【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

タカハシU太

文字の大きさ
上 下
145 / 787

第144回『ペンネームはない、理由はない』

しおりを挟む
少し前にアンケートで、筆名か本名か問うたのですが、ペンネームで活動されている作家の方、大勢いましたね。
半分くらいでしたっけ?
それ以上?
複数の名前を使っていたり、本名と使い分けている人も。

ワタクシ、脚本家デビューしてから、ずっと本名です。
ペンネームを使おうなんて考えたこともありません。
だって、高橋祐太だと分からないじゃありませんか。
ちょっとは周りに認めてもらうためにやっているのに。

それにペンネームだと、実際に活動する時、ややこしくありませんか?
どこまでがプライベートなのか線引きが。
クレジット表記のみペンネームで、打ち合わせやメールのやりとりは本名?
それとも全部を隠すとなると、今度は郵送や振り込みの時、本名がバレるし、誰ってなるんじゃないかと。
そもそも名前がいっぱいあったり、途中で変わったりすると、どう呼んでいいのか分からなくなります。

そういうのが面倒くさくて本名でやっているのですが、ワタクシの本名、名前の部分の表記がしょっちゅう間違われますね。
これは生まれて物心ついた時から。
だからもう慣れましたし、気にもなりません。
今から思えば、ペンネームで高橋U太でもよかったかなと思います。
ネット上ややりとりでは、U太ですから。
小説を始める時にそうすればよかったのですが、タイミングを見失いました。

というより、最近は脚本でも小説でも、先方次第で知らぬ間に、高橋祐太、高橋U太、U太と、いろいろ変わっています。
「原作、脚本・高橋祐太」と原稿に書いたのに、クレジットには「作・U太」となっていたり。
こちらとしては全然気にならないので、問題ないです。

でもね……正直に言うと、ワタクシ、自分の苗字が嫌いでして。
苗字で呼ばれるのも嫌いでして。
筆名で苗字だけでも変えればよかったかなと、ちょっとは思ったりもしていたのでした。
変えませんけど。
しおりを挟む
作者:タカハシU太
プロフィール
公式サイト
公式X

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【短編アンソロジー】去りゆく影たち

タカハシU太
恋愛
出会いがあれば別れもある……そして時には再会も。 *** 各話完全独立した完結作品を掲載。 著者自選の短編集一覧です。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

漂流物

マスヨーニ
エッセイ・ノンフィクション
月を見て思った事

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

【完結】初めてアルファポリスのHOTランキング1位になって起きた事

天田れおぽん
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのHOTランキング一位になった記念のエッセイです。 なかなか経験できないことだろうし、初めてのことなので新鮮な気持ちを書き残しておこうと思って投稿します。 「イケオジ辺境伯に嫁げた私の素敵な婚約破棄」がHOTランキング一位になった2022/12/16の前日からの気持ちをつらつらと書き残してみます。

アイドルグループの裏の顔 新人アイドルの洗礼

甲乙夫
恋愛
清純な新人アイドルが、先輩アイドルから、強引に性的な責めを受ける話です。

服を脱いで妹に食べられにいく兄

スローン
恋愛
貞操観念ってのが逆転してる世界らしいです。

処理中です...