125 / 128
2章 旅立ち
#124 おっさん、たわわってみる!
しおりを挟む
/* 前回のあらすじ */
おっさんたち、期待を胸にダチダンの隠し部屋へ!
おっさん、精霊さんたちに解析して貰い2Fへ!
おっさんたち、神様の悪戯に遇う。
/* あらすじここまで */
御手許をへし折り心をへし折られたアルトをよそに手紙と寸志】と書かれた紙封筒、残りの御手許をイベントリに放り込むおっさん。
若干瞳のハイライトが消えつつ、ふふふとにこやかに笑うエル、魂が召されそうになるくらい意気消沈しているアルトを可哀想な目で見るヤクは
[あの神様やることですし(っすから)]
などと悟ったような事を言ってアルトを慰めようとする。いや、彼女らは実際に長年の経験にて悟らさせられたのだろうが。
ここに居ても悲しみしか残っていないので3Fへと行く。
3Fにも目の前にはこれ見よがしに宝箱がある。
罠等チェックを行い、宝箱を開けると【寸志】と書かれた紙封筒と手紙が入っていた。
封筒の中身はおこめ券(10kg)×100だったが、この世界では勿論使いようがない。
手紙の文面は若干違ったが、ほぼ同様の物であり裏には【神より】と書かれている。
4Fも同様であり、文面と中身だけはまた違った。
ジ〇フグルメカードとか貰ってもこの世界じゃ勿論使えない。
おこめ券とジェ〇グルメカードは精霊さんたちに持って行ってもらい、神様から何か使えそうなアイテム引っぺがしてもらうことにする。
人を呪わば穴二つ、大いに役に立ってもらう。
重い足を引き摺り5Fへと移動したおっさん一行、こちらにも宝箱があった。
どうせまた【寸志】だろ、と思いつつ罠等チェックしてから開けると……今度は違うものが入っていた、どうやらこれだけは本当に隠し部屋の宝だった様だ。
中身は腕輪の様でウィンドウさま(神作成とは思えない素敵様)によれば
【偽装の腕輪 ランク:金級 着用者の周囲にアバターをまとわせる事で、見た目・ステータス等の擬装を行うことができる。 触られるとバレるので注意】
とのこと、実際におっさんが試してみる。
「ほう、凄いな。 私はこういう感じなのだな」
おっさんが取り敢えず擬装してみたのはアーリア、普段見ている姿見以上にしっかりと自分の姿を見ることができ驚き半分感心半分と言った所か。
「ワカダンナ、因みになぜ私を選んだのだ?」
「いえ、何となくですが(アーリアの声で)」
「ほほう! 声まで真似てくれるのだな。 だが、ソレに関しては一体どういったことだ……?」
そうアーリアが問いかけたアーリア(おっさん)は、御本尊様よりも更に当社比1.25倍程度大盛りである。
そっと目を逸らすアーリア(おっさん)、そしてその後ろに回るにこやかな表情のアーリア。
ウメボシの刑に処されるアーリア(おっさん)は、見た目は特!バインバインなので、揺れるたわわのたわわがたゆゆんとバインのボインがボヨヨンボヨヨンだった。
おっさんたち、期待を胸にダチダンの隠し部屋へ!
おっさん、精霊さんたちに解析して貰い2Fへ!
おっさんたち、神様の悪戯に遇う。
/* あらすじここまで */
御手許をへし折り心をへし折られたアルトをよそに手紙と寸志】と書かれた紙封筒、残りの御手許をイベントリに放り込むおっさん。
若干瞳のハイライトが消えつつ、ふふふとにこやかに笑うエル、魂が召されそうになるくらい意気消沈しているアルトを可哀想な目で見るヤクは
[あの神様やることですし(っすから)]
などと悟ったような事を言ってアルトを慰めようとする。いや、彼女らは実際に長年の経験にて悟らさせられたのだろうが。
ここに居ても悲しみしか残っていないので3Fへと行く。
3Fにも目の前にはこれ見よがしに宝箱がある。
罠等チェックを行い、宝箱を開けると【寸志】と書かれた紙封筒と手紙が入っていた。
封筒の中身はおこめ券(10kg)×100だったが、この世界では勿論使いようがない。
手紙の文面は若干違ったが、ほぼ同様の物であり裏には【神より】と書かれている。
4Fも同様であり、文面と中身だけはまた違った。
ジ〇フグルメカードとか貰ってもこの世界じゃ勿論使えない。
おこめ券とジェ〇グルメカードは精霊さんたちに持って行ってもらい、神様から何か使えそうなアイテム引っぺがしてもらうことにする。
人を呪わば穴二つ、大いに役に立ってもらう。
重い足を引き摺り5Fへと移動したおっさん一行、こちらにも宝箱があった。
どうせまた【寸志】だろ、と思いつつ罠等チェックしてから開けると……今度は違うものが入っていた、どうやらこれだけは本当に隠し部屋の宝だった様だ。
中身は腕輪の様でウィンドウさま(神作成とは思えない素敵様)によれば
【偽装の腕輪 ランク:金級 着用者の周囲にアバターをまとわせる事で、見た目・ステータス等の擬装を行うことができる。 触られるとバレるので注意】
とのこと、実際におっさんが試してみる。
「ほう、凄いな。 私はこういう感じなのだな」
おっさんが取り敢えず擬装してみたのはアーリア、普段見ている姿見以上にしっかりと自分の姿を見ることができ驚き半分感心半分と言った所か。
「ワカダンナ、因みになぜ私を選んだのだ?」
「いえ、何となくですが(アーリアの声で)」
「ほほう! 声まで真似てくれるのだな。 だが、ソレに関しては一体どういったことだ……?」
そうアーリアが問いかけたアーリア(おっさん)は、御本尊様よりも更に当社比1.25倍程度大盛りである。
そっと目を逸らすアーリア(おっさん)、そしてその後ろに回るにこやかな表情のアーリア。
ウメボシの刑に処されるアーリア(おっさん)は、見た目は特!バインバインなので、揺れるたわわのたわわがたゆゆんとバインのボインがボヨヨンボヨヨンだった。
0
お気に入りに追加
124
あなたにおすすめの小説
迷い人 ~異世界で成り上がる。大器晩成型とは知らずに無難な商人になっちゃった。~
飛燕 つばさ
ファンタジー
孤独な中年、坂本零。ある日、彼は目を覚ますと、まったく知らない異世界に立っていた。彼は現地の兵士たちに捕まり、不審人物とされて牢獄に投獄されてしまう。
彼は異世界から迷い込んだ『迷い人』と呼ばれる存在だと告げられる。その『迷い人』には、世界を救う勇者としての可能性も、世界を滅ぼす魔王としての可能性も秘められているそうだ。しかし、零は自分がそんな使命を担う存在だと受け入れることができなかった。
独房から零を救ったのは、昔この世界を救った勇者の末裔である老婆だった。老婆は零の力を探るが、彼は戦闘や魔法に関する特別な力を持っていなかった。零はそのことに絶望するが、自身の日本での知識を駆使し、『商人』として新たな一歩を踏み出す決意をする…。
この物語は、異世界に迷い込んだ日本のサラリーマンが主人公です。彼は潜在的に秘められた能力に気づかずに、無難な商人を選びます。次々に目覚める力でこの世界に起こる問題を解決していく姿を描いていきます。
※当作品は、過去に私が創作した作品『異世界で商人になっちゃった。』を一から徹底的に文章校正し、新たな作品として再構築したものです。文章表現だけでなく、ストーリー展開の修正や、新ストーリーの追加、新キャラクターの登場など、変更点が多くございます。
喰らう度強くなるボクと姉属性の女神様と異世界と。〜食べた者のスキルを奪うボクが異世界で自由気ままに冒険する!!〜
田所浩一郎
ファンタジー
中学でいじめられていた少年冥矢は女神のミスによりできた空間の歪みに巻き込まれ命を落としてしまう。
謝罪代わりに与えられたスキル、《喰らう者》は食べた存在のスキルを使い更にレベルアップすることのできるチートスキルだった!
異世界に転生させてもらうはずだったがなんと女神様もついてくる事態に!?
地球にはない自然や生き物に魔物。それにまだ見ぬ珍味達。
冥矢は心を踊らせ好奇心を満たす冒険へと出るのだった。これからずっと側に居ることを約束した女神様と共に……
異世界で魔法が使えるなんて幻想だった!〜街を追われたので馬車を改造して車中泊します!〜え、魔力持ってるじゃんて?違います、電力です!
あるちゃいる
ファンタジー
山菜を採りに山へ入ると運悪く猪に遭遇し、慌てて逃げると崖から落ちて意識を失った。
気が付いたら山だった場所は平坦な森で、落ちたはずの崖も無かった。
不思議に思ったが、理由はすぐに判明した。
どうやら農作業中の外国人に助けられたようだ。
その外国人は背中に背負子と鍬を背負っていたからきっと近所の農家の人なのだろう。意外と流暢な日本語を話す。が、言葉の意味はあまり理解してないらしく、『県道は何処か?』と聞いても首を傾げていた。
『道は何処にありますか?』と言ったら、漸く理解したのか案内してくれるというので着いていく。
が、行けども行けどもどんどん森は深くなり、不審に思い始めた頃に少し開けた場所に出た。
そこは農具でも置いてる場所なのかボロ小屋が数軒建っていて、外国人さんが大声で叫ぶと、人が十数人ゾロゾロと小屋から出てきて、俺の周りを囲む。
そして何故か縄で手足を縛られて大八車に転がされ……。
⚠️超絶不定期更新⚠️
ペットたちと一緒に異世界へ転生!?魔法を覚えて、皆とのんびり過ごしたい。
千晶もーこ
ファンタジー
疲労で亡くなってしまった和菓。
気付いたら、異世界に転生していた。
なんと、そこには前世で飼っていた犬、猫、インコもいた!?
物語のような魔法も覚えたいけど、一番は皆で楽しくのんびり過ごすのが目標です!
※この話は小説家になろう様へも掲載しています
豪華地下室チートで異世界救済!〜僕の地下室がみんなの憩いの場になるまで〜
自来也
ファンタジー
カクヨム、なろうで150万PV達成!
理想の家の完成を目前に異世界に転移してしまったごく普通のサラリーマンの翔(しょう)。転移先で手にしたスキルは、なんと「地下室作成」!? 戦闘スキルでも、魔法の才能でもないただの「地下室作り」
これが翔の望んだ力だった。
スキルが成長するにつれて移動可能、豪華な浴室、ナイトプール、釣り堀、ゴーカート、ゲーセンなどなどあらゆる物の配置が可能に!?
ある時は瀕死の冒険者を助け、ある時は獣人を招待し、翔の理想の地下室はいつのまにか隠れた憩いの場になっていく。
※この作品は小説家になろう、カクヨムにも投稿しております。
【完結】聖女にはなりません。平凡に生きます!
暮田呉子
ファンタジー
この世界で、ただ平凡に、自由に、人生を謳歌したい!
政略結婚から三年──。夫に見向きもされず、屋敷の中で虐げられてきたマリアーナは夫の子を身籠ったという女性に水を掛けられて前世を思い出す。そうだ、前世は慎ましくも充実した人生を送った。それなら現世も平凡で幸せな人生を送ろう、と強く決意するのだった。
スキルが【アイテムボックス】だけってどうなのよ?
山ノ内虎之助
ファンタジー
高校生宮原幸也は転生者である。
2度目の人生を目立たぬよう生きてきた幸也だが、ある日クラスメイト15人と一緒に異世界に転移されてしまう。
異世界で与えられたスキルは【アイテムボックス】のみ。
唯一のスキルを創意工夫しながら異世界を生き抜いていく。
異世界で8歳児になった僕は半獣さん達と仲良くスローライフを目ざします
み馬
BL
志望校に合格した春、桜の樹の下で意識を失った主人公・斗馬 亮介(とうま りょうすけ)は、気がついたとき、異世界で8歳児の姿にもどっていた。
わけもわからず放心していると、いきなり巨大な黒蛇に襲われるが、水の精霊〈ミュオン・リヒテル・リノアース〉と、半獣属の大熊〈ハイロ〉があらわれて……!?
これは、異世界へ転移した8歳児が、しゃべる動物たちとスローライフ?を目ざす、ファンタジーBLです。
おとなサイド(半獣×精霊)のカプありにつき、R15にしておきました。
※ 独自設定、造語、出産描写あり。幕開け(前置き)長め。第21話に登場人物紹介を載せましたので、ご参考ください。
★お試し読みは、第1部(第22〜27話あたり)がオススメです。物語の傾向がわかりやすいかと思います★
★第11回BL小説大賞エントリー作品★最終結果2773作品中/414位★応援ありがとうございました★
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる