三日坊主の幸せごっこ

月澄狸

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いまじん

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「◯◯歳になったら◯◯するもんだ」じゃなく、「◯◯がクリアできたね。じゃあ、次の目標、◯◯にしようか」というようなレベルアップ観(?)がいいと思う。人それぞれ歩く早さは違うのを、認めてもらえる社会構造(?)になってほしい。

 最初はずば抜けて早かった人も、後で行き詰まるかもしれないし、ゆっくりだった人が結果的に追い抜くかもしれないけど、それでもいい。なんでも大丈夫。止まっても大丈夫。
 競走はほどほどに。同じレベルの仲間と磨き合えばいいんだろう。多分。

 次のレベルに上がれたらハッピー。上がれなくてもまぁOK。みんなゆるゆる生きていけるようになってほしい。
 でも上がれた人には何かご褒美用意したらいいのかな。「レベルアップしてくれてありがとう」と。

 もっとゲームみたいに面白く生きられる、そんな世界は実現可能かな。
 ゲームだったら、途中で行き詰まっても、先へ進みたいと思う人が多いだろう。だって面白いから。クリアしたら楽しいから。自分に合わないゲームだなと思ったら、ソフトを変えるという方法もある。遊び方は自由。

 お金をもらうどころか払う一方のゲームであっても、人は夢中になれる。
 人生もあれくらい面白ければ、勝手にレベルアップしたくなるだろう。

 まずネットを利用してそういう「学校」みたいなのを作る、ってのはイケてるかもしれない。
 現状、落ちこぼれてしまった人は放置され、蔑まれるばかりで、一度ついて行けなくなると「ダメ人間」のレッテルを貼られ、悪循環に陥りやすいと思うから。「◯歳で◯◯できなかった」となると、自分を責めてしまうし、「◯歳にもなって……」みたいな概念が溢れていたら、息が詰まるから。

 大人とか子どもとか関係なく、みんなでみんなを育て合いっこする。その器を広げていく。
 という社会が理想……なのかなぁ。


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