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しおりを挟むリビングに行くと冷蔵庫からペットボトルの水を出して
コップに注いで水を飲む胡桃
飲んでいると後ろからぎゅーっと抱きしめてきた陸翔
『俺もちょーだい、』
「…っ///はい。」
いきなり耳元で話すからドキドキしてしまう
お水を注いで陸翔に渡すとゴクゴクの喉を鳴らして飲む陸翔
コップをシンクに置き胡桃の頬にちゅっとキスをする
『ありがとう。』
「ふふ、いいよ。」
陸翔は胡桃から離れようとせずずっとバックハグ
「ねぇ、離れてよ、」
『えーやだ。』
「やだじゃないの、、」
『離れたくねぇの。』
「何も出来ないじゃん、」
『いーじゃん。ほら、向こいこ。』
そう言って胡桃の手を引いてリビングの大きなソファーに座り
陸翔の脚の間に胡桃を座らせると
後ろからまた抱きしめてきてイチャイチャタイム♡
胡桃の首筋にしばらく顔を埋める
「んっ///ねぇ、、りくぅ?」
なかなかこっちを向いてくれない
「りく?」
『ん~?』
胡桃は陸翔の頬に右手をそっと撫でると
やっとこっちを向いてくれて目が合う
伏し目がちにゆっくりと胡桃の唇にキスをする
さっきの行為の時よりもゆっくりでねちっこくて
熱を持ったキスをして時折ちゅっちゅと小刻みのキスをしたり
甘い雰囲気が2人の空間に流れる
唇が離れると銀色の糸が繋がる
『こっち向いて?』
体ごと陸翔の方に向けると体育座りのように座っていた
私の脚を両側に開き自分の太ももに乗せて引き寄せる陸翔
「ん、やだ、」
『なんで?えろいよ?』
陸翔の大きいTシャツを1枚で着ているだけだから
Tシャツの裾がもうギリギリで下着が見えそうになっている
それを楽しむかのようにスーッと太ももを撫でる陸翔
「んっ、ぁ、、」
『かぁいい、』
「ふふ、かわいくなぁい、」
『えー、可愛いよ?』
そう言って胡桃の耳に髪の毛をかけて片方に寄せると
首筋にちゅぅーっと印を付ける
「ぁ、、んぅ、、もぉ、すぐ付けたがるんだからぁっ、」
『だぁって、胡桃はこれぐらいしとかなきゃ、』
そう言ってふわっと微笑む陸翔
そのふわっとした笑顔で胡桃も頬が緩んで
陸翔の首筋にもちゅぅーと印を付ける
「お揃いだね、」
『そうだな、、胡桃もうちょいこっち来て?』
と胡桃を自分の膝に座らせグッと引き寄せる陸翔
「ふふ、どうしたの?」
『ん~?いーから、』
「…っ、ねぇ、近い///」
『やなの?』
「やじゃないけど、、」
『じゃあ、いいじゃん。』
そう言って耳にちゅっとキスをするとビクンと震える胡桃
「んっ///」
『ふは、かわいぃ。』
「もぉ、、///」
ぎゅーっと抱きついてスリスリと首元で甘える胡桃
『疲れた?』
「ん、つかれた、」
しばらく抱きついたまま俺の首筋に顔を埋める
可愛すぎて頭を撫でていると寝息が聞こえてくる
顔が髪の毛に掛かっているからそっと撫でて退かしてみると
ぎゅーしたまま寝てる胡桃
陸翔は胡桃をそのまま抱っこして寝室へ向かいベットに寝かせた
『ごめんな、お前の事になると歯止めが利かないんだよ、』
はぁ、、なんでこうなっちゃうかな…我慢してたのに、、
また負担かけてしまった。
胡桃の事になると夢中になるし不安だし心配になる…
もっと俺だけを見てほしい。
俺ってこんな独占欲強かったっけ、
胡桃の頬を撫でながら言うと陸翔は寝ている胡桃が
起きないようにそっと寝室を出て行った
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