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宮本さん編
縛られてくすぐられる二人の女の子
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声のした入口付近には一人の女子がいた。僕たちと同じクラスで宮本さんと友達の吉浦さんだ。
「あや!?あんた達、あやに何してるのよ!?」
"あや"とは、宮本さんのあだ名だ。宮本さんのフルネームは宮本絢子という。
ちなみに吉浦さんは吉浦瑞樹。吉浦さんは長髪で大人しい宮本さんとは対照的にショートの髪型に笑顔が似合う元気なタイプの女子だ。
「いや!?ちょっと何すんの!?離して!!」
だが、吉浦さんは三人の男子に囲まれ、あっという間に捕まってしまった。
「え!?ちょっと何!?やめてちょっと!」
そして、近場にあった十字架のような形をした重そうな道具(?)のようなものに紐で縛り付けられてしまった。ちょうど宮本さんの正面で腕を広げさせられ、磔のような形で身動きを出来なくされた吉浦さん。見張りの一人を残して、残りの二人は再び宮本さんに近づいていく。
「うふふっ!?うふふふふっ!うふふふふふん!」
宮本さんは再びくすぐられ始めた。吉浦さんが現れて中断する前ほどは強くくすぐられていないようだが、それでも二人がかりのくすぐりは強烈なようだった。
「うふふふふっ!うふふふっ!あははははっ!!あはははやめてーーー!!!」
「あや!ちょっとやめてあげなさいよ!」
「あははっ!あはははっ!みずきちゃん…っ!あはははは!」
吉浦さんの叫びも虚しく、友達の目の前でくすぐられてしまう宮本さん。
「はあああああっ!あはああああっ!やっ!はっ!あははははっ!はあっ…はあっ…いやはははは!もうやめて!いや!やはははははは!いやああああああ!」
「やめなさいよあんた達!あや、嫌がってるじゃない!」
必死に止めようとする吉浦さんに、見張りの男子が声をかける。
「なに他人事みたいな言い方してんだよw」
「え?どう言う意味…やんっ!?あふふふふっ!?ちょっと!あははは!何すんのよー!?」
いつの間にか背後に回り込んだ見張り役の男子に吉浦さんまでくすぐられ始めてしまった。
「こんな風に縛り付けられてるのにお前だけ何もされないわけないだろwおら、こちょこちょ~w」
「あはははは!いや!あははははは!いや!やん!やはははははは!やめなさいー!やんっ!」
ガラ空きの脇の下をこそばされ、暴れ、笑ってしまう吉浦さん。自分がくすぐられるとは思ってもいなかったのか、驚き慌てる様子が伝わってくる。
「なにが『やん!』だよwくすぐられて感じてんのか?w」
「そんなわけないでしょ!やん!ちょっ…違っ…やん!やめて!やん!やっ!」
今度は脇の下をつんつんと突かれる吉浦さん。否定したばかりなのに無理やり声を漏らさせられてしまう。
「やん!やっ!んっ!んっ…んん~…んん~!!」
顔を真っ赤にして必死に声を抑えようとする吉浦さん。
「んんっ!?ぶはっ!あはははははは!やはははははは!やん!あはははははは!やめてー!!」
「我慢すんなってwこちょこちょこちょ~w」
吉浦さんは再びこちょこちょされて堪えきれなくなってしまった。
「あははは!やだやだやだ!あはははは!あははは!やめてやめてやめて!やあははははははは!」
「いや!あはははははは!助けて無理!あはははははは!あはああああああ!!!」
散々くすぐられてぐったりした宮本さんの微かな笑い声を掻き消すほどに吉浦さんは大笑いしていた。
笑い疲れて息も絶え絶えになるまで数十分程、二人の女の子は同級生の男子達に脇の下をくすぐられ、突かれ、こそばされ続けていた。
「あや!?あんた達、あやに何してるのよ!?」
"あや"とは、宮本さんのあだ名だ。宮本さんのフルネームは宮本絢子という。
ちなみに吉浦さんは吉浦瑞樹。吉浦さんは長髪で大人しい宮本さんとは対照的にショートの髪型に笑顔が似合う元気なタイプの女子だ。
「いや!?ちょっと何すんの!?離して!!」
だが、吉浦さんは三人の男子に囲まれ、あっという間に捕まってしまった。
「え!?ちょっと何!?やめてちょっと!」
そして、近場にあった十字架のような形をした重そうな道具(?)のようなものに紐で縛り付けられてしまった。ちょうど宮本さんの正面で腕を広げさせられ、磔のような形で身動きを出来なくされた吉浦さん。見張りの一人を残して、残りの二人は再び宮本さんに近づいていく。
「うふふっ!?うふふふふっ!うふふふふふん!」
宮本さんは再びくすぐられ始めた。吉浦さんが現れて中断する前ほどは強くくすぐられていないようだが、それでも二人がかりのくすぐりは強烈なようだった。
「うふふふふっ!うふふふっ!あははははっ!!あはははやめてーーー!!!」
「あや!ちょっとやめてあげなさいよ!」
「あははっ!あはははっ!みずきちゃん…っ!あはははは!」
吉浦さんの叫びも虚しく、友達の目の前でくすぐられてしまう宮本さん。
「はあああああっ!あはああああっ!やっ!はっ!あははははっ!はあっ…はあっ…いやはははは!もうやめて!いや!やはははははは!いやああああああ!」
「やめなさいよあんた達!あや、嫌がってるじゃない!」
必死に止めようとする吉浦さんに、見張りの男子が声をかける。
「なに他人事みたいな言い方してんだよw」
「え?どう言う意味…やんっ!?あふふふふっ!?ちょっと!あははは!何すんのよー!?」
いつの間にか背後に回り込んだ見張り役の男子に吉浦さんまでくすぐられ始めてしまった。
「こんな風に縛り付けられてるのにお前だけ何もされないわけないだろwおら、こちょこちょ~w」
「あはははは!いや!あははははは!いや!やん!やはははははは!やめなさいー!やんっ!」
ガラ空きの脇の下をこそばされ、暴れ、笑ってしまう吉浦さん。自分がくすぐられるとは思ってもいなかったのか、驚き慌てる様子が伝わってくる。
「なにが『やん!』だよwくすぐられて感じてんのか?w」
「そんなわけないでしょ!やん!ちょっ…違っ…やん!やめて!やん!やっ!」
今度は脇の下をつんつんと突かれる吉浦さん。否定したばかりなのに無理やり声を漏らさせられてしまう。
「やん!やっ!んっ!んっ…んん~…んん~!!」
顔を真っ赤にして必死に声を抑えようとする吉浦さん。
「んんっ!?ぶはっ!あはははははは!やはははははは!やん!あはははははは!やめてー!!」
「我慢すんなってwこちょこちょこちょ~w」
吉浦さんは再びこちょこちょされて堪えきれなくなってしまった。
「あははは!やだやだやだ!あはははは!あははは!やめてやめてやめて!やあははははははは!」
「いや!あはははははは!助けて無理!あはははははは!あはああああああ!!!」
散々くすぐられてぐったりした宮本さんの微かな笑い声を掻き消すほどに吉浦さんは大笑いしていた。
笑い疲れて息も絶え絶えになるまで数十分程、二人の女の子は同級生の男子達に脇の下をくすぐられ、突かれ、こそばされ続けていた。
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