【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第86回『打ち合わせは2時間が限度……』

ワタクシ、昔から打ち合わせが2時間を超えると、そこで思考が停止してしまいます。
電池切れ。
知力、気力、体力が尽きて。
対面でも電話でもオンラインでも。
特に対面の場合は移動する間に消耗して。
さらに会ってから店探しとか、注文とか、本題に入るまでの雑談とか、それだけでもう終わりにしたいくらいに疲れ果ててしまいます。
オンラインをやり始めてからの効率の良さは助かっています。

打ち合わせが長くなる原因は、相手が漠然としたストーリーを考えてはいるもののまとまっておらず、さらに文章も苦手で口頭じゃないと無理な人。
いろいろ話しだして、内容があっちに行ったり、こっちに行ったり。
だったら、ワタクシが勝手に話を作り上げてしまいたいのですが、向こうは自身の頭の中ではできあがっているので任せてはくれなかったり。

長くなるもう一つの場合は、ホン直し。
提出したシナリオを事細かにチェックして、ダメ出し・修正依頼をしてくる時は延々と終わりません。
これは精神的にきついです。
これも文章で送ってきてくれたほうが直しはやりやすいですね。
耳から聞いてメモしても、そのメモが読み返すとぐちゃぐちゃと判読不能だったり、抜け落ちていたりすると、もう分かりません。

ホン直しやプロット執筆なんて、打ち合わせに要する時間よりも短い作業で終えてしまうこともありますから。
映画の上映なども2時間くらいじゃないですか。
学校の授業の一コマはもっと短い。
打ち合わせがあると、その日一日が潰れるし、対面だと翌日まで体調に影響が出てしまって。
というわけで、打ち合わせはできるだけ短くしていただけると本当に助かります……。