【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第292回『足に傷を負った女殺人兵器の映画2本』

映画『アイドルスナイパーダブル』
シネマハウス大塚での1週間上映、終了。
監督、トークショーのゲストに登壇されたキャストの皆様、お疲れ様でした。
そして何より、見に来ていただいたお客様、本当にありがとうございました。

この作品の脚本、初稿を書いた後は監督に引き継いでいただいて。
（初稿を提出したのが、去年のヒロインアクションまつりin東京2022の開催前日……。）
なので、ワタクシの書いたものから大きく変わっています。
でも、随所に残っている部分が、端々に端々に。

それでですね……まったく意識していなかったのですけれど、『おっぱいロケットガール』と同じ描写が。
殺人兵器の女が足に怪我をして意識を失って助けられ、感情が……。
気づかずに書いていました。
もはやこういう設定がワタクシの血肉と化して、無意識のうちに出てきてしまうのでしょうか？

『アイドルスナイパーダブル』を初号試写で見たのが、昨年12月。
『おっぱいロケットガール』を書いたのが、今年の2月（1月？）。
いろんな締め切りに忙殺されていて、終わると何もかも忘れてしまって。
ちなみに『おっぱいロケットガール』のほうは、自分の脚本がほぼそのまま採用されていました。

稲葉司監督はきっと今後もこのシリーズを続けていくと思いますが、いつか見てみたい番外編。
エピソード0というか、ザ・ビギニングです。
麻宮が殺し屋になる発端の物語。
昭和が舞台で、もちろん星野佳世さんがセーラー服を着て戦います。