[完]出来損ない王妃が死体置き場に捨てられるなんて、あまりにも雑で乱暴です
国の周囲を他国に囲まれたガーナードには、かつて聖女が降臨したという伝承が残る。それを裏付ける様に聖女の血を引くと言われている貴族には時折不思議な癒しの力を持った子供達が生まれている。
ガーナードは他国へこの子供達を嫁がせることによって聖女の国としての威厳を保ち周辺国からの侵略を許してこなかった。
各国が虎視眈々とガーナードの侵略を図ろうとする中、かつて無いほどの聖女の力を秘めた娘が侯爵家に生まれる。ガーナード王家はこの娘、フィスティアを皇太子ルワンの皇太子妃として城に迎え王妃とする。ガーナード国王家の安泰を恐れる周辺国から執拗に揺さぶりをかけられ戦果が激化。国王となったルワンの側近であり親友であるラートが戦場から重傷を負って王城へ帰還。フィスティアの聖女としての力をルワンは期待するが、フィスティアはラートを癒すことができず、ラートは死亡…親友を亡くした事と聖女の力を謀った事に激怒し、フィスティアを王妃の座から下ろして、多くの戦士たちが運ばれて来る死体置き場へと放り込む。
死体の中で絶望に喘ぐフィスティアだが、そこでこその聖女たる力をフィスティアは発揮し始める。
王の逆鱗に触れない様に、身を隠しつつ死体置き場で働くフィスティアの前に、ある日何とかつての夫であり、ガーナード国国王ルワン・ガーナードの死体が投げ込まれる事になった……………!
*グロテスクな描写はありませんので安心してください。しかし、死体と言う表現が多々あるかと思いますので苦手な方はご遠慮くださいます様によろしくお願いします。
ガーナードは他国へこの子供達を嫁がせることによって聖女の国としての威厳を保ち周辺国からの侵略を許してこなかった。
各国が虎視眈々とガーナードの侵略を図ろうとする中、かつて無いほどの聖女の力を秘めた娘が侯爵家に生まれる。ガーナード王家はこの娘、フィスティアを皇太子ルワンの皇太子妃として城に迎え王妃とする。ガーナード国王家の安泰を恐れる周辺国から執拗に揺さぶりをかけられ戦果が激化。国王となったルワンの側近であり親友であるラートが戦場から重傷を負って王城へ帰還。フィスティアの聖女としての力をルワンは期待するが、フィスティアはラートを癒すことができず、ラートは死亡…親友を亡くした事と聖女の力を謀った事に激怒し、フィスティアを王妃の座から下ろして、多くの戦士たちが運ばれて来る死体置き場へと放り込む。
死体の中で絶望に喘ぐフィスティアだが、そこでこその聖女たる力をフィスティアは発揮し始める。
王の逆鱗に触れない様に、身を隠しつつ死体置き場で働くフィスティアの前に、ある日何とかつての夫であり、ガーナード国国王ルワン・ガーナードの死体が投げ込まれる事になった……………!
*グロテスクな描写はありませんので安心してください。しかし、死体と言う表現が多々あるかと思いますので苦手な方はご遠慮くださいます様によろしくお願いします。
あなたにおすすめの小説
愛すべきマリア
志波 連
恋愛
幼い頃に婚約し、定期的な交流は続けていたものの、互いにこの結婚の意味をよく理解していたため、つかず離れずの穏やかな関係を築いていた。
学園を卒業し、第一王子妃教育も終えたマリアが留学から戻った兄と一緒に参加した夜会で、令嬢たちに囲まれた。
家柄も美貌も優秀さも全て揃っているマリアに嫉妬したレイラに指示された女たちは、彼女に嫌味の礫を投げつける。
早めに帰ろうという兄が呼んでいると知らせを受けたマリアが発見されたのは、王族の居住区に近い階段の下だった。
頭から血を流し、意識を失っている状態のマリアはすぐさま医務室に運ばれるが、意識が戻ることは無かった。
その日から十日、やっと目を覚ましたマリアは精神年齢が大幅に退行し、言葉遣いも仕草も全て三歳児と同レベルになっていたのだ。
体は16歳で心は3歳となってしまったマリアのためにと、兄が婚約の辞退を申し出た。
しかし、初めから結婚に重きを置いていなかった皇太子が「面倒だからこのまま結婚する」と言いだし、予定通りマリアは婚姻式に臨むことになった。
他サイトでも掲載しています。
表紙は写真ACより転載しました。
お認めください、あなたは彼に選ばれなかったのです
めぐめぐ
恋愛
騎士である夫アルバートは、幼馴染みであり上官であるレナータにいつも呼び出され、妻であるナディアはあまり夫婦の時間がとれていなかった。
さらにレナータは、王命で結婚したナディアとアルバートを可哀想だと言い、自分と夫がどれだけ一緒にいたか、ナディアの知らない小さい頃の彼を知っているかなどを自慢げに話してくる。
しかしナディアは全く気にしていなかった。
何故なら、どれだけアルバートがレナータに呼び出されても、必ず彼はナディアの元に戻ってくるのだから――
偽物サバサバ女が、ちょっと天然な本物のサバサバ女にやられる話。
※頭からっぽで
※思いつきで書き始めたので、つたない設定等はご容赦ください。
※夫婦仲は良いです
※私がイメージするサバ女子です(笑)
冤罪で処刑されたら死に戻り、前世の記憶が戻った悪役令嬢は、元の世界に帰る方法を探す為に婚約破棄と追放を受け入れたら、伯爵子息様に拾われました
ゆうき@初書籍化作品発売中
恋愛
ワガママ三昧な生活を送っていた悪役令嬢のミシェルは、自分の婚約者と、長年に渡っていじめていた聖女によって冤罪をでっちあげられ、処刑されてしまう。
その後、ミシェルは不思議な夢を見た。不思議な既視感を感じる夢の中で、とある女性の死を見せられたミシェルは、目を覚ますと自分が処刑される半年前の時間に戻っていた。
それと同時に、先程見た夢が自分の前世の記憶で、自分が異世界に転生したことを知る。
記憶が戻ったことで、前世のような優しい性格を取り戻したミシェルは、前世の世界に残してきてしまった、幼い家族の元に帰る術を探すため、ミシェルは婚約者からの婚約破棄と、父から宣告された追放も素直に受け入れ、貴族という肩書きを隠し、一人外の世界に飛び出した。
初めての外の世界で、仕事と住む場所を見つけて懸命に生きるミシェルはある日、仕事先の常連の美しい男性――とある伯爵家の令息であるアランに屋敷に招待され、自分の正体を見破られてしまったミシェルは、思わぬ提案を受ける。
それは、魔法の研究をしている自分の専属の使用人兼、研究の助手をしてほしいというものだった。
だが、その提案の真の目的は、社交界でも有名だった悪役令嬢の性格が豹変し、一人で外の世界で生きていることを不審に思い、自分の監視下におくためだった。
変に断って怪しまれ、未来で起こる処刑に繋がらないようにするために、そして優しいアランなら信用できると思ったミシェルは、その提案を受け入れた。
最初はミシェルのことを疑っていたアランだったが、徐々にミシェルの優しさや純粋さに惹かれていく。同時に、ミシェルもアランの魅力に惹かれていくことに……。
これは死に戻った元悪役令嬢が、元の世界に帰るために、伯爵子息と共に奮闘し、互いに惹かれて幸せになる物語。
⭐︎小説家になろう様にも投稿しています。全話予約投稿済です⭐︎
奪われる人生とはお別れします ~婚約破棄の後は幸せな日々が待っていました~
水空 葵
恋愛
婚約者だった王太子殿下は、最近聖女様にかかりっきりで私には見向きもしない。
それなのに妃教育と称して仕事を押し付けてくる。
しまいには建国パーティーの時に婚約解消を突き付けられてしまった。
王太子殿下、それから私の両親。今まで尽くしてきたのに、裏切るなんて許せません。
でも、これ以上奪われるのは嫌なので、さっさとお別れしましょう。
※他サイト様でも連載中です。
◇2024/2/5 HOTランキング1位に掲載されました。
◇第17回 恋愛小説大賞で6位&奨励賞を頂きました。
本当にありがとうございます!
まったく心当たりのない理由で婚約破棄されるのはいいのですが、私は『精霊のいとし子』ですよ……?【カイン王子視点】
空月
恋愛
精霊信仰の盛んなクレセント王国。
身に覚えのない罪状をつらつらと挙げ連ねられて、第一王子に婚約破棄された『精霊のいとし子』アリシア・デ・メルシスは、第二王子であるカイン王子に求婚された。
そこに至るまでのカイン王子の話。
『まったく心当たりのない理由で婚約破棄されるのはいいのですが、私は『精霊のいとし子』ですよ……?』(https://www.alphapolis.co.jp/novel/368147631/886540222)のカイン王子視点です。
+ + + + + +
この話の本編と続編(書き下ろし)を収録予定(この別視点は入れるか迷い中)の同人誌(短編集)発行予定です。
購入希望アンケートをとっているので、ご興味ある方は回答してやってください。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLScCXESJ67aAygKASKjiLIz3aEvXb0eN9FzwHQuxXavT6uiuwg/viewform?usp=sf_link
王太子から愛することはないと言われた侯爵令嬢は、そんなことないわと強気で答える
綾森れん
恋愛
「オリヴィア、君を愛することはない」
結婚初夜、聖女の力を持つオリヴィア・デュレー侯爵令嬢は、カミーユ王太子からそう告げられた。
だがオリヴィアは、
「そんなことないわ」
と強気で答え、カミーユが愛さないと言った原因を調べることにした。
その結果、オリヴィアは思いもかけない事実と、カミーユの深い愛を知るのだった。
〖完結〗私は旦那様には必要ないようですので国へ帰ります。
藍川みいな
恋愛
辺境伯のセバス・ブライト侯爵に嫁いだミーシャは優秀な聖女だった。セバスに嫁いで3年、セバスは愛人を次から次へと作り、やりたい放題だった。
そんなセバスに我慢の限界を迎え、離縁する事を決意したミーシャ。
私がいなければ、あなたはおしまいです。
国境を無事に守れていたのは、聖女ミーシャのおかげだった。ミーシャが守るのをやめた時、セバスは破滅する事になる…。
設定はゆるゆるです。
本編8話で完結になります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
初めまして
完結長編で調べてたどり着きました
とてもハラハラして
今まで読ませて頂いた他の作品とは違う
聖女物語で楽しませていただきました
とても素敵な作品を読ませて
頂いてありがとうございました
季節の変わり目です
体調などお気をつけください
感想ありがとうございました。
少しでも楽しんで読んでいただけたなら作者としては嬉しい限りです。
読者様の感想に、作者もドキドキし、勇気をもらっています。
急な気温の変化は体調に響きますね。気温の高い日が続く様ですので、うしいとマム様も良く水分をお取りになって熱中症予防をしてくださいね。
重ねてですが,素敵な感想をありがとうございました。
完結、おめでとうございます🎉。フィスティア、ケイトルと愛し愛されるハッピーエンドで良かったです😊。ルワンはその後、再婚しなかったんですね🤔。サーランも極刑免れてホント良かった😭。子供が居るなら少しはツラさも軽くなりますね😌。誰か良い人と巡り会えれば良いのですが😉。
おゆう様、最後までお付き合い下さりありまがとうございました😊
ルワンさんは彼の中で思う所があったのでしょうね。きっと一生涯にわたり国をまとめ上げる事に尽力し続けていったことと思います。
人の幸せも多種多様と思っておりますので、サーランさんにつきましてはお相手をつけないハッピーエンドも良いかなと思い書かせていただきました。
皆様の受け取り方はきっとそれぞれと思いますが、登場人物それぞれの幸せを暖かく見守って読んでくだされば作者冥利に尽きます。
沢山のコメントありがとうございました😭
国民が反乱起こしたら今度こそ間違いなく王は国ごと終わるでしょうね😅。自業自得ですから😌。
その通りだと思います😌
求婚も真っ直ぐなケイトルなら、真っ直ぐにフィスティアを愛してくれそうだね😊。
そうだと思います(*^^*)
聖女=王妃と国民が知れば、国民の怒りは王への不信感となって向かいそうだよね(笑)。自分で捨てたんだからさ(´・ω・`)。彼女は愛される場所に行くべきだよ。
そうだと思います。きっと国中から反感を買うのではないかと……
逃がした魚は大きいよ( ・`д・´)キリッ。
ありがとうございます。
そうですね、失って初めて分かることってありますもんね😊
ケイトルがヒーローだと良いな😳。ってか、フィスティアの立場ってどうなってるの?。八つ当たりで死体置き場に落とされたけど。死んだ事にはさすがになってないと思うけど。かといって離縁した事にもなってないだろうし。私的にはスワンにはお仕置きが必要かとヽ(`Д´)ノプンプン。
ケイトルさんを応援してくださりありがとうございます😊
少しずつですが、物語は動いております。きっとそれぞれラストまで頑張ってくれる事と、楽しみにして下さいますと嬉しいです♪
地獄に叩き落としたクソ男と顔会わせたくないよね😥。複雑だけど、あそこに落とされなかったら死者蘇生の力にはやっぱ目覚めなかったのかな?😅。
いつもありがとうございます。
きっとフィスティアさんも帰りたい様な帰りたくない様な複雑な気分で揺れまどっている事でしょう。トラウマ級の出来事だと思えますし。
フィスティアさんの力はしっかりと選定人が鑑定してくれていれば早めに分かっていたと思います。が、それをせずに聖女の力の大きさのみに注目されて、具体的な力の鑑定をスルーしてしまったのが大きな間違いだったと思えます。そして状況に流されて力の覚醒ですね。
どんな仕事でも疎かにしてはいけないな、と自分で書いてて思いました(´ー`)
思った以上にオレオン、やってたΣ(゚ロ゚;)。真っ黒黒!!。サーラン、どうなるんだろ(゚A゚;)。
はい、オレオンさん真っ黒です( ´△`)
かなりやってくれました。
サーランには幸せになってもらいたいものですが、もう少し先になりそうです(^-^;
まさかこんな流れで救出されるのか?(゚A゚;)。ってか、そんなとこに八つ当たりで落としたのが知られればルワンもタダじゃ済まないだろ(笑)。
感想ありがとうございます。
救出はもう少し先になりますが、もうそろそろです(´ー`)長かったです…
そうですね、ルワンさんはただでは済まないかと………
83話読んだら、ここに八つ当たりで落としたルワンも同じドン底を味わえと思ってしまいますねヽ(`Д´)ノプンプン。まあ、1回殺された男だけど(笑)。彼女はいつまでこの地獄に居なければならないんだ(´;ω;`)。
いつもありがとうございます。
私も余りにも可哀想になって来たので、そろそろ幸せにしてあげたいです٩( 'ω' )و
オレオン、ヤバイ人の香りがプンプン(笑)。
いつもありがとうございます。
ですよね(*^_^*)
ルワンは自分の八つ当たりだと認めてる訳だ。助けられなかった聖女よりも、そんな状態にした現場の指揮官とかの方がよっぽど責任有ると思う(笑)。
確かにそうですね。仕事内容があれなだけにやさぐれている人が多そうな職場です( ´△`)
自分がここに捨てた王妃の事は頭にもよぎらないんだ(¬_¬)。これとの元サヤは無くて良いと思う(笑)。
ルワンさんも色々といっぱいいっぱいだったのでしょう(´ー`)
ついに・・・(゚A゚;)。頭が取られたので事実上の完全敗北ですね・・・。たびたび行ってきた死者蘇生、戦況をひっくり返すにはまだまだ足りないですね。
その通りです。まだ戦力が足りませんね(^_^*)
ハッピーエンドタグ有るけどさすがに元サヤは無い、よね?🤔。捨てたのはあっちだし😅。
ハッピーエンド目指してます。
個人的には元鞘好きなんですが、数ルート考えておりまして……
お楽しみにして下さい(╹◡╹)♡
近衛が死体処理場に運ばれてくる時点で相当ヤバイ状況ですよね(゚A゚;)。しばらく緊迫した状況が続くのかな。
ありがとうございます。
もう少しだけ続く予定です(╹◡╹)♡
ようやくあらすじに追い付いた感じですかね?🤔。運ばれてきたのはきっと・・・(゚A゚;)。
感想ありがとうございます。
本当にやっと追いつきました。書いていても長かったです…そろそろ、きっと出てくると思います😌
素朴な疑問ですが、皇太子なら次は皇帝、皇太子妃なら皇后かなと。国王ならば、その前は王太子、王妃ならその前は王太子妃かと🤔。
ご指摘、ご質問ありがとうございました。私も書いていて迷う事があって調べて来たのですが、国や時代によってもトップに立つ身分によって呼び名は変わってきているようです。ご指摘のように王だとその前が王太子、皇帝だとその前が皇太子の様に。しかし、現在日本だと敬称が王、でも前身分の敬称を皇太子として表している事もあります。例えばイギリスは王室ですが、チャールズ皇太子という風に、、なので、深く考えずに使用してしまっている部分はあります(;´Д`A
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。