3 / 11
最悪な出合い
強いなんてもんじゃない!
しおりを挟む
俺はその時まで、油断していた。
だって誰も今まで気がつかなかったんだ、この場所を。
それなのに、この人物はやって来た。
何でだ?!
ここは俺たち無名のマフィアが他のマフィアから狙われず、安全に取引を行うために作られた場所なのに……!
むしろ、ここで今まで取引が成功していたんだ。それが当たり前になっていれば、誰だって油断しているだろう。
それは俺を含め、幹部様とゲスホモもそうだった。
が、それは命取りだった。
俺はその人物が誰だか分からなかったが、ヤバいのは確かだ。
そいつから漂うオーラが半端ない!
強いはずだ。
俺がこいつに敵うかどうか分からないが、俺は愛用しているピストルと紫のタガーを取り出して、いつでも戦えるようにした。
威嚇の意味も含めて。
しかし、目の前の男はよく見ると両面を覆う仮面をつけていた。
仮面で隠れていない口元は弧を描き、不敵な笑みを称えていた。
「おい、お前どうやってここに来た?」
俺は幹部様の前に出て、男に怒鳴り付けた。
すると、男は不敵な笑い声を出して言った。
「おいおい、そこの若造。誰に向かって口聞いてんだよコラ?」
そこから推測するに、こいつは完璧な状態でここに来ているのがわかる。
いい具合のストレスを自分でかけてきている。それと共に緊張していながらも、表情や言動。さらに動きに余裕がある。
こいつは、今までにいろんな奴と戦ってきているのが分かる。
いや、ほんとにマジでヤバいかも……。
だが、戦うしかないんだよな。俺は幹部様の護衛だからな。
まぁ、あんまり期待していないがもしかしたら相手さんが退いてくれるかもしれないから、試すだけ試す。
「忠告する!今ここで退けば手荒な真似はしない!姿を消せ!」
俺は睨み付けて、そして出来るだけの大声でいってやった。
が、そう上手くいっていたらこんな部屋なんか作るはずないんだよなぁ……。
男は軽く笑い飛ばして
「んな訳ないだろ……?」
デスヨネー…!!
と、まぁこんなヤバいやつと戦闘になりましたよ。
だって誰も今まで気がつかなかったんだ、この場所を。
それなのに、この人物はやって来た。
何でだ?!
ここは俺たち無名のマフィアが他のマフィアから狙われず、安全に取引を行うために作られた場所なのに……!
むしろ、ここで今まで取引が成功していたんだ。それが当たり前になっていれば、誰だって油断しているだろう。
それは俺を含め、幹部様とゲスホモもそうだった。
が、それは命取りだった。
俺はその人物が誰だか分からなかったが、ヤバいのは確かだ。
そいつから漂うオーラが半端ない!
強いはずだ。
俺がこいつに敵うかどうか分からないが、俺は愛用しているピストルと紫のタガーを取り出して、いつでも戦えるようにした。
威嚇の意味も含めて。
しかし、目の前の男はよく見ると両面を覆う仮面をつけていた。
仮面で隠れていない口元は弧を描き、不敵な笑みを称えていた。
「おい、お前どうやってここに来た?」
俺は幹部様の前に出て、男に怒鳴り付けた。
すると、男は不敵な笑い声を出して言った。
「おいおい、そこの若造。誰に向かって口聞いてんだよコラ?」
そこから推測するに、こいつは完璧な状態でここに来ているのがわかる。
いい具合のストレスを自分でかけてきている。それと共に緊張していながらも、表情や言動。さらに動きに余裕がある。
こいつは、今までにいろんな奴と戦ってきているのが分かる。
いや、ほんとにマジでヤバいかも……。
だが、戦うしかないんだよな。俺は幹部様の護衛だからな。
まぁ、あんまり期待していないがもしかしたら相手さんが退いてくれるかもしれないから、試すだけ試す。
「忠告する!今ここで退けば手荒な真似はしない!姿を消せ!」
俺は睨み付けて、そして出来るだけの大声でいってやった。
が、そう上手くいっていたらこんな部屋なんか作るはずないんだよなぁ……。
男は軽く笑い飛ばして
「んな訳ないだろ……?」
デスヨネー…!!
と、まぁこんなヤバいやつと戦闘になりましたよ。
0
お気に入りに追加
113
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
執着攻めと平凡受けの短編集
松本いさ
BL
執着攻めが平凡受けに執着し溺愛する、似たり寄ったりな話ばかり。
疲れたときに、さくっと読める安心安全のハッピーエンド設計です。
基本的に一話完結で、しばらくは毎週金曜の夜または土曜の朝に更新を予定しています(全20作)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
目覚ましに先輩の声を使ってたらバレた話
ベータヴィレッジ 現実沈殿村落
BL
サッカー部の先輩・ハヤトの声が密かに大好きなミノル。
彼を誘い家に泊まってもらった翌朝、目覚ましが鳴った。
……あ。
音声アラームを先輩の声にしているのがバレた。
しかもボイスレコーダーでこっそり録音していたことも白状することに。
やばい、どうしよう。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
つまりは相思相愛
nano ひにゃ
BL
ご主人様にイかないように命令された僕はおもちゃの刺激にただ耐えるばかり。
限界まで耐えさせられた後、抱かれるのだが、それもまたしつこく、僕はもう僕でいられない。
とことん甘やかしたいご主人様は目的達成のために僕を追い詰めるだけの短い話です。
最初からR表現です、ご注意ください。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
ヤクザと捨て子
幕間ささめ
BL
執着溺愛ヤクザ幹部×箱入り義理息子
ヤクザの事務所前に捨てられた子どもを自分好みに育てるヤクザ幹部とそんな保護者に育てられてる箱入り男子のお話。
ヤクザは頭の切れる爽やかな風貌の腹黒紳士。息子は細身の美男子の空回り全力少年。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
捨て猫はエリート騎士に溺愛される
135
BL
絶賛反抗期中のヤンキーが異世界でエリート騎士に甘やかされて、飼い猫になる話。
目つきの悪い野良猫が飼い猫になって目きゅるんきゅるんの愛される存在になる感じで読んでください。
お話をうまく書けるようになったら続きを書いてみたいなって。
京也は総受け。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる