62 / 62
【オマケ】由幸の呟き:Chapter 15の・・・辺り。
しおりを挟む
たまーにこうして、誰かの呟きが入ることがあります(笑)
よりお楽しみ頂くために、本編を最後までお読みになってから、こちらをご覧頂くことをお勧めいたします。
なお、新小説「HOME」の連載も開始いたしました。
よろしければそちらもどうぞ★
******************************************************
桃野が絢んチの隣に引っ越してきたらしい。
最初そう聞いた時には「とうとう桃野が自覚して、コイツがそこまで行動したのか?!」と思ったけど、それはほんの一瞬で。
なーんだ。
本当に仕事で引っ越してきたのか。
なんで俺、がっかりしてんだろ。
おまけに。
桃野からは、(すごくわかりやすい)隠しきれない喜び幸せオーラが感じられるものの、
同時に妙に落ち着いた、冷静なオーラも漂う。
なんかちょっと違和感。
だから一応、飯島さんの言う「監視」の意味がちゃんとわかってるのか、絢の執筆モードのことに触れると
「わかってる」
と真顔で答えた。
きっと、これが桃野の冷静オーラの要因なんだろう・・・と、俺は推測する。
ま、すげぇ助かるけど。
でも、次の日の夜。
それが若干違う意味だった、と俺は知る。
TRRRRRRRRRRRRRR
電話してくるなんて珍しいな。
いつもなら、メッセージなのに。
「桃野?」
「由幸くん、いま話して大丈夫?」
「うん、大丈夫だけど。いまバイトから帰ってきて家だし。あ、もしかして絢の好きなヤツ、絢んチに出没した?」
「いや、そういう男は全然見当たらないんだけどさ・・・今のところだけど」
「じゃ、なに?」
「俺さ・・・なんかすごくヤバイ気がしてるんだよね・・・自分自身が」
「どういうこと?」
「俺、絢ちゃんチの隣に引っ越したでしょ?まぁそれは飯島さんからの提案なんだけど」
「うん」
「その前から少しずつ、自分がすごく心配性になってるのはわかってたんだけどさ」
「心配性?」
「うん、絢ちゃん心配性」
なんだそれ?
「ちょっと前にさ、絢ちゃんに、ちょっと心配になるようなこと言われて、その心配性が始まった気配はあったんだけど、それに輪をかけて、絢ちゃんのゼミの友達とか、飯島さんにも由幸くんにも心配になるようなこと言われたからさ、余計にね」
「絢に言われたことってなに?」
「あー、それは・・・飯島さんも知ってるし、由幸くんも聞いてるかもしれないけど」
「なんだよ?」
「絢ちゃんの引っ越しのこと、聞いてる?」
え?
あー、でも。
「それって直近の話じゃなくて、大学卒業した時の話だろ?」
「そうだけど・・・ちょうど「君に会えたら」の連載もドラマも終わるからタイミングいいって絢ちゃんが」
「だろうな。絢が銀座に留まる理由なくなるからな。前にマンションの契約が切れる話もしてたし」
「・・・だよね」
「なんでそれが桃野の心配性に繋がるんだよ?絢だって引っ越しくらいするだろ」
「でも絢ちゃん、南の島に行くって言ってるんだよ」
「は?南の島?」
南の島?に、なんかあったっけ?
祐と一緒に、南の島に行く約束してたとか?
聞いてねぇなぁ。
「俺、それ聞いた時、すごくショックでさ・・・絢ちゃんのコーヒー飲めなくなるし」
そこかよ?!
「そんなの自分でどうにかしろよ!オマエ、26だろ?!」
「頭ではわかってるんだけど、こればっかりはさ」
―――っていうか、桃野、ここまできてまだ自覚しないんだ。
ショックって、コーヒーのことじゃないだろ?!
絢が遠くに行っちゃうからだろ?!
コイツ、編集者やってるくらいなんだから、頭いいんじゃないのか?!
まぁ、この間陽子も電話口で、
「桃野くんは恋愛下手だからなぁ。あははは!」って、脈略なくひとりごと言って、爆笑してたけどな。
どういう意味なのか、聞きそこなったけど。
「で・・・絢のゼミの人たちはなんて言ってたんだ?」
「あーそれは・・・絢ちゃんが大学で変な男に狙われてるって・・・」
「え?!もしかして、ストーカー?!」
それは、まずいな・・・
「いや、そういう感じじゃないみたいなんだけど、すごくプッシュしてきてるみたいでさ。ま、絢ちゃんにはその気がなくて、周りの友達も守ってくれてるらしいんだけど」
なんだ、その程度か。
「じゃあほっとけよ。絢はそういうヤツに流されるようなタイプじゃないから」
「でも、大学ですごくモテるんだって」
「そりゃモテてるだろうな」
「え?!そうなの?!由幸くんから見ても?!」
「見りゃわかるだろ。桃野、わかってなかったのか?」
「や、やっぱ、そうなんだ・・・隆司くんたちもそう言ってたし・・・」
「絢はああいう性格だし祐がずっと囲ってきてたから自覚薄いけど、昔からモテてたよ」
「そ、そうなんだ・・・俺、全然気づいてなかったよ・・・」
「ま、ストーカーとか絢の好きなヤツが大学にいるとかだったら話は別だけど、そうじゃないんだったらほっといて大丈夫。絢は男に変に気を持たせるようなことしないから」
「んー、絢ちゃんの友達の話でも適当にあしらってる感じだったし、絢ちゃんも「虫よけ」なんていらないって言ってたし」
「虫よけ?」
「ん、俺を「ニセ彼氏」にしといた方が安全だから、って、話の勢いでちょっと強めに言っちゃったんだけどね・・・ま、うまくかわされて終わっちゃったけど」
桃野ぉ、オマエ本当に自覚してくれよ・・・
恋愛したことないガキじゃないんだからさぁ。
「おまけにそこにきて、飯島さんにも由幸くんにもプレッシャー掛けられて・・・あ、絢ちゃんが執筆中に記憶飛ぶのを見守るくらい、どうってことないんだけどね。俺がずっと傍にいればいいことだし」
「じゃ、なんでプレッシャーなんだよ?」
「だから、プレッシャーじゃなくて、絢ちゃん心配性なんだって!なんかさ、もうずっと傍で見てないとすごく心配で落ち着かないんだよ!」
それは・・・明らかに、ただの心配性じゃないだろ。
はぁ・・・もうウザいから「オマエは絢のことが好きなんだよ!」って、叫びたいのはヤマヤマだけど。
俺は、絶対に教えてやらないからな!
コイツが自覚しないと、意味ねぇんだよ!
「自分に娘ができたら、こんな感じなのかなぁ・・・こんな感じなんだろうなぁ。やだなぁ」
違うだろ!
「あんまり心配性が過ぎると、やっぱマズいよね。仕事なんだしさ・・・なんか担当者が作家を信頼してないみたいだし」
なんか呆れてモノも言えない・・・
「桃野さ」
「ん?」
「もしかして、心配性になるの、はじめて?」
「んー、そうだなぁ。こんなに心配性になったのは初めてかも・・・俺、年取ったのかなぁ。あ、和己がイタリアでパスポート盗まれた時はすげぇ心配したけど、あれはすぐ解決したからなぁ」
「・・・」
「あと、翔が事故で入院した時もすげぇ心配したけど、あれも結局は骨折だけで済んだからなぁ」
「オマエさ」
「ん?」
「彼女の心配とか、したことないの?」
「・・・ないなぁ」
「なんでだよ?心配にならなかったのか、いろいろと」
「いや、だって・・・」
「なんだよ?」
「別に好きで付き合ってたコ、いたことないしさ」
マジか。
どおりで桃野が・・・鈍いわけだ。
「モテるヤツはホントに・・・どうしようもねぇな」
「俺だってスキでやってたわけじゃないよ!だからここ最近頑張ってるんだしさぁ。はぁ・・・」
頑張ってる?
「なにを頑張ってる訳?」
「そういう子たちに流されないように、頑張って断ってるんだよ!すげぇ大変なんだからさ!」
へぇ・・・ここ、最近?
「ここ最近、って、どのくらい頑張ってんの?」
「そうだなぁ・・・絢ちゃんの担当を飯島さんから引き継ぐ話が来た時くらいだから・・・まぁ1年くらいかな。仕事も忙しくさせてもらってるし、絢ちゃんがマンションにいさせてくれるから、すげぇ助かってるよ」
はぁ。
また無意識かよ・・・
おまけに、1年無意識?
俺、いつまでコイツの話、聞くはめになるんだろ・・・
ま、こういう桃野は可愛いし、面白いけどさ。
なんかこういう、絢のことでウジウジするの―――祐を思い出させるしな。
でも、
桃野が泣くのを見るもの嫌だなぁ・・・
でも、こればっかりはなぁ・・・なるようにしか、ならないよなぁ・・・
祐、
オマエのパワーでコイツ、ちょっとどうにかできねぇ?
これじゃ、あまりに・・・ヘボすぎだろ?
桃野、オマエにすげぇ似てるから、
どうすりゃいいか、わかるだろ?
仮に―――オマエと違って、桃野が片思いに終わったとしても、さ。
よりお楽しみ頂くために、本編を最後までお読みになってから、こちらをご覧頂くことをお勧めいたします。
なお、新小説「HOME」の連載も開始いたしました。
よろしければそちらもどうぞ★
******************************************************
桃野が絢んチの隣に引っ越してきたらしい。
最初そう聞いた時には「とうとう桃野が自覚して、コイツがそこまで行動したのか?!」と思ったけど、それはほんの一瞬で。
なーんだ。
本当に仕事で引っ越してきたのか。
なんで俺、がっかりしてんだろ。
おまけに。
桃野からは、(すごくわかりやすい)隠しきれない喜び幸せオーラが感じられるものの、
同時に妙に落ち着いた、冷静なオーラも漂う。
なんかちょっと違和感。
だから一応、飯島さんの言う「監視」の意味がちゃんとわかってるのか、絢の執筆モードのことに触れると
「わかってる」
と真顔で答えた。
きっと、これが桃野の冷静オーラの要因なんだろう・・・と、俺は推測する。
ま、すげぇ助かるけど。
でも、次の日の夜。
それが若干違う意味だった、と俺は知る。
TRRRRRRRRRRRRRR
電話してくるなんて珍しいな。
いつもなら、メッセージなのに。
「桃野?」
「由幸くん、いま話して大丈夫?」
「うん、大丈夫だけど。いまバイトから帰ってきて家だし。あ、もしかして絢の好きなヤツ、絢んチに出没した?」
「いや、そういう男は全然見当たらないんだけどさ・・・今のところだけど」
「じゃ、なに?」
「俺さ・・・なんかすごくヤバイ気がしてるんだよね・・・自分自身が」
「どういうこと?」
「俺、絢ちゃんチの隣に引っ越したでしょ?まぁそれは飯島さんからの提案なんだけど」
「うん」
「その前から少しずつ、自分がすごく心配性になってるのはわかってたんだけどさ」
「心配性?」
「うん、絢ちゃん心配性」
なんだそれ?
「ちょっと前にさ、絢ちゃんに、ちょっと心配になるようなこと言われて、その心配性が始まった気配はあったんだけど、それに輪をかけて、絢ちゃんのゼミの友達とか、飯島さんにも由幸くんにも心配になるようなこと言われたからさ、余計にね」
「絢に言われたことってなに?」
「あー、それは・・・飯島さんも知ってるし、由幸くんも聞いてるかもしれないけど」
「なんだよ?」
「絢ちゃんの引っ越しのこと、聞いてる?」
え?
あー、でも。
「それって直近の話じゃなくて、大学卒業した時の話だろ?」
「そうだけど・・・ちょうど「君に会えたら」の連載もドラマも終わるからタイミングいいって絢ちゃんが」
「だろうな。絢が銀座に留まる理由なくなるからな。前にマンションの契約が切れる話もしてたし」
「・・・だよね」
「なんでそれが桃野の心配性に繋がるんだよ?絢だって引っ越しくらいするだろ」
「でも絢ちゃん、南の島に行くって言ってるんだよ」
「は?南の島?」
南の島?に、なんかあったっけ?
祐と一緒に、南の島に行く約束してたとか?
聞いてねぇなぁ。
「俺、それ聞いた時、すごくショックでさ・・・絢ちゃんのコーヒー飲めなくなるし」
そこかよ?!
「そんなの自分でどうにかしろよ!オマエ、26だろ?!」
「頭ではわかってるんだけど、こればっかりはさ」
―――っていうか、桃野、ここまできてまだ自覚しないんだ。
ショックって、コーヒーのことじゃないだろ?!
絢が遠くに行っちゃうからだろ?!
コイツ、編集者やってるくらいなんだから、頭いいんじゃないのか?!
まぁ、この間陽子も電話口で、
「桃野くんは恋愛下手だからなぁ。あははは!」って、脈略なくひとりごと言って、爆笑してたけどな。
どういう意味なのか、聞きそこなったけど。
「で・・・絢のゼミの人たちはなんて言ってたんだ?」
「あーそれは・・・絢ちゃんが大学で変な男に狙われてるって・・・」
「え?!もしかして、ストーカー?!」
それは、まずいな・・・
「いや、そういう感じじゃないみたいなんだけど、すごくプッシュしてきてるみたいでさ。ま、絢ちゃんにはその気がなくて、周りの友達も守ってくれてるらしいんだけど」
なんだ、その程度か。
「じゃあほっとけよ。絢はそういうヤツに流されるようなタイプじゃないから」
「でも、大学ですごくモテるんだって」
「そりゃモテてるだろうな」
「え?!そうなの?!由幸くんから見ても?!」
「見りゃわかるだろ。桃野、わかってなかったのか?」
「や、やっぱ、そうなんだ・・・隆司くんたちもそう言ってたし・・・」
「絢はああいう性格だし祐がずっと囲ってきてたから自覚薄いけど、昔からモテてたよ」
「そ、そうなんだ・・・俺、全然気づいてなかったよ・・・」
「ま、ストーカーとか絢の好きなヤツが大学にいるとかだったら話は別だけど、そうじゃないんだったらほっといて大丈夫。絢は男に変に気を持たせるようなことしないから」
「んー、絢ちゃんの友達の話でも適当にあしらってる感じだったし、絢ちゃんも「虫よけ」なんていらないって言ってたし」
「虫よけ?」
「ん、俺を「ニセ彼氏」にしといた方が安全だから、って、話の勢いでちょっと強めに言っちゃったんだけどね・・・ま、うまくかわされて終わっちゃったけど」
桃野ぉ、オマエ本当に自覚してくれよ・・・
恋愛したことないガキじゃないんだからさぁ。
「おまけにそこにきて、飯島さんにも由幸くんにもプレッシャー掛けられて・・・あ、絢ちゃんが執筆中に記憶飛ぶのを見守るくらい、どうってことないんだけどね。俺がずっと傍にいればいいことだし」
「じゃ、なんでプレッシャーなんだよ?」
「だから、プレッシャーじゃなくて、絢ちゃん心配性なんだって!なんかさ、もうずっと傍で見てないとすごく心配で落ち着かないんだよ!」
それは・・・明らかに、ただの心配性じゃないだろ。
はぁ・・・もうウザいから「オマエは絢のことが好きなんだよ!」って、叫びたいのはヤマヤマだけど。
俺は、絶対に教えてやらないからな!
コイツが自覚しないと、意味ねぇんだよ!
「自分に娘ができたら、こんな感じなのかなぁ・・・こんな感じなんだろうなぁ。やだなぁ」
違うだろ!
「あんまり心配性が過ぎると、やっぱマズいよね。仕事なんだしさ・・・なんか担当者が作家を信頼してないみたいだし」
なんか呆れてモノも言えない・・・
「桃野さ」
「ん?」
「もしかして、心配性になるの、はじめて?」
「んー、そうだなぁ。こんなに心配性になったのは初めてかも・・・俺、年取ったのかなぁ。あ、和己がイタリアでパスポート盗まれた時はすげぇ心配したけど、あれはすぐ解決したからなぁ」
「・・・」
「あと、翔が事故で入院した時もすげぇ心配したけど、あれも結局は骨折だけで済んだからなぁ」
「オマエさ」
「ん?」
「彼女の心配とか、したことないの?」
「・・・ないなぁ」
「なんでだよ?心配にならなかったのか、いろいろと」
「いや、だって・・・」
「なんだよ?」
「別に好きで付き合ってたコ、いたことないしさ」
マジか。
どおりで桃野が・・・鈍いわけだ。
「モテるヤツはホントに・・・どうしようもねぇな」
「俺だってスキでやってたわけじゃないよ!だからここ最近頑張ってるんだしさぁ。はぁ・・・」
頑張ってる?
「なにを頑張ってる訳?」
「そういう子たちに流されないように、頑張って断ってるんだよ!すげぇ大変なんだからさ!」
へぇ・・・ここ、最近?
「ここ最近、って、どのくらい頑張ってんの?」
「そうだなぁ・・・絢ちゃんの担当を飯島さんから引き継ぐ話が来た時くらいだから・・・まぁ1年くらいかな。仕事も忙しくさせてもらってるし、絢ちゃんがマンションにいさせてくれるから、すげぇ助かってるよ」
はぁ。
また無意識かよ・・・
おまけに、1年無意識?
俺、いつまでコイツの話、聞くはめになるんだろ・・・
ま、こういう桃野は可愛いし、面白いけどさ。
なんかこういう、絢のことでウジウジするの―――祐を思い出させるしな。
でも、
桃野が泣くのを見るもの嫌だなぁ・・・
でも、こればっかりはなぁ・・・なるようにしか、ならないよなぁ・・・
祐、
オマエのパワーでコイツ、ちょっとどうにかできねぇ?
これじゃ、あまりに・・・ヘボすぎだろ?
桃野、オマエにすげぇ似てるから、
どうすりゃいいか、わかるだろ?
仮に―――オマエと違って、桃野が片思いに終わったとしても、さ。
0
お気に入りに追加
18
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(3件)
あなたにおすすめの小説
ずぶ濡れで帰ったら彼氏が浮気してました
宵闇 月
恋愛
突然の雨にずぶ濡れになって帰ったら彼氏が知らない女の子とお風呂に入ってました。
ーーそれではお幸せに。
以前書いていたお話です。
投稿するか悩んでそのままにしていたお話ですが、折角書いたのでやはり投稿しようかと…
十話完結で既に書き終えてます。
【R18】十六歳の誕生日、許嫁のハイスペお兄さんを私から解放します。
どん丸
恋愛
菖蒲(あやめ)にはイケメンで優しくて、将来を確約されている年上のかっこいい許嫁がいる。一方菖蒲は特別なことは何もないごく普通の高校生。許嫁に恋をしてしまった菖蒲は、許嫁の為に、十六歳の誕生日に彼を自分から解放することを決める。
婚約破棄ならぬ許嫁解消。
外面爽やか内面激重お兄さんのヤンデレっぷりを知らないヒロインが地雷原の上をタップダンスする話です。
※成人男性が未成年女性を無理矢理手込めにします。
R18はマーク付きのみ。
今、夫と私の浮気相手の二人に侵されている
ヘロディア
恋愛
浮気がバレた主人公。
夫の提案で、主人公、夫、浮気相手の三人で面会することとなる。
そこで主人公は男同士の自分の取り合いを目の当たりにし、最後に男たちが選んだのは、先に主人公を絶頂に導いたものの勝ち、という道だった。
主人公は絶望的な状況で喘ぎ始め…
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【R18】もう一度セックスに溺れて
ちゅー
恋愛
--------------------------------------
「んっ…くっ…♡前よりずっと…ふか、い…」
過分な潤滑液にヌラヌラと光る間口に亀頭が抵抗なく吸い込まれていく。久しぶりに男を受け入れる肉道は最初こそ僅かな狭さを示したものの、愛液にコーティングされ膨張した陰茎を容易く受け入れ、すぐに柔らかな圧力で応えた。
--------------------------------------
結婚して五年目。互いにまだ若い夫婦は、愛情も、情熱も、熱欲も多分に持ち合わせているはずだった。仕事と家事に忙殺され、いつの間にかお互いが生活要員に成り果ててしまった二人の元へ”夫婦性活を豹変させる”と銘打たれた宝石が届く。
【R18】ドS上司とヤンデレイケメンに毎晩種付けされた結果、泥沼三角関係に堕ちました。
雪村 里帆
恋愛
お陰様でHOT女性向けランキング31位、人気ランキング132位の記録達成※雪村里帆、性欲旺盛なアラサーOL。ブラック企業から転職した先の会社でドS歳下上司の宮野孝司と出会い、彼の事を考えながら毎晩自慰に耽る。ある日、中学時代に里帆に告白してきた同級生のイケメン・桜庭亮が里帆の部署に異動してきて…⁉︎ドキドキハラハラ淫猥不埒な雪村里帆のめまぐるしい二重恋愛生活が始まる…!優柔不断でドMな里帆は、ドS上司とヤンデレイケメンのどちらを選ぶのか…⁉︎
——もしも恋愛ドラマの濡れ場シーンがカット無しで放映されたら?という妄想も込めて執筆しました。長編です。
※連載当時のものです。
隣の人妻としているいけないこと
ヘロディア
恋愛
主人公は、隣人である人妻と浮気している。単なる隣人に過ぎなかったのが、いつからか惹かれ、見事に関係を築いてしまったのだ。
そして、人妻と付き合うスリル、その妖艶な容姿を自分のものにした優越感を得て、彼が自惚れるには十分だった。
しかし、そんな日々もいつかは終わる。ある日、ホテルで彼女と二人きりで行為を進める中、主人公は彼女の着物にGPSを発見する。
彼女の夫がしかけたものと思われ…
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
こちらの作品をまた読みたい!と思った時、某サイトで思いつくキーワードを入れて探して諦めかけていたところでした。
また、好きな作家さんのひとつひとつの作品を探してようやくたどりつきました!
削除しないでありがとうございました!心に残る作品でしたので、また会えてまた読めてよかったです。こちらで、きちんと登録させていただきますね。
ありがとうございます。あれから少しずつですがサイドストーリーを追加しているので、そちらも楽しんで頂けると嬉しいです♡
別サイトで掲載されていた時からずっと読んでました!本当に大好きな作品です!もう読めないと思っていたので、このサイトで読めて本当に嬉しいです!
完結まで応援してます☺️
ありがとうございます☆とっても嬉しいです。
退会済ユーザのコメントです
ありがとうございます☆