【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第184回『もうひとつのタマちゃんの物語、幻の原作「キャットガールに願いを」再公開』

非公開にしていた短編小説『キャットガールに願いを』
アルファポリスのみ、再公開しました。
（以前はカクヨムにも載せていたんですけれど。）

この『キャットガールに願いを』
執筆し、最初に掲載したのは、去年の2月頃だったでしょうか。
半年ほど掲載したのち、非公開。
そして今回、ほんのちょっとだけ修正して、復活。
現在、クラファンをやっている『百奇夜噺』に合わせて。

この『キャットガールに願いを』
以前は『化け猫の怨返し』というタイトルでした。
そして、去年の6月だったか、7月だったか、オムニバスホラー用に脚本化し、提出。
企画を取り上げていただいたものの、脚本は一からやり直し、大直しの連続。
結果、別物になってしまったので、もはや原作ではなくなりました。
映像化されたものは、『化け猫の恩返し』というタイトル。
ワタクシの提出稿は「怨」の表記でしたが、完成した映画は「恩」のようです。

というわけで、小説『キャットガールに願いを』は、映画『化け猫の恩返し』とはまったく違います。
タマちゃんは出てきますけれど。
その違いを見比べて見るのも面白いかもしれません。
映像化に至るまではホン作りは、このように大きく変遷していくものだと、ご理解いただけるかと。