【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第661回『脚本料は後払い』

脚本料の支払いは原稿を提出し、OKになってから支払われます。
他の多くの仕事と同じです。
企業が社員に一か月働いた分として給料が支払われるように。
スキマバイトが仕事を終えた後に支払われるように。
前払い（先払い）というのは基本、ありません。
依頼主が先に脚本家に支払ったのに、書かなかった（書けなかった）という事態を避けるために。
一方、後払いだと、脚本家は提出しOKになっても本当に支払われるか分からないという不安を抱えたまま執筆することになります。
ワタクシは普段から無償でやっていることが多数なので、全然気になりませんけれど。