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第141回『脚本家は作家ではなくライターであるべき……という持論』
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ワタクシの脚本家としての方針。
それはシナリオ作家ではなく、シナリオライターでいようと。
脚本家がやりたいものを書くのではなく、クライアントがやりたいものを書く。
脚本家が面白いと思うものを書くのではなく、クライアントが面白いと思うものを書く。
個性とか作家性とかいらない。
いらない……といっても、無意識のうちににじみ出てしまうことはありますが。
とにかく、クライアントファースト。
医者が患者を治療するように。
探偵が依頼人の調査を遂行するように。
水漏れを水道業者が直すように。
自分のやりたいことを書きたいなら、自分でお金を出せばいい。
他人様のお金でやるのだから。
もちろん、これこれこういうのはどうですかという提案はしてみます。
それでダメなら相手の意見に沿って。
逆に相手がワタクシの提案に面白がって乗ってくれる場合もあります。
これは商業でも自主でも同じ。
たとえ、こんな内容では観客からそっぽを向かれる、否定的な感想になるというひどいものでも、クライアントがやりたいなら、それでいく。
ワタクシにとってのお客さんはというのは、見てくれる観客ではなく、依頼してくれる、ギャラを払ってくれるクライアントなんです。
こんな考え、よくないと思う脚本家は大勢いるでしょう。
そういう脚本家は自分のやり方でやっていけばいいと思います。
ワタクシはそういうスタンスでやっているから、これだけの本数を実現させているのかもしれません。
それはシナリオ作家ではなく、シナリオライターでいようと。
脚本家がやりたいものを書くのではなく、クライアントがやりたいものを書く。
脚本家が面白いと思うものを書くのではなく、クライアントが面白いと思うものを書く。
個性とか作家性とかいらない。
いらない……といっても、無意識のうちににじみ出てしまうことはありますが。
とにかく、クライアントファースト。
医者が患者を治療するように。
探偵が依頼人の調査を遂行するように。
水漏れを水道業者が直すように。
自分のやりたいことを書きたいなら、自分でお金を出せばいい。
他人様のお金でやるのだから。
もちろん、これこれこういうのはどうですかという提案はしてみます。
それでダメなら相手の意見に沿って。
逆に相手がワタクシの提案に面白がって乗ってくれる場合もあります。
これは商業でも自主でも同じ。
たとえ、こんな内容では観客からそっぽを向かれる、否定的な感想になるというひどいものでも、クライアントがやりたいなら、それでいく。
ワタクシにとってのお客さんはというのは、見てくれる観客ではなく、依頼してくれる、ギャラを払ってくれるクライアントなんです。
こんな考え、よくないと思う脚本家は大勢いるでしょう。
そういう脚本家は自分のやり方でやっていけばいいと思います。
ワタクシはそういうスタンスでやっているから、これだけの本数を実現させているのかもしれません。
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