【作家日記】小説とシナリオのはざまで……【三文ライターの底辺から這い上がる記録】

タカハシU太

文字の大きさ
上 下
51 / 793

第50回『コスプレ映画祭に向けての第一関門は監督探しでした……【ボクたちの制服は喪服だった】創作レポート』

しおりを挟む
皆様、お忘れではありませんか?
オンライン上映中&投票受付中のコスプレ映画祭『ボクたちの制服は喪服だった』
創作レポートを書くと言いながら、一か月ぶりの更新となってしまいました。
あまりにもバタバタしすぎて。

前回は映画祭に企画を応募し、選出されたことを書きました。
そうそう、その選出された時のこと。
事務局からのメールが一切、ワタクシのアドレスに届かなかったのです。
原因不明。
だから、選出されたことも知らなくて、返信期限が過ぎてから電話がかかってきたことでようやく知りました。
危ない危ない。
以後、どうしてもメールが届かないので、メインのメールアドレスを別のものにしました。

その連絡が来て、数日後くらい、その週末に世界コスプレサミットがありました。
昨年の8月上旬ですね。
そこでワタクシも他の選出者の皆さんとともに、ZOOM出演することになりまして。
世界コスプレサミットって、すごく大きな規模の世界的に有名なイベントなんですね。
まったく知りませんでした。
会場である名古屋のオアシス21の様子をネットから見ていて、圧倒されました。
あ、このZOOM出演の日、ワタクシは作家チームの定例ZOOMミーティングがあって、その途中でコスサミへ出演し、また作家チームのもとへ舞い戻るということをやっていました。

まあ、そんなこんなで企画が選ばれたのですが、映画を作るということが現実となって焦りました。
他の選出者の皆さんはご自身で監督されます。
だけど、ワタクシは監督もプロデュースもできません。
さあ、どうしよう……。

誰か監督していただける方はいないかと、いろんな人の顔や名前が浮かびました。
でも、自主制作スタイルの映画で、他人からの請負をやってくれる人なんているのでしょうかと。
制作費は映画祭側から出してくれますが、それでも仕事としての収入分はありません。
どうしよう、どうしよう……。

コスサミが終わって数日以内のこと。(翌々日くらい?)
ちょうど、越坂康史監督とZOOM打ち合わせがありました。
脚本協力として、もう一人の方と『ストレンジデイズ2』の件で。
協力なので、ワタクシは一行も書かない立場です。
好き勝手に言いたい放題。
ああ、提出された原稿に対し、監督やプロデューサーがあれこれ言うのって、こういう感覚なんだと思いました。
とても気が楽~。

その時、越坂監督がこうぼやきました。
「高橋さんにも書いてもらいたいくらいだ」
「いいですよ」
「いや、高橋さんには別のものを、企画が通ったら書いてもらいたくて。スケジュール、どうなってる?」
「今、特撮A○を書いているくらいで……あと、コスプレ映画祭を作らなきゃいけないんですけど……」
「ああ、それ、俺がやるよ」
「ちょっと待ってください。プロットを読んでから判断してください」

……という流れがありまして、お互いの企画を交換したんです。
そうしたら、内容がものすごく似ていて。
越坂監督らしくない話。
それならぜひにと、コスプレ映画祭企画をお願いしました。
ちなみに、ワタクシへ依頼しようとしていた企画のほうは、ワタクシは一行も書かぬまま、企画が消滅しました。
素敵な話だったんですけどね……学園ファンタジー。

というわけで、昨年8月に監督が決定しました。
次はキャストです!
続きは……また!
しおりを挟む
作者:タカハシU太
プロフィール
公式サイト
公式X

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

サンタクロースが寝ている間にやってくる、本当の理由

フルーツパフェ
大衆娯楽
 クリスマスイブの聖夜、子供達が寝静まった頃。  トナカイに牽かせたそりと共に、サンタクロースは町中の子供達の家を訪れる。  いかなる家庭の子供も平等に、そしてプレゼントを無償で渡すこの老人はしかしなぜ、子供達が寝静まった頃に現れるのだろうか。  考えてみれば、サンタクロースが何者かを説明できる大人はどれだけいるだろう。  赤い服に白髭、トナカイのそり――知っていることと言えば、せいぜいその程度の外見的特徴だろう。  言い換えればそれに当てはまる存在は全て、サンタクロースということになる。  たとえ、その心の奥底に邪心を孕んでいたとしても。

アルファポリスでの『書籍化』はナニに魂を売ればデキる?

まみ夜
エッセイ・ノンフィクション
※夢多きお子様は、薄汚い大人にならないように、お読みにならないコトを推奨いたします。 ※個人の感想です。効果、効能を保証するモノでは、ございません。 ※転記は一切許可しておりません。また、引用には著作権法により厳密なルールが定められているので、ご注意ください。 自信満々に物語を書いて、早くも1500ポイント達成かと思っていたら、NEWが取れたら激減。 他の物語に負けないと思っていたのに、お気に入りも一桁、更新しても300ポイント以下。 では、「どうしたらいいか」を前向きに考察をするコラムです。 まずは、「1ページ目を読んでもらえるコトを目標」から始めましょう。 自分が書きたいことを好きに書いているダケで読まれなくていい、という方には無意味な駄文です。 書き手向けの内容ですが、読み専門の方には、より良い物語を探すヒントになる「かも」しれません。 表紙イラストは、lllust ACより、楠あかね様の「魔神」を使用させていただいております。

冤罪をかけられた上に婚約破棄されたので、こんな国出て行ってやります

真理亜
恋愛
「そうですか。では出て行きます」 婚約者である王太子のイーサンから謝罪を要求され、従わないなら国外追放だと脅された公爵令嬢のアイリスは、平然とこう言い放った。  そもそもが冤罪を着せられた上、婚約破棄までされた相手に敬意を表す必要など無いし、そんな王太子が治める国に未練などなかったからだ。  脅しが空振りに終わったイーサンは狼狽えるが、最早後の祭りだった。なんと娘可愛さに公爵自身もまた爵位を返上して国を出ると言い出したのだ。  王国のTOPに位置する公爵家が無くなるなどあってはならないことだ。イーサンは慌てて引き止めるがもう遅かった。

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

【完結】初めてアルファポリスのHOTランキング1位になって起きた事

天田れおぽん
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリスのHOTランキング一位になった記念のエッセイです。 なかなか経験できないことだろうし、初めてのことなので新鮮な気持ちを書き残しておこうと思って投稿します。 「イケオジ辺境伯に嫁げた私の素敵な婚約破棄」がHOTランキング一位になった2022/12/16の前日からの気持ちをつらつらと書き残してみます。

夫から「用済み」と言われ追い出されましたけれども

神々廻
恋愛
2人でいつも通り朝食をとっていたら、「お前はもう用済みだ。門の前に最低限の荷物をまとめさせた。朝食をとったら出ていけ」 と言われてしまいました。夫とは恋愛結婚だと思っていたのですが違ったようです。 大人しく出ていきますが、後悔しないで下さいね。 文字数が少ないのでサクッと読めます。お気に入り登録、コメントください!

子供時代の後悔

もっくん
エッセイ・ノンフィクション
大人になってから、ふとした瞬間に子供時代の言動を思い出して「あれは本当にひどかったな」と自己嫌悪に陥ることはありませんか。 なんであんな残酷なこと…。 思い出すたびに、一人で「うわあああ!」と叫びたくなることもある。 そんな子供時代の後悔の中から、記憶に残るエピソードを紹介していきます。

処理中です...