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前章
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◇魔王サイド◇
白き衣が濡れそぼり、張り付くその健康的な肌。我は誘われるままにユタの手を掴み一息の元引き寄せた。
「ふぁ、あっ」
水が冷たかったからか、刺激で硬さを見せる両の頂きに吸い付けば、途端にユタの口からは愉悦に溺れる合図の声。
「いきなり何っ……!?」
戸惑い見せる揺れ動く空の色。
空いている手で我の頭を掴んで引き剥がそうとした様だが、我は人の子の力程度ではどうにも出来ん。
「誘ったのはユタだ」
「??何言って、んっあ、ああっ!」
衣服の上から齧り付けば、普段と違う感触が耐えられなかったのだろう。ユタが瞳に雫を溜めて哭いた。
反られた腰に手をやり強く引き寄せより密着させた。
服越しに感じるユタの体温が艶めかしい。
「!!?立っ……!?」
ゴリッと擦れた猛りに、ユタが驚きの声を上げる。
「何を驚く。我をこの様にしたのはユタぞ」
「や、知らなっ」
腰の手をラインに沿って下げ、萎まりを隠す双丘を鷲掴み、我が想いを知らしめるべく押し付けた。
「……!」
息を呑む音と共に上がるユタの体温。そして押し付けた我が猛りにユタの小さき半身が首を擡げ返してきた。
「っふ、ユタもその気ではないか」
「っ、その気にさせたの、魔王の方だろ」
キッと強気に見つめ返す力強い情欲の瞳は、直ぐに見えなくなった。
ユタからされるキス。拙い啄みは、いつされても初々しく夢中にさせてくれる。
「ん……ん……っふ……う……」
ちゅ、ちゅうと粘膜が絡む音。
口内を開けてやれば差し入れられる熱い舌を、絡め取り交差させた。
「んちゅ……む、」
夢中になっているとユタが煩わしそうに眉根を寄せた。
もぞもぞと動く下半身を見れば、水に沈む下半身に服がへばり付いて絡まっていた。
動き辛かったのだな。
クスリと苦笑を漏らしたが、しかし折角のエロい姿のユタを堪能したい。何せエロい。
良く日に焼けた肌に張り付き滴る水滴が艶めかしい。赤く熟れたソバカスの散る顔が誠美味しそうでならない。実際に食んだらブルルと震えて美味だった。
という訳でユタには悪いがこのまま続行だ。
「む、はっ、はっ、まおー、脱ぎたいんだけど」
せめてと裾を手繰り持ち上げてやったのに上がる不満の声。
だから、上目遣いに眉根を寄せて口を尖らせるのは反則だと言うに。
「愛らしいユタをもう少し堪能したいのだ」
尖った口に吸い付き、八の字に弱り眉を作って間近に目を合わせる。
こうすればユタはよっぽど嫌でない限り我の意を汲んでくれるのだ。
ほれ、息を呑んだ後は視線を彷徨わせつつも好きにさせてくれる。愛しい人だ。
「少しだけだからな……」
「うむ」
良い返事を返したものの、さて。少しで済むかな?
きっとこの時の我には目に見えぬ悪魔の尾が見え隠れしていた事だろう。
剥き出しになった臀部を可愛がり、前立腺を刺激されたユタが泣きそぼる姿を堪能しながら思う。
されど反省も後悔する気は無い。
全てはユタが可愛すぎるのがいけない。
白き衣が濡れそぼり、張り付くその健康的な肌。我は誘われるままにユタの手を掴み一息の元引き寄せた。
「ふぁ、あっ」
水が冷たかったからか、刺激で硬さを見せる両の頂きに吸い付けば、途端にユタの口からは愉悦に溺れる合図の声。
「いきなり何っ……!?」
戸惑い見せる揺れ動く空の色。
空いている手で我の頭を掴んで引き剥がそうとした様だが、我は人の子の力程度ではどうにも出来ん。
「誘ったのはユタだ」
「??何言って、んっあ、ああっ!」
衣服の上から齧り付けば、普段と違う感触が耐えられなかったのだろう。ユタが瞳に雫を溜めて哭いた。
反られた腰に手をやり強く引き寄せより密着させた。
服越しに感じるユタの体温が艶めかしい。
「!!?立っ……!?」
ゴリッと擦れた猛りに、ユタが驚きの声を上げる。
「何を驚く。我をこの様にしたのはユタぞ」
「や、知らなっ」
腰の手をラインに沿って下げ、萎まりを隠す双丘を鷲掴み、我が想いを知らしめるべく押し付けた。
「……!」
息を呑む音と共に上がるユタの体温。そして押し付けた我が猛りにユタの小さき半身が首を擡げ返してきた。
「っふ、ユタもその気ではないか」
「っ、その気にさせたの、魔王の方だろ」
キッと強気に見つめ返す力強い情欲の瞳は、直ぐに見えなくなった。
ユタからされるキス。拙い啄みは、いつされても初々しく夢中にさせてくれる。
「ん……ん……っふ……う……」
ちゅ、ちゅうと粘膜が絡む音。
口内を開けてやれば差し入れられる熱い舌を、絡め取り交差させた。
「んちゅ……む、」
夢中になっているとユタが煩わしそうに眉根を寄せた。
もぞもぞと動く下半身を見れば、水に沈む下半身に服がへばり付いて絡まっていた。
動き辛かったのだな。
クスリと苦笑を漏らしたが、しかし折角のエロい姿のユタを堪能したい。何せエロい。
良く日に焼けた肌に張り付き滴る水滴が艶めかしい。赤く熟れたソバカスの散る顔が誠美味しそうでならない。実際に食んだらブルルと震えて美味だった。
という訳でユタには悪いがこのまま続行だ。
「む、はっ、はっ、まおー、脱ぎたいんだけど」
せめてと裾を手繰り持ち上げてやったのに上がる不満の声。
だから、上目遣いに眉根を寄せて口を尖らせるのは反則だと言うに。
「愛らしいユタをもう少し堪能したいのだ」
尖った口に吸い付き、八の字に弱り眉を作って間近に目を合わせる。
こうすればユタはよっぽど嫌でない限り我の意を汲んでくれるのだ。
ほれ、息を呑んだ後は視線を彷徨わせつつも好きにさせてくれる。愛しい人だ。
「少しだけだからな……」
「うむ」
良い返事を返したものの、さて。少しで済むかな?
きっとこの時の我には目に見えぬ悪魔の尾が見え隠れしていた事だろう。
剥き出しになった臀部を可愛がり、前立腺を刺激されたユタが泣きそぼる姿を堪能しながら思う。
されど反省も後悔する気は無い。
全てはユタが可愛すぎるのがいけない。
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