#歌は世界を救う？～異世界おっさん探訪記～

2章 旅立ち

#56 おっさん （ア）、酷い下請けいじめを見る。

/* 前回のあらすじ */

おっさん （ア）、エルと相談。
おっさん （ア）、ヤクを召喚する。
おっさん （ア）に喚ばれて飛び出たら引っ叩かれるヤク。

/* あらすじここまで */



（[いやー、いきなり召喚されたら引っぱたかれるわ、ちりっちりにされるわ酷い目にあったっすよ～]）



とこっそり言いながら戻ってきたのはヤフロ（ヤク＋アフロ）もといヤク （ア）である。

これで、アフロっさん（おっさん＋アフロ）、アフト（アルト＋アフロ）、ヤフロ（ヤク＋アフロ）とアフロリオ（アフロ＋トリオ）が揃ったことになる。

はたから見（え）たら、ほぼ全員アフロと言う非常に妖しいぱーちーである。

少なくとも俺作者ならば近寄りたくない。

宿屋に戻ったら、頑張って髪の毛を戻そうランクダウンしようと決心するおっさん （ア）だった。



[さて、ヤクをいきなり喚んだのは他でもありません]

[新しい仕事をお願いしようと思ったからです]



とのエルの言葉に思いっきり嫌なまだ仕事を振るのって表情を見せるヤク （ア）

にっこりとヤク （ア）に笑いかけると共に周囲の気温を１０℃は下げるエル。

背筋がピシッと伸びるアフロリオ、居ない物として気配を殺す精霊さんたち。

降参するように、ヤク （ア）が怯えつつエルに話しかける。



[エル様？　流石に今の押し付けられた仕事で手一杯もう無理っすよ？]

[いつも暇そうにしている、ベルねえさまかダフにでも今の仕事を回してぶん投げておきなさい]

[私からは２人（？）には言っておきます]

[それなら話は早いっすよ！　担い手様またよろしくっす！]



と、変わり身の早さを見せるヤク （ア）、余程今の押し付けられた仕事が面倒だった様だ。



[所で担い手様]

[この子はどうしたんっすか？]

[誘拐は、事案超えて犯罪っすよ？]



と、さっきからピンッとしている美少女、アルト （ア）について尋ねてくるヤク （ア）、おっさん （ア）そんなにロリコンに見えるのだろうか？否、真のロリコン変態紳士であればノータッチが原則である。

おっさん （ア）、残念ながらロリコンじゃないけどね！（大事なことなので何回でも言います）

かくかくしかじかちでじかうまうまと粗筋をヤク （ア）へと伝える。