三日坊主の幸せごっこ

月澄狸

文字の大きさ
上 下
46 / 417

しおりを挟む
 昨日はやや感情の波が大きかった。物語のネタを思いついてウハウハしてみたり、かと思ったら少し後には「私なんて仕事もできないしプライベートもクズだし、現実逃避のために生き物の観察をしたって、生き物たちにもストレスを与えているだけなんだ。誰からも歓迎されない、ネット活動だって芽が出る気配もない」と泣きそうになったり、その後は仕事仲間にいっぱい仕事のことで話しかけてもらって、ルンルンしながら帰り、夜は朝思いついたネタを膨らませてまたウハウハしたり。

 感情の波がひどい。笑っていた5分後には、何のきっかけもなく泣きそうになる。
 ということは今日は……と、月の満ち欠けカレンダーを確認してみるが、満月でも新月でもなく、どちらかというと半月。もう何も関係ないかも。

 思いついたネタは変態すぎて、使えるか使えないかビミョー。マイルドにしたら物足りないし、激しくしたら削除されそう。作者の妄想止まりになるかも。
 noteで有料で売るか……って、ただでさえいつもの投稿もさほど誰にも見られていないだろうし(「いいね=見ている」でもないはず)、通しで全話見ている人もほぼいないはず(暇なときに最新投稿を見てくださっているような。来てくださるフォロワー様もどんどん入れ替わる)。
 無観客状態で「番外編」「続編」みたいなのをやっても「?」となるだろうなぁ……。好みも人それぞれで、どぎついのは好まれそうにないし。

「仕事の話をしてもらうのが嬉しい」というのは少し寂しくもあるが、人生に劣等感しかないもので、プライベートについて聞かれると冷や汗をかく。仕事について喋ってもらう方が安心する。

 私が何の害もなく(=ネットで愚痴・陰口とか書いておらず)、収益も得ている表現者だったら、「実は私、イラストレーター兼マンガ家兼小説家兼写真家なんですよ~」とか胸を張って言えるんだけどなぁ。


しおりを挟む
うだつの上がらないエッセイ集(たまに自由研究)
【うだつの上がらないエッセイ集】

生き物の話や夢の日記、思い出や星占いの話など、思いついたことを色々詰め込んだ連載です。


良くも悪くも、星の回転は止まらない

【良くも悪くも、星の回転は止まらない】

詩集です。すぐ読める短いものが多いです。20編で完結しました。



ツギクルバナー
感想 41

あなたにおすすめの小説

友達の母親が俺の目の前で下着姿に…

じゅ〜ん
エッセイ・ノンフィクション
とあるオッサンの青春実話です

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

世界は何もくれないから 好きに生きていい

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
不安のプレゼントなら溢れているけどね。

男女について考える(ほとんど憶測と偏見とヒステリー)

月澄狸
エッセイ・ノンフィクション
 私は生物学も心理学も学んでいない、ただの学のない女だ。ついでに恋愛経験もない、さらには友達もいない。告白されたこともないし当然したこともない。そんなわけでこの連載は、浅い知識と経験から「なんとなく思ったこと」を感情的に書き連ねるだけのものになる。読んでも何の学びもなく、不快になるだけなのでご注意を。(※LGBTQについては分からないので、基本的に古い価値観オンリーで書きます。)

『茜色に染まる心』

小川敦人
エッセイ・ノンフィクション
野村隆介、六十七歳。妻と死別して十年、孤独を仕事で紛らわせてきた彼の心が動き出したのは、ボランティア活動で出会った渚菜緒子という女性がきっかけだった。彼女の柔らかな笑顔や憂いを帯びた瞳に惹かれ、いつしかその存在が彼の胸に深く刻まれていった。しかし、菜緒子の左手薬指の指輪は、彼女が既婚者である現実を突きつけ、隆介の想いが叶わないものであることを示していた。 それでも、菜緒子と出会えたことは隆介にとって大きな幸せだった。彼女の些細な仕草や言葉が日々の活力となり、夕陽を見ながら彼女を想うことで心の温かさを感じていた。彼女の幸せを願う一方で、自分の心が揺れ動くたびに切なさを覚えた。 ある日、彼女との何気ない会話が心に残る。その後、図書館で出会ったカフカの詩が、彼の心を解き放った。「大好きと思える人がいることは幸せ」という言葉が彼の心を温かく包み込み、彼はその想いを受け入れることを学ぶ。 「出会えたことに感謝する」。隆介はこの恋を人生最大の宝物として胸に抱き、穏やかで清らかな喜びと共に、茜色の空を見上げる日々を大切にしていく。

断腸の思いで王家に差し出した孫娘が婚約破棄されて帰ってきた

兎屋亀吉
恋愛
ある日王家主催のパーティに行くといって出かけた孫娘のエリカが泣きながら帰ってきた。買ったばかりのドレスは真っ赤なワインで汚され、左頬は腫れていた。話を聞くと王子に婚約を破棄され、取り巻きたちに酷いことをされたという。許せん。戦じゃ。この命燃え尽きようとも、必ずや王家を滅ぼしてみせようぞ。

アルファポリスユーザーと世間一般のズレ2

黒いテレキャス
エッセイ・ノンフィクション
アルファポリス登録して半年経っての印象

淫らに、咲き乱れる

あるまん
恋愛
軽蔑してた、筈なのに。

処理中です...