【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第85回『少なくを目指すも、セリフを多くしてという要望……』

自分の脚本はセリフが多いというのが問題点。
少なくしたい、削りたいと思いつつも。
セリフを考えるのは、いつも手間取ります。
少しでもいいものにしたいと思って、なかなか進まず。
動きだけのト書きだと、スラスラいくのですが。
だから、会話劇よりアクションがいいなと。

そんなセリフの多いワタクシに、何人かの監督は手を入れて、さらにセリフを増やしてくる方々もいます。
まじかー。
いえ、監督がそうしたいのなら構わないのですが。

そして、少し前の出来事。
クライアントからもっとセリフを入れてくださいとの要望が。
無駄なやりとりを増やすのも嫌だし、エピソードを増やすわけにもいかないし、ちょっと難しい作業がありました。
増やしましたけれど。

以上は脚本の場合ですが、小説はまた違って……。