【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第62回『元ネタを明記して、新たな形で発表できたら……』

先日こちらに書いた創作日誌『構想15年以上、宮崎県の言い伝えとフランスの実話をミックスした「狭山市下水野の化け地蔵」観賞しました！』
https://www.alphapolis.co.jp/novel/207112395/119573885/episode/5856623

まず報告しておきますが、ワタクシは上映会場ではなく、出品中の海外の映画祭でオンライン上映がおこなわれたものを観賞しました。

改めて思うのは、映画としてきちんと成立していただき、深く感謝していると同時に、ミュージカルと最初から分かっていたなら、他のネタを用意していたのに……と悔やむべき点があったことです。
長谷川千紗さん主演で、明るく楽しい題材があったのに。
女子高校生2人が出てくる、明るく楽しい青春映画があったのに。
いや、この化け地蔵も独特の映画として、実にすごい作品に仕上げていただいていることは実感しております。

そして、元ネタの件です。
日本の原作と海外の実話の別々の2つをミックス。
江戸時代に書かれた宮崎での逸話。
16世紀のフランスの有名な事件。
日本のは、あの有名な作家が書いたというだけで話題になる。
海外のも、あの事件を日本で置き換えたというだけで注目される。
しかも現代劇で。
国内のみならず、外国の映画祭でも、もっとウケたかもしれません。

原作と実話がいったい何なのかとここに記そうと思いましたが、このネタ、他の人に使われてしまう可能性を考慮し、伏せることにしました。
そして小説なり何なりと、タイトルに明記して新たな形で発表できたらと思っています。

ちなみに、元ネタにホラー要素はありません。
ワタクシのオリジナルです。
化け地蔵も登場しません。
今回の映画で、たまたま地元にあったから、うまく取り入れることになった経緯です。

今後、書く時間があるのかどうか分かりませんが、まだまだ、このネタで広げていきたいと思います。