【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

第53回『コスプレ映画祭納品直前のバタバタ、そして完了……【ボクたちの制服は喪服だった】創作レポート』

オンライン上映中＆投票受付中（６月30日まで）のコスプレ映画祭『ボクたちの制服は喪服だった』
本作の創作レポート、今回で最終回です。
え？　たった５回？

2021年７月に応募して、今年３月納品まで……これだけの期間がありましたが、ワタクシ自身は作業にあまり時間を費やしていないような。
つまり、監督のほうが大変だったわけです。

さて、３月下旬に完成した映画を納品ということだったのですが、詳細不明なことが多くて。
全貌が伝えられたのが、納品２日前。
ワタクシは出勤中だったので、中身を知ったのは日をまたいでから。
そこで、いろんなデータを提出しなければならないことを知り。
監督はギリギリまで仕上げ中だったはず。
ワタクシはワタクシでその時、別件２件のしめきりあり。
とにかく急いで、あらすじとキャッチコピーを作りました。
監督はスタッフ・キャストのデータとか。
劇中写真の確認や許可には時間がかかっているみたいで、後回し。
そして納品当日の午後、完成版データが届き、どうにか提出。
もうバタバタでした。
いや、一番大変だったのは、監督だと思いますが。
そんな監督、気合いが入りすぎて、あとあとチラシまで作ってしまって。

そして４月、配信スタート。
それにしても、昨年夏の企画選出以来、他のチームが一体どうなっているのか、ほとんど不明でした。
こうして作品一覧を見ると、当初に選出された企画が実現していなかったり。
陽の目を見ることができたのは、奇跡……じゃなく、スタッフ・キャストのおかげであります。

もう感無量なのですが、できれば、この先を作ってみたいです。
今回のパイロット版を同内容で、２倍のロングバージョンで作るのもいいのですが、この続きの物語を紡いでみたいなあと、ふと思いました。
『ボクたちの制服は戦闘服だった／異世界コスプレ戦記』なんてタイトルで。

結果は、８月６日・７日に名古屋で開催される世界コスプレサミットにて！