい……。」
カーテンの隙間から零れ出ている朝日で覚ました。僕の両隣で寝ている類くんとライドはまだ寝ているようだった。
僕はまた、眠りにつかない程度に目を閉じて昨日のことを思い出していた。
後ろの孔にライドの性器を入れて、上の口には類くんのものを挿入して。
実際は僕は二人の性器に刺激をあまり与えていない。でも、二人は激しく乱れる。
なんでかって?
ふっふーん!それはね、僕の能力に秘密があるんだ。僕の能力は【サキュバス】。
夜になると姿を表して男性の精液を搾り取っていくあの淫魔の能力を僕は所持しているんだ。
詳しく説明すると、僕はいつでもどこでも「対象者に催淫効果をもたらすことができる」っていう能力なんだ。つまり、こういう行為をするときに僕が動かなくても僕の能力によって性行相手は自ら快感を求めるようになるんだよね。だから、僕は相手に合わせて気持ちよくなってれば良いだけ。
ただ、この能力にはデメリットもある。
サキュバスは男性の精液を絞り出すでしょ?その伝説?が僕の能力にも影響が出ているらしくて、僕の力は他人の精液を体の中に取り入れないと力を発揮出来ないっていう少し厄介なものなんだ。
だから、今の宿生にも僕の能力を理解してもらって手伝ってもらってるんだ。
気持ちよくしてあげる代わりに、僕にとっての力の源になる精液を補給してもらう。それが、今僕が管理している宿舎の構造。
因みに、この世界では能力を持った子はたくさんいるから、その能力を伸ばすために建設された学校もある。で、この宿舎はそういった系列の学校の宿舎なんだよ。
そして、この宿舎に入っている全員が能力者なんだ。
この両隣で寝ている類くんとライドもね。
さて、もうそろそろ体を起こそうか。
まあ、昨日は凄く激しくヤったからね。お風呂に入らずにそのまま三人で寝ちゃったから、いわずもがなベッドはぐちゃぐちゃだし、体もベトベト。これは朝シャワー確定だよね。
しかも、僕の孔には二人の精液が溢れてるから、僕の体が吸収できなかった分は二人に洗ってもらわないとね。
朝シャワーする前に、朝起きエッチしますか。
まず、ライドを起こさなきゃ。
「………ねぇ、ライドぉ。起きて……??」
そう言って、僕はライドの性器を扱き始める。………にしても、昨日あんなに僕の中に出したのに全然元気とか意味わかんないんだけど?
さっき確認したんだけど、僕の後ろにいる類くんも朝立ちしてるし、何?みんなどんだけ欲求不満なの?
性欲オバケじゃん。
え、僕も大概変わらないって?
そんなことないよ。僕は能力がサキュバスだからこういう行為しないと、常時に能力が使えなくなっちゃうんだよ。
てかさ、扱かれてたら普通おきるでしょ……。
「ひゃんっ………?!」
なぜ、扱かれてる方は起きないで扱いてなかった方が起きるんですかね?
「おはよう郁ちゃん。………ライドのばっかり弄ってないで、俺のぺニスで郁ちゃんの後ろつつかせて?」
そう言って、類くんは僕の背中に体重をのせて覆い被さるように抱きついてきた。でも、まだ僕の体は精液を欲してはいない。
確かに朝起きエッチはしたいと思ったけど、中出しをしてほしい訳じゃない。
実際に、孔は精液で溢れているし、ここからまた量を増やされるのはちょっと避けたい。ただ体を洗ってほしいだけなんだけどな。
「んんっ……類くんまってぇ。体洗ってほしいんだけど……。」
「そうなの?じゃあなんでライドのものを扱いてたの?」
「えっと、………朝立ちしてたから、抜いてあげようかなって。」
そう言い返すと類くんは僕の性器を扱き始めた。少し体が敏感になっているのか、リズミカルなその動きに体が反応してしまう。
「郁ちゃんの嘘つき。ライドのものを扱く前に俺のぺニスの状態確認してたでしょ?体を洗って欲しいだけなら、普通に起こせばよかったんじゃない?」
何故か背中に寒気を感じた。
ヤバい、もしかしてずっと前から起きてた感じ?じゃあ、ここはもう諦めるしかないかな。
僕は首だけを捻らせて類くんの表情を確かめた。うん、この感じだと昨日みたいにはならないな。一発くらいならいいか。
「ヤったら直ぐお風呂にいこうね……?」
ここで一応言質はとっておこう。
「うん、分かったよ。」
僕は巻き付かれた腕をすり抜けて、ライドが寝ている隣で仰向けに寝そべった。
「じゃあ郁ちゃん、ライドが起きちゃうくらい大きな声出してね?」
「はあい……。」
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