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88、初遺跡前夜 1 *
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「ウリー…」
「は……い…」
「少しは、慣れたか?」
ベッドの上で優しく響く、低い声……そして手も唇も優しく、ウリートの身体を休みなく行き来して…
「ヒュン………」
たまらなくなって甘える様に呼べば、ヒュンダルンは直ぐに身体を寄せて、熱く甘いキスをくれる。身体を辿る熱い手も、確かな目的をもって翻弄してくる行為も、全て慣れたわけでは無いけれど……
「あ…っ……痛く、は無いで、す…」
どう答えたら正解なのか…慣らされて行く行為に身体が快感を拾いやすくなってくる。直ぐに反応してしまうのは、きっとそのせいで…
今も、後ろに入っているヒュンの指が、気持ち良くてたまらない…
ゆっくり、中を確かめるみたいに、肉壁に沿って指を滑らせてくる…
「んっ…ぁ……」
眠ろうか、と言う時に始まってしまった睦み合いで、下衣だけ脱がされて、上衣は半分脱がされる中途半端な格好で、ウリートはうつ伏せにされ、ヒュンダルンの良い様に、身体を暴かれて行く…
チュゥゥ…と後ろから首筋に吸い付かれて、チリッと痛みが走る。それさえも、背を伝って腰に響いて、もっとして欲しいと言う様に、腰がうねってしまう。
「はっ………」
チュルリと、指が抜かれた……いつもなら、まだもう少し、慣らすために、もうやだって言うまで弄られるのに……
「ヒュン……?」
少し、寂しい……
「ウリー、なんて顔してる?辛くは無いだろう?」
「はい…」
どんな顔、してるんだろう?ヒュンが、ジッと見つめてくる……
「少し、頑張れ…」
優しく髪を撫でながらコメカミにキスしてくれた。
こんな時、髪を撫でられと、それだけで力が抜けそうになる。
「ん…っ?…あっ!…ヒュ、ン?」
力が抜け切った所で、ヌッと指より太い物が入ってくる。
たっぷりと香油がゆり込められていて、痛みはない…けれども、指には無いコブか突起の様な物が、中を刺激し出す。
「やっ…なん、です?…こ、れ…っ」
身をよじって後ろを向き、ヒュンダルンが手に持っているだろう何かを確認しようとして…グッと腰に力を入れてしまったら、それが余計に、グリッと更に奥へと入ってくる。
「あっ……ん…」
ヒュンダルンの指以外の感覚を知らないウリートはギュッとシーツを掴んで身悶えた。
「ウリーを傷つけたくは無いからな…もう少し、慣らさなければ…」
どうやら性具の一つらしいが、ウリートはまだ実物を手に取ってみた事はない。
クスクスと楽しそうなヒュンダルンは、与えられる刺激からどうしても逃げ出しそうになるウリートを宥める様に、右耳をくすぐる様に弄りながら、イヤーカフを触ってくる。
「くぅ……っ…」
いつもと違う、ヒュンダルンの指じゃ無い物が中を刺激してくる。それも、自分で力を入れる事で、刺激の度合いが変わってくるものだから、動くに動けない。
「ウリー、気持ちいいか?」
「い…や、です…取って……」
グリグリと、弱い所を刺激され、ピクピクとウリートの細腰が震えてしまう…
「痛くは無いのだろう?良く無いか?」
「わか、らな……」
知らない刺激に翻弄されて、勝手に震える腰に…
フッと、ヒュンダルンが微笑んだ気がする。
ウリートを宥めていた手が、スルリと前に回ってきた。そこは完全に立ち上がって張り詰めたまま萎える事なく、溢れる蜜を垂らして、シーツを濡らしている。その溢れる蜜を掬い取る様に、優しく先端をクルクルと撫でられた。
「んん…!」
「ここは、こんなにも良いと言っているぞ?」
そして、後ろに添えられていたヒュンダルンの手が、そっと挿入部に充てがわれて、グッと中に押し込まれる。
「あぅ!…あっ…ゃ、あ!」
グッと推される度にビリッとした感覚が走る…それが、余りにも強烈で……
「んぅ……や、ヒュ、ん…おさ、ないで…!」
「ここだな?」
非常にもヒュンダルンの手は止めってくれない…
それより更にリズムを付けて刺激してくるものだから声が止められなくて…
「んぅ…!!」
グリッと、中で一番強く刺激されて、背中が跳ねる…同時に達してしまった……
「ふっ…ぁ……ん…」
「上手くイケたなウリー…」
愛しそうに名前を呼んで、ヒュンダルンはウリートに深く口付ける。まだ達した余韻で、ビクビク震えるウリートの身体を宥める様に撫でさする。
「はぁ……ぁ…今……?」
陰茎を擦られていないのに初めて達してしまった……
「男の身体にも良いところがある。予習を怠らないウリー先生は良く知っているだろう?」
そんな事を耳元で言われてしまうと、一気に顔が熱くなる。
知識と、実戦はかけ離れ過ぎているんじゃないだろうか……こんなに、気持ちが良いなんて、知らなかった………
「ヒュン……!」
揶揄う様なヒュンダルンにウリートは軽く抗議する。
「悪かった…本当に嫌だったか?男でも、中で快楽を得ることができるから…」
「…………びっくり、しました………」
だって、いきなり入れてくるから…それにまだ入っているし………
「ウリー、俺のはこんなものじゃ無いぞ?だから、慣れよう?」
そんな事を言われたら、ウリートもこれ以上抗議できなくなる。赤くなった頬は既に真っ赤で、首筋まで巻き込んで白い肌を染め上げていた。
「嫌じゃ、無いです…………」
消え入りそうなウリートの声……ヒュンダルンに上げられる物ならば全部あげたい、与えられる物ならば残さず貰いたいって、そう心から思っているから…
「は……い…」
「少しは、慣れたか?」
ベッドの上で優しく響く、低い声……そして手も唇も優しく、ウリートの身体を休みなく行き来して…
「ヒュン………」
たまらなくなって甘える様に呼べば、ヒュンダルンは直ぐに身体を寄せて、熱く甘いキスをくれる。身体を辿る熱い手も、確かな目的をもって翻弄してくる行為も、全て慣れたわけでは無いけれど……
「あ…っ……痛く、は無いで、す…」
どう答えたら正解なのか…慣らされて行く行為に身体が快感を拾いやすくなってくる。直ぐに反応してしまうのは、きっとそのせいで…
今も、後ろに入っているヒュンの指が、気持ち良くてたまらない…
ゆっくり、中を確かめるみたいに、肉壁に沿って指を滑らせてくる…
「んっ…ぁ……」
眠ろうか、と言う時に始まってしまった睦み合いで、下衣だけ脱がされて、上衣は半分脱がされる中途半端な格好で、ウリートはうつ伏せにされ、ヒュンダルンの良い様に、身体を暴かれて行く…
チュゥゥ…と後ろから首筋に吸い付かれて、チリッと痛みが走る。それさえも、背を伝って腰に響いて、もっとして欲しいと言う様に、腰がうねってしまう。
「はっ………」
チュルリと、指が抜かれた……いつもなら、まだもう少し、慣らすために、もうやだって言うまで弄られるのに……
「ヒュン……?」
少し、寂しい……
「ウリー、なんて顔してる?辛くは無いだろう?」
「はい…」
どんな顔、してるんだろう?ヒュンが、ジッと見つめてくる……
「少し、頑張れ…」
優しく髪を撫でながらコメカミにキスしてくれた。
こんな時、髪を撫でられと、それだけで力が抜けそうになる。
「ん…っ?…あっ!…ヒュ、ン?」
力が抜け切った所で、ヌッと指より太い物が入ってくる。
たっぷりと香油がゆり込められていて、痛みはない…けれども、指には無いコブか突起の様な物が、中を刺激し出す。
「やっ…なん、です?…こ、れ…っ」
身をよじって後ろを向き、ヒュンダルンが手に持っているだろう何かを確認しようとして…グッと腰に力を入れてしまったら、それが余計に、グリッと更に奥へと入ってくる。
「あっ……ん…」
ヒュンダルンの指以外の感覚を知らないウリートはギュッとシーツを掴んで身悶えた。
「ウリーを傷つけたくは無いからな…もう少し、慣らさなければ…」
どうやら性具の一つらしいが、ウリートはまだ実物を手に取ってみた事はない。
クスクスと楽しそうなヒュンダルンは、与えられる刺激からどうしても逃げ出しそうになるウリートを宥める様に、右耳をくすぐる様に弄りながら、イヤーカフを触ってくる。
「くぅ……っ…」
いつもと違う、ヒュンダルンの指じゃ無い物が中を刺激してくる。それも、自分で力を入れる事で、刺激の度合いが変わってくるものだから、動くに動けない。
「ウリー、気持ちいいか?」
「い…や、です…取って……」
グリグリと、弱い所を刺激され、ピクピクとウリートの細腰が震えてしまう…
「痛くは無いのだろう?良く無いか?」
「わか、らな……」
知らない刺激に翻弄されて、勝手に震える腰に…
フッと、ヒュンダルンが微笑んだ気がする。
ウリートを宥めていた手が、スルリと前に回ってきた。そこは完全に立ち上がって張り詰めたまま萎える事なく、溢れる蜜を垂らして、シーツを濡らしている。その溢れる蜜を掬い取る様に、優しく先端をクルクルと撫でられた。
「んん…!」
「ここは、こんなにも良いと言っているぞ?」
そして、後ろに添えられていたヒュンダルンの手が、そっと挿入部に充てがわれて、グッと中に押し込まれる。
「あぅ!…あっ…ゃ、あ!」
グッと推される度にビリッとした感覚が走る…それが、余りにも強烈で……
「んぅ……や、ヒュ、ん…おさ、ないで…!」
「ここだな?」
非常にもヒュンダルンの手は止めってくれない…
それより更にリズムを付けて刺激してくるものだから声が止められなくて…
「んぅ…!!」
グリッと、中で一番強く刺激されて、背中が跳ねる…同時に達してしまった……
「ふっ…ぁ……ん…」
「上手くイケたなウリー…」
愛しそうに名前を呼んで、ヒュンダルンはウリートに深く口付ける。まだ達した余韻で、ビクビク震えるウリートの身体を宥める様に撫でさする。
「はぁ……ぁ…今……?」
陰茎を擦られていないのに初めて達してしまった……
「男の身体にも良いところがある。予習を怠らないウリー先生は良く知っているだろう?」
そんな事を耳元で言われてしまうと、一気に顔が熱くなる。
知識と、実戦はかけ離れ過ぎているんじゃないだろうか……こんなに、気持ちが良いなんて、知らなかった………
「ヒュン……!」
揶揄う様なヒュンダルンにウリートは軽く抗議する。
「悪かった…本当に嫌だったか?男でも、中で快楽を得ることができるから…」
「…………びっくり、しました………」
だって、いきなり入れてくるから…それにまだ入っているし………
「ウリー、俺のはこんなものじゃ無いぞ?だから、慣れよう?」
そんな事を言われたら、ウリートもこれ以上抗議できなくなる。赤くなった頬は既に真っ赤で、首筋まで巻き込んで白い肌を染め上げていた。
「嫌じゃ、無いです…………」
消え入りそうなウリートの声……ヒュンダルンに上げられる物ならば全部あげたい、与えられる物ならば残さず貰いたいって、そう心から思っているから…
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