303 / 417
非日常に焦がれつつ、変わらぬ日常
しおりを挟む
またまた陰口を聞いた。「誰とは言わないけど、役立たずが多すぎて……」みたいに言われてる(もうちょっとマイルドな表現だけど、要するにそういう意味だろう)。
ターゲットを一人に絞って叩かないあたり、まだ優しいのか。私が通りかかったから私のこと言えないだけで、普段は絶対言っているんだろうけど。なんたって私はキングオブポンコツだもの。
あー。悲しい。消えたい。悔しい。腹立つ。虚しい。感情グルグル。
好きでポンコツやってるんじゃないやい。けど誰もポンコツを庇うことはできまい。
申し訳ないとは思うけれど、申し訳なさも怒りに変わってくる。
なんで好きなことで生きていけないんだ。なんで「好きなことを仕事にするのも楽じゃない」とか「好きと得意は違う」とか言うんだ。
なんでこんな世の中なんだ。まったり遊んで生きていきたいだけなのに、なんで。
私が頭悪いのか?
けどなんか妙に優しく、甘くしてくれる人たちもいるんだよなぁ。哀れんでくれているのかな。それともあの人たちにも裏があって、「本当に月澄狸には困ったもんだよ」って言ってるのかな。
「困っている」は問題であり相談であって、悪口ではない。悪口言われているんじゃなく、みんな困っているんだ。遠回しで、直接言ってこないから分からんけど、多分私に。
言いたいことあるなら直接言えよ! 結局陰でグダグダ言うだけの陰湿人間どもめが。
どこが課題でどうしてほしいのか、言ってくれればいいのに。でも言われたら動揺するんだろう、私は。
私だけじゃない、他の人だって陰口言われているじゃないか。誰でも言われるじゃないか。そこまで気に病むことない。自分のペースで頑張ればいい。と言ったって、おそらくこの職場で一番仕事が遅いの、私じゃないか。
疑心暗鬼だ。人間不信だ。
それでも私が悪い。悪いものは悪い。ああそうですよ、申し訳ありません。
……ダメだ、こんな態度じゃ。せめてもっとへりくだらないと。申し訳なさそうに、おとなしく、にこやかにしていないと。せめて……。
感情グチャグチャ。逃げられるものなら逃げたかったはずなのに、現状を変える勇気もない。弱くなった、いや元から弱い。
ポンコツに愚痴を吐く資格なんかない。愚痴が許されるのは、頑張っている人だけ。
ポンコツの頑張りなど認めてもらえない。実績、能力、結果がすべてでしょ。
もしも長年の引きニートから脱却して、なんとか頑張っているのだとしても、人並みじゃない中でがんばっているとしても、「だから何だ」という話であって、なんの評価もされないんでしょ。
「他人じゃなく自分と比べよう」とか言うけど、過去の自分と比べて良くなろうとしたって、結局世の中の基準は他人であって、私が100人中最下位だったら最下位。結果として足手まといになる、それだけでしょ。
昨日の自分より成長したからといって何になる? そのうち退化が始まる。
寝る前に泣く。ワーッと泣く。スッキリする、ということにする。
仕事中に泣いたら鼻ばかりかんで仕事にならなくて、余計タイムロスだからね。まぁ泣くけど。
死にたくない。生きたくない。消えたい。消えたくない。
働きたくない。遊んでいたい。あーあー。
ターゲットを一人に絞って叩かないあたり、まだ優しいのか。私が通りかかったから私のこと言えないだけで、普段は絶対言っているんだろうけど。なんたって私はキングオブポンコツだもの。
あー。悲しい。消えたい。悔しい。腹立つ。虚しい。感情グルグル。
好きでポンコツやってるんじゃないやい。けど誰もポンコツを庇うことはできまい。
申し訳ないとは思うけれど、申し訳なさも怒りに変わってくる。
なんで好きなことで生きていけないんだ。なんで「好きなことを仕事にするのも楽じゃない」とか「好きと得意は違う」とか言うんだ。
なんでこんな世の中なんだ。まったり遊んで生きていきたいだけなのに、なんで。
私が頭悪いのか?
けどなんか妙に優しく、甘くしてくれる人たちもいるんだよなぁ。哀れんでくれているのかな。それともあの人たちにも裏があって、「本当に月澄狸には困ったもんだよ」って言ってるのかな。
「困っている」は問題であり相談であって、悪口ではない。悪口言われているんじゃなく、みんな困っているんだ。遠回しで、直接言ってこないから分からんけど、多分私に。
言いたいことあるなら直接言えよ! 結局陰でグダグダ言うだけの陰湿人間どもめが。
どこが課題でどうしてほしいのか、言ってくれればいいのに。でも言われたら動揺するんだろう、私は。
私だけじゃない、他の人だって陰口言われているじゃないか。誰でも言われるじゃないか。そこまで気に病むことない。自分のペースで頑張ればいい。と言ったって、おそらくこの職場で一番仕事が遅いの、私じゃないか。
疑心暗鬼だ。人間不信だ。
それでも私が悪い。悪いものは悪い。ああそうですよ、申し訳ありません。
……ダメだ、こんな態度じゃ。せめてもっとへりくだらないと。申し訳なさそうに、おとなしく、にこやかにしていないと。せめて……。
感情グチャグチャ。逃げられるものなら逃げたかったはずなのに、現状を変える勇気もない。弱くなった、いや元から弱い。
ポンコツに愚痴を吐く資格なんかない。愚痴が許されるのは、頑張っている人だけ。
ポンコツの頑張りなど認めてもらえない。実績、能力、結果がすべてでしょ。
もしも長年の引きニートから脱却して、なんとか頑張っているのだとしても、人並みじゃない中でがんばっているとしても、「だから何だ」という話であって、なんの評価もされないんでしょ。
「他人じゃなく自分と比べよう」とか言うけど、過去の自分と比べて良くなろうとしたって、結局世の中の基準は他人であって、私が100人中最下位だったら最下位。結果として足手まといになる、それだけでしょ。
昨日の自分より成長したからといって何になる? そのうち退化が始まる。
寝る前に泣く。ワーッと泣く。スッキリする、ということにする。
仕事中に泣いたら鼻ばかりかんで仕事にならなくて、余計タイムロスだからね。まぁ泣くけど。
死にたくない。生きたくない。消えたい。消えたくない。
働きたくない。遊んでいたい。あーあー。
11
【うだつの上がらないエッセイ集】
生き物の話や夢の日記、思い出や星占いの話など、思いついたことを色々詰め込んだ連載です。
【良くも悪くも、星の回転は止まらない】
詩集です。すぐ読める短いものが多いです。20編で完結しました。
お気に入りに追加
4
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
男女について考える(ほとんど憶測と偏見とヒステリー)
月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
私は生物学も心理学も学んでいない、ただの学のない女だ。ついでに恋愛経験もない、さらには友達もいない。告白されたこともないし当然したこともない。そんなわけでこの連載は、浅い知識と経験から「なんとなく思ったこと」を感情的に書き連ねるだけのものになる。読んでも何の学びもなく、不快になるだけなのでご注意を。(※LGBTQについては分からないので、基本的に古い価値観オンリーで書きます。)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
『茜色に染まる心』
小川敦人
エッセイ・ノンフィクション
野村隆介、六十七歳。妻と死別して十年、孤独を仕事で紛らわせてきた彼の心が動き出したのは、ボランティア活動で出会った渚菜緒子という女性がきっかけだった。彼女の柔らかな笑顔や憂いを帯びた瞳に惹かれ、いつしかその存在が彼の胸に深く刻まれていった。しかし、菜緒子の左手薬指の指輪は、彼女が既婚者である現実を突きつけ、隆介の想いが叶わないものであることを示していた。
それでも、菜緒子と出会えたことは隆介にとって大きな幸せだった。彼女の些細な仕草や言葉が日々の活力となり、夕陽を見ながら彼女を想うことで心の温かさを感じていた。彼女の幸せを願う一方で、自分の心が揺れ動くたびに切なさを覚えた。
ある日、彼女との何気ない会話が心に残る。その後、図書館で出会ったカフカの詩が、彼の心を解き放った。「大好きと思える人がいることは幸せ」という言葉が彼の心を温かく包み込み、彼はその想いを受け入れることを学ぶ。
「出会えたことに感謝する」。隆介はこの恋を人生最大の宝物として胸に抱き、穏やかで清らかな喜びと共に、茜色の空を見上げる日々を大切にしていく。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた
兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる