【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第135回『音声だけで映画鑑賞？』

去年の夏のこと。
１エピソードを担当した某オムニバス映画。
これが上映される際に、ワタクシもトークショーに登壇することになって。
でも、全話、見ていなかったんです。
自分が担当したエピソードだけは、上映の２年前にサンプルで見ていたのですけれど。
だけど、手元に全話収録してあるＤＶＤがありまして。
トークショーまでに見ようと思っていたのに、締め切り破りの猛烈な追い込みの真っ只中で、そんな余裕は一切なし。
こうなったら、禁断の今流行りの倍速で見てみようかなと。
だけど、我がパソコンでＤＶＤを視聴するソフト、倍速がない。
というより、倍速でも見るなら執筆できない。
だったら……執筆しながら、音声だけで観賞することにしました。
トークショーがおこなわれる日の昼間に自宅で。
映像がないので、当然ながら、内容はちんぷんかんぷん。
でも、最後まで聞きましたよ。
一話のみ、会話劇なのか、ずっとセリフのやりとりなので分かりましたけれど。

というわけで、結局、中身は分からないまま、トークショーに参加しました。
見ていなくても、トークにはまったく影響ありませんでしたね。
そしてあれから半年近く経ちましたが、いまだに全話見ていません……。